食べた愛/あたしたち /aiko

2021年9月29日
初登場6位 売上2.0万枚

B09CZB273M

11ヶ月ぶりのシングルCD。

初回盤は恒例カラートレイ仕様。

8月18日の発売告知時は詳細不明でタイアップが決定していた「あたしたち」収録のみが明かされ、31日に収録内容詳細を告知、「食べた愛」タイアップ決定を告知、正式な単独配信ではなくシングルの枠を開放していく形で9月7日に「あたしたち」、9月20日に「食べた愛」が先行開放(配信)され、発売当日にC/W「列車」と表題2曲のインスト(カラオケ)までフル開放された。

1.食べた愛

編曲はトオミヨウ。しかし演奏には島田昌典が参加当初ドラムが打ち込みだったのを生に差し替えるなど現場で島田昌典中心に細かく変更をしていきそれを受けてトオミヨウが手を加えたとされている。初期からのベテランアレンジャーと1番新しく関わっているアレンジャーのやり取りという刺激的な制作現場だったようだ。そういえばGLAYの現場でもトオミヨウがアレンジャーとして参加しての亀田誠治が入ったままだったりもしたので、還暦前後のベテランアレンジャー達にとっても次の現役世代になるであろうトオミヨウには新鮮な感触や学びがあるのかもしれない。そろそろこの辺りのベテランアレンジャー陣が続々還暦突破してきてアレンジャーの世代交代も考えないといけない時期に差し掛かってきているしな…。

カルビー ポテトチップスCMソングでもあり、比較的ポップなノリではあるが…全体に薄めで軽くあまり印象には残らない。それでも今作の中ではこれが1番だったりもして…。
★★★☆☆

2.あたしたち

編曲は島田昌典。先のアルバムでもそうだったけど薄味気味なしっとりアレンジなのでトオミヨウかと思ったら島田昌典だった。一時期はJ-POPどっしりストバラの一端を担っていた島田昌典だが、明らかにトオミヨウに刺激を受けて抑えた作風に切り替えてきているのか。

バラード。楽曲の印象的にはバラード以外持てなかった。島田昌典がトオミヨウに合わせてくるとトオミヨウでも島田昌典でも正直あんまり変化ない感じになってきてしまった。良く聞けば島田昌典の方がどっしり感はあり、トオミヨウの方が線が細い感じはなんとなくあるんだけど…。
★★★☆☆

3.列車

編曲はトオミヨウOSTER projectと川嶋可能があっさりクビにィィィ

先行配信されていた表題2曲に対して今作のみ発売日に聞ける新曲となっていた。今作の中では最もノリのいい楽曲だがトオミヨウなのでやっぱり抑えめ。こういう軽快なポップロックだとやはりOSTER projectや川嶋可能の方が分があるのではないか。

今回も「食べた愛」のドラムが打ち込みだったのを生に差し替えたというし、これは近いうちにドラム打ち込みで更なる軽量化薄味化はあるかもしれないなぁ…。
★★★☆☆

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