1stAl『WANDS』

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1stアルバム『WANDS』

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92年6月17日
1期唯一のアルバムで全6曲のミニアルバム編成。シングル2曲と新曲4曲で構成。大島康祐が在籍していた時期の唯一のアルバムで「寂しさは秋の色」以外は柴崎浩が1曲作曲で共作しているものの基本的に作編曲を大島康祐が一手に手掛けている。

なおスパコンスパコンと多用しまくっているが当サイトが勝手に作った造語であり音楽性の表現に対する知識と語弊が圧倒的に欠けているために一言で済ますマジックワードとして使用しているだけなので、他で使用しても何のことだか分かってもらえないと思うので他所では使わないように。

1.ふりむいて抱きしめて

2nd ふりむいて抱きしめて
2nd ふりむいて抱きしめて 92年5月13日 1期の3枚のシングルの中で唯一2曲とも大島康祐による作編曲=メンバー完全自作となったシングル。後にこの時点で候補曲として「時の扉」や「White Memories」が挙げられていた事が明かされ...

2.Cloudy Sky

作詞:上杉昇、作編曲:大島康祐
歌詞はあまり明るくなく葛藤が歌われているがサウンド自体は比較的ポップなスパコンサウンド。サビのメロディーもCloudy Skyの割にはけっこう爽快で青空が見えそうである。
★★★☆☆

Cloudy Sky
WANDS

3.寂しさは秋の色

1st 寂しさは秋の色
1st 寂しさは秋の色 91年12月4日 デビュー作。シングル発売(デビュー)に先駆けて「寂しさは秋の色」は11月にドラマのサントラ盤『HOTEL WOMAN Original Soundtrack』に収録されていたので厳密にはシングルカッ...

4.もう 自分しか愛せない

作詞:上杉昇、作曲編曲:大島康祐
タイトルそのままのサビの引きが強いスパコンサウンド。随所で見られる日本語→英語の歌詞の使い方が80年代流れのアーリー90’s感。
★★★☆☆

もう 自分しか愛せない
WANDS

5.Good Sensation

作詞:上杉昇、作曲:大島康祐・柴崎浩、編曲:大島康祐
1期唯一の作曲に柴崎浩が参加している楽曲。このためか冒頭がギターソロになっているほかギターが他の曲よりも目立っていて前面に出ている…がそれでもリズムはスパコンサウンド。当時の大島のサウンドメイクはかなり徹底しているが…確かにこの作風のままだとどうなっていたか…というのはある。ていうかこのアルバムに唯一クレジットされているメンバー以外のサポートミュージシャンがコーラス参加の岩切玲子(脱退した後に大島がSO-FIのボーカルにした人)だったりするし、もうこの時点で次を見据えていたのかもしれない。

ライブにおいては1995年のツアー「LIVE-JUNK#2 PIECE OF MY SOUL」では他の1期曲が全てセットリストから外れる中で今作だけ残され、93年12月の「VIDEO SHOOTING LIVE」、94年の「LIVE-JUNK#1 KEEP MY ROCK’N ROAD」でもやっていたので1期の曲で唯一のライブ皆勤だったようだ。『WANDS BEST LIVE&CLIPS』に収録されているのは「VIDEO SHOOTING LIVE」だが、解体時にリリースされた『BEST OF WANDS VIDEO HISTORY』では「LIVE-JUNK#2 PIECE OF MY SOUL」のライブ映像がしっかり残されている。「FLOWER」「Secret Night~It’s My Treat~」「DON’T TRY SO HARD」という作風激変の『PIECE OF MY SOUL』期の曲に続けて急に登場するが、ライブ映えする勢いがあるのも確かに感じられる。
★★★☆☆

Good Sensation
WANDS

6.この夢だけを…

作詞:上杉昇、作編曲:大島康祐
大島在籍時の大島曲では唯一のバラードナンバー。何が何でもスパコンスパコンするわけではなくさすがにバラードなのでスパコンしておらずおとなしい落ち着いたアレンジ。サビもしっとり抑え気味に進行していくが最後のラララパートが1番盛り上がるという構成。盛り上がってもスパコンしていない。
★★★☆☆

この夢だけを…
WANDS

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