対談レビュー第17弾 Beautiful Dreamer×unnamed Stories〜永遠の明日へ〜
コブクロ シングルレビューX(クロス)

柊朱雀->さて夏のオフ会時に決定した久々の対談。
MOMA->1年ぶりくらいですね。JetCHATが完全にご臨終してしまってからは初です。
柊朱雀->こちらとしてはマンセルさんとのコナン対談以来。まだまだ生き残っていくぜ!(笑)
MOMA->今回はベスト発売記念、復活記念ということでコブクロです。
柊朱雀->意外とね…初期シングルはここ最近で初めてちゃんと聴いたのが多かったり。
MOMA->聞き始めたのは「風」からです。それ以前は注目はしてなくてアコースティックブーム終わった頃に出てきたし1発屋だと思ってた(笑)
柊朱雀->聴き始めたのは「ここにしか咲かない花」という典型的20代前半リスナー。黒田=背が高いとしかそれより前は知らなかった(笑)
MOMA->だいたいそこらですよね。ドラマ主題歌連発もあって。
柊朱雀->当時J-POPを再び聴き始めた時期だったってのもありますね。
MOMA->大まかなところでは笹路正徳がプロデュースしていたのが「DOOR」まで、「永遠にともに」からセルフプロデュースです。
柊朱雀->05年以降のセルフプロデュース路線での壮大化がやはり振り返りのハイライトになりますかね。
MOMA->元々曲が長いんですよね。長いのはもう本来のもので。笹路さんはプロデュースするにあたって長い曲を削る作業もしたと言ってましたし。タガが外れて大作志向になっていくっていう印象です。それでは振り返っていきましょう。


1st YELL〜エール〜/Bell
2001年3月22日

YELL〜エール〜/Bell いきなりヒット

YELL〜エール〜

柊朱雀->デビュー曲ながら上昇で4位に。24万ヒット。
MOMA->この頃よくあるブレイクパターンでロングヒットしてました。
柊朱雀->当時なんか19の弟分か次世代19みたいな触れ込みだったみたいなのを聞いたことあるような…?
MOMA->90年代末期のゆず、19を筆頭にしたアコースティックブームが終息した頃にポンッと出てきた感じでした。時代はすっかりR&Bの中でまあよく売れたなぁ。
柊朱雀->しかし初っ端からORANGE RANGEの「花」デビュー曲から貫禄ありますねぇ。
MOMA->合言葉はパクろうぜ!の彼らの「花」のサビメロとこの曲のAメロとを並べてみるとあら不思議この曲はインディーズ時代の曲ではなく新たに書き下ろした曲みたいですね。
柊朱雀->いきなりストリングスっていう気合いの入れっぷりに改めて驚きました。曲調はアコースティック応援ソングながら。
MOMA->実は初期も特にシングルではストリングス多用してるんですよね。笹路さんのバランス感覚であんまり気にならないけど。
柊朱雀->いきものがかり「SAKURA」と同じような感覚で、デビューからもう完成された空気を感じるんですよね。初々しさでなく。黒田のメガネかけてないお兄ちゃんには初々しさ感じるけど。
MOMA->力強いですよね。不安が無い。まさに門出の1曲。
柊朱雀->今振り返っても力強いです。まさに売れるべくして売れた曲。
MOMA->当時はスルーしてたんだけどね(笑) あの日の私に蹴り入(略)

この曲の評価は…
MOMA
★★★★☆->最後の掛け合いボーカルが良い!
柊朱雀★★★★☆
->花びらの〜歌い出しから惹きこまれて励まされる!

Bell

MOMA->これ1stアルバムには入ってないんですよ、PVも無いんですよ。ベストがアルバム初収録で、その時初めてこんな曲があったのか!?って(笑) 
柊朱雀->正直昨日まで曲タイトル以外しっかりと存じ上げていませんでした(爆)
MOMA->「それでも電車は走り出す」しか印象に無いです
柊朱雀->キャッチーですがイントロから若干古臭さが漂っているような…。んでこっちにはストリングスが無いと。
MOMA->ストリングスは入ってます。バッチリと。
柊朱雀->メロディーの軽快さで気づいてなかった(汗)
MOMA->それくらい気にならない使い方なんですよ、この頃は(笑) クレジット見て、そういえばよく聞いたら鳴ってるなっていう曲が多いです。
柊朱雀->例えるなら近年のゆずの「お、久々に壮大じゃなくて変な事歌ってない曲ktkr!」みたいなイメージ。
MOMA->まあ別に何が悪いってわけじゃないけど、ベストには機械的に入っただけで明らかにA面扱いされてないよなぁっていう。ま、そんなわけであまり語る事がございません、ということで。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆
->ギターの音が確かにちょっとレトロかも。
柊朱雀★★★☆☆
->それでも電車は走り出す〜♪(早々コメントになってねぇ…)

収録アルバム:
1stアルバム『Roadmade』(『YELL』のみ)
1stベスト『ALL SINGLES BEST』(2曲とも)

2nd 轍-わだち-
2001年6月20日

轍-わだち- ライブでも定番

柊朱雀->最高15位。コブクロって4位デビューしたので最初から売れてたみたいな紹介をたまにされますが、ここから早速低迷の時期を迎えてます。
MOMA->やはり1発屋になったか…と思っていましたが、ちゃっかり弟はこの曲いいね!とか言ってここまでは聞いていた(笑)
柊朱雀->ここまで(笑)しかしヒットしてもおかしくねーだろな王道軽快フォークポップス。
MOMA->アコギの速弾きが印象的です。CDでも勢いありますよね。確か2人で1つのマイクに向かって歌ったんだっけかな。
柊朱雀->PVもストリートライブそのままでとてもいいです。ベスト盤では「street stroke」で更に力強くなりますね。
MOMA->インディーズ→シングル→ベストとスタジオ録音で現在入手可能な音源が3つ。違いは演奏のパワーアップと2番冒頭の歌い方が変わっていくこと。こないだTVで歌ってるの見たけど、2番のメロディーさらに変化してたな…。
柊朱雀->今ではしっかりとコブクロ人気曲の一つではないでしょうか。
MOMA->ライブでは定番のようだし、ストリートの面影を強く残す曲だと思います。この曲ある限りコブクロの原点はストリートなんだなと思える曲です。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★
->こういう曲をもっと聞きたい!
柊朱雀
★★★★☆->軽快なのに力強い。なんで当時ヒットしなかったんだ…。

収録アルバム:
インディーズ2ndアルバム『Root of my mind』(インディーズバージョン)
1stアルバム『Roadmade』(シングルバージョン)
1stベスト『ALL SINGLES BEST』(Strett stroke)


3rd YOU/miss you
2001年11月21日

YOU/miss you 初のラブソングも1発屋コースに…

YOU

MOMA->ここまで順調な1発屋コース。CDが売れなくなっていく時期だったので、最低売上ではないですが30位は最低位
柊朱雀->初のラブバラ。温かい一曲ですね。
MOMA->当時初のラブソングというのがウリでした。あれ「Bell」も一応恋の歌じゃ シングルとアルバムでは冒頭のストリングスが異なるんですが最初に聞いたのが2ndアルバムバージョンだったのでそっちのがなじみ深いです。今でもベスト聞いてるとこの曲の冒頭に違和感がある(笑)
柊朱雀->前2作の影に隠れますがこの曲もいい!歌詞も可愛らしくて理想の恋愛ですね。
MOMA->重厚ストバラと違って構えずにさらっと聞けるのがいいですね。
柊朱雀->ストリングスが優しさを引き立てているような。
MOMA->今では聞けない貴重な名曲です。
柊朱雀->ベスト当時地味とスルーしていたあの日の私に(略

この曲の評価は…
MOMA
★★★★☆->優しくてほんわかできるラブソング。
柊朱雀
★★★★☆->「支えるから」なんて言える女性に巡り合えたらいいなぁ…。

miss you

柊朱雀->ドラマ『科捜研の女』主題歌タイアップでのリカットでしたか。
MOMA->1stアルバム収録曲なんですが、全く印象に残っておらず、ベストに入ってて両A面だったの!?って(デジャヴ)
柊朱雀->歌謡曲っぽさすら漂うメロディーとキーボードの音でどことなくサザンっぽいです。
MOMA->わりと現在C/Wクラスで量産されているストバラと大差ないっていう印象しか…(汗)
柊朱雀->この時期の「科捜研」は観てなかったので同じ…
MOMA->見た事ないですがこういうドラマでしたっけ?
柊朱雀->大体終盤のバックでED曲が流れてる印象なのでそんな感じじゃないっすか…?サスペンスの後の和らげになれば
MOMA->確かに。しかしわざわざアルバム曲から掘り起こして起用しなくたって…。「風」まで待てなかったのか(笑)

この曲の評価は…
MOMA
★★☆☆☆->アーリー・ストバラ!
柊朱雀★★☆☆☆
->サザンっぽいって書いたら急に桑田さんに歌ってみてほしくなった(笑)

収録アルバム:
1stアルバム『Roadmade』(miss you)
2ndアルバム『grapefruits』(「YOU」grapefruits mix)
1stベスト『
ALL SINGLES BEST』(2曲とも)


4th 風
2002年2月14日

風 ロングヒットした初期の名バラード

柊朱雀->初登場25位ながら再びロングヒット。7万枚売れました。
MOMA->順位は前作に続くワースト2位だけど「YELL」並にロングヒットしてここで1発屋コースを脱出しました。それだけの力を持った勝負バラードだったと思います。俺もロングヒットしてるのを聞いていいなと思って手に取りました。
柊朱雀->サビは1度聴いたら忘れられないぐらいのインパクトがありますね。それだけの名曲所以か、ベスト発売時のMステ、06年の紅白歌合戦でも歌われました。その2回のテレビですぐ覚えていたのでそれだけ名曲だったということでしょう。
MOMA->06年紅白でこの曲は意外でした。過去曲なら「YELL」に行くと思ってました。まだ寒さの残る春の切なさというか淡い感じが素晴らしい。
柊朱雀->力強さや温かさから打って変わったもどかしさがビシビシと伝わってきます。
MOMA->ギターで弾きやすいコードとテンポだったので練習したけど、高くて声が出なかった思い出(笑)
柊朱雀->是非オフ会で(略

この曲の評価は…
MOMA★★★★★
->この曲は名バラードですが、アルバム未収録のC/W「そしてまた恋をする」はビックリするくらいロックなカッコいい曲です。
柊朱雀
★★★★☆->個人的に指折りでトップに入るほどではないのですが、一発で引き込まれる名曲なのは間違いないです。

収録アルバム:
2ndアルバム『grapefruits
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

5th 願いの詩/太陽
02年7月10日

願いの詩/太陽 唯一のCCCD(画像はCD再発盤)

願いの詩

柊朱雀->この年の高校野球テーマソング。
MOMA->コブクロ唯一のCCCD(後にCDで再発)。当時それが理由でスルーして、アルバムを待ちました。
柊朱雀->コブクロブレイク直後、周りで初期曲について1st以外で名前がよく出たのはこの曲でした。
MOMA->アルバムで聞いて感動しました。最高傑作です。
柊朱雀->夏の終わりを思わせる涼しく儚い感じが素晴らしいですね。
MOMA->「もしも僕があの頃の僕に手紙を出せるならどれくらい真実で書けるだろう」という歌詞が胸を打ちます。
柊朱雀->「もしも僕があの頃の僕に手紙を出せるならどれくらい真実で書けるだろう」というフレーズが印象的。
MOMA->凄いピタリ被った(笑)←注釈:ほぼ0.01秒くらいのタイミングで同時表示されました。
柊朱雀->このフレーズを共感できるようになるにはもう少し時間がかかるのかもしれませんが。
MOMA->当時高校3年生で共感していた俺って一体…(汗)
柊朱雀->人生悟り過ぎんだろ…。
MOMA->いや、3年が人生最高につまらなかったので、中学時代のワクワクしてた俺に手紙書いたらどれくらい真実で書けるだろうなぁ…って(笑)
柊朱雀->なるほど(笑)
MOMA->この曲スケールが大きく感じるけど4分ちょっとで終わるのが何気に凄い!凝縮されてます。
柊朱雀->まとめられてますよね。シリアスなのにさらっと聴ける。
MOMA->この曲をギターで練習しようと、オフィシャル弾き語り本買ったはいいけど、キーがE♭で見た事ないバレーコードの連発で一瞬で挫折したのも思い出(笑) ちょっと他の曲と変わった響きなのはE♭なんつー小渕さん曰く「使ったことが無い」キーのせいでしょう。
柊朱雀->カラオケでも難易度高そう…?
MOMA->高音が続くので最後ヘロヘロになりますねぇ。

この曲の評価は…
MOMA
★★★★★+1->歌詞、メロディー、アレンジ全てが最高。凝縮された4分は奇跡の時間
柊朱雀★★★★☆->同世代で高校時代野球をやっていたのならもっと共感できるのかも。

太陽

柊朱雀->転校生に恋した小学生を描いたアップテンポラブソング!異色!
MOMA->インディーズ3作のCDには入ってないですが、99年の曲で、ベスト盤での配置は「桜」に続く古い配置。転校生の子に惚れて毎年また転校されてしまうのを小学校6年間繰り返したという小渕さん驚異の実話が元に
柊朱雀->どんな小学校だよ…(汗)歌詞がとにかくもう小学生っぽくてかわいらしい。席替えのところでもうたまりません。小学生時代そんな恋したことなかったけどな!
MOMA->席替えっていうと小中学校の頃を思い出しますねぇ(すっかり遠い目)…
柊朱雀->小学校時代…もう後半以降半分以上記憶シャットアウトし…てる…
MOMA->小学校の音楽室をイメージしてアレンジで木琴とか鉄琴、トライアングルとかがさりげなく鳴っているのも効果的です。笹路さんのアイデアだったそうです。
柊朱雀->歌い終わりの小渕「転校しちゃった…」黒田「(笑)」も何だかいいですね(笑)
MOMA->さりげなくね(笑)
柊朱雀->他の曲ではなかなか見れないコブクロのポップな一面ですね。
MOMA->ここまでポップな曲は無いですねぇ。アップテンポだと力強い応援歌になりがちですし。

この曲の評価は…
MOMA
★★★★☆->シングルのアップテンポでは「轍-わだち-」に並んで好きな1曲。
柊朱雀
★★★★☆->SMAP「君と僕の6ヶ月」然り、こういう淡いストーリー系ラブソングには弱いです。

収録アルバム:
2ndアルバム『grapefruits』(2曲とも)
1stベスト『
ALL SINGLES BEST』(2曲とも)

6th 雪の降らない街
2002年11月13日

雪の降らない街 雪が降ってくるのが見える

柊朱雀->ウィンターラブソング。雪が降らない街に雪が降ってきたという何ともロマンチックな光景。
MOMA->当時の印象は2ndアルバムの勢いからはちょっと地味になったな、と。
柊朱雀->スケールを抑えている感じになりますね、ここからしばらくの間。
MOMA->ストリングスが北風を表現しているのが上手い!
柊朱雀->イントロからもう惹きこまれる。
MOMA->北風が吹き始めて雪が降ってきますよね。
柊朱雀->2番からはカップルが離れ離れになるのですが、これは遠距離恋愛かな?「白い雪が街に降りてきた 雪の降らない僕らの街に」ああこんな恋愛してみてええええええええええええええええええええぇ!!
MOMA->事情は描かれませんが、「離れ離れになっていく恋人同士の手の中に溶けゆく雪を想像しながら」書かれた曲だとか。
柊朱雀->最後は「この冬空を駆け抜けあなたに会いに行きたい」と、PVでも女性が会いに向かっているイメージなのでそうなのかなと。
MOMA->香椎由宇でしたっけ。
柊朱雀->あぁ、言われてみれば…。
MOMA->A面でバッチリ世界観を出しておきながら、C/Wの「The Big Man's Blues 」は黒田氏が身長でかいことをネタにしたブルースで吹いた(笑)
柊朱雀->それ聴いてみてぇ(笑)振り切れてるってレベルじゃねーぞ(笑)
MOMA->これ小渕が替え歌するシークレットトラックもあったなんて当時知らなかったなぁ。今度見かけたら買お。

この曲の評価は…
MOMA
★★★☆☆->この曲のストリングスの使い方は鳥肌立つほど凄い。
柊朱雀
★★★★★->冬×暖かいラブソング。サウンド。これからの時期に聴くと最高傑作級。

収録アルバム:
3rdアルバム『STRAIGHT
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

7th 宝島
2003年4月9日

宝島 レトロ・アップテンポ

柊朱雀->アップテンポロックですがちょいレトロ風味
MOMA->レトロな感じが少し好きになれなかった。
柊朱雀->これもブレイク直後当時の友人がカラオケで歌ってたかなぁ。どうにも煮え切らずに過ぎていくんですよね。
MOMA->高音張り上げ続けるんだけど、歌ってみてもきついだけでこうカタルシスが無い(笑)
柊朱雀->メロディー自体はポップで覚えやすいのですが、どうにもあまりリピートしない曲かも。前作まであれだけ絶賛してたのに(笑)
MOMA->秘密基地的なノスタルジー感も、ちょっと自分の少年時代や秘密基地感(?)とはズレていたのであまり共感はしなかったです。
柊朱雀->コブクロの少年っぽさって、ロマンがありますよね。共感はできないけど憧れるような。
MOMA->ありますね。今の少年少女たちに秘密基地はあるんだろうか…。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆
->ただ再びこういう曲が来ればストバラが来るよりは歓喜するかも?
柊朱雀★★★☆☆
->ぐう凡。

収録アルバム:
3rdアルバム『STRAIGHT
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

8th blue blue
2003年8月27日

blue blue(初回)  blue blue 地味な中にある良さ

MOMA->1番売れなかったシングル。一時的に当時のDEENと同じくらいの売上に!
柊朱雀->曲調も当時のDEENばりにシンプルですね(笑)
MOMA->3rdアルバムではこれが1曲目。今までと違って4番打者的な曲を揃えずトータル感が云々言っていたので意識的にやっていたようです。3rdはマジ地味で、2nd4thとの落差が凄い。
柊朱雀->PVで観ると「あれ、いいかも?」と思ったような気がしたけど…これがアルバム1曲目か…。
MOMA->「恋愛経験値」が「サイズ違い」っていう表現が斬新です。
柊朱雀->世界観はほのぼのなので今こういう曲がシングルで出るとひゃっほいするかもしれませんね確かに。
MOMA->改めて聞くと地味ながらアレンジが実にいいです。この辺りうまくまとめてくるのは笹路さんらしい(スピッツプロデュース時代からのイメージ)かも。コブクロアレンジでは想像できませんね。
柊朱雀->笹路さんももっと注目されるべきプロデューサーですね。功績は大きいですけど。

この曲の評価は…
MOMA
★★★☆☆->たまにはこういう曲もお願いします。
柊朱雀
★★☆☆☆->歌詞がいいんです。コブクロのラブソング。

収録アルバム:
3rdアルバム『STRAIGHT
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

9th DOOR
2004年5月12日

DOOR 行くしかないだろう

柊朱雀->インディーズ時代の曲で、黒田さん作詞作曲
MOMA->黒田さんが最初に作ったとされる入魂の1曲。「轍-わだち-」同様にスタジオ音源だけで3つあります。そして黒田曲では唯一のA面。それと笹路さんラストプロデュース
柊朱雀->「行くしかないだろう!」が非常に力強い言い聞かせ応援歌。
MOMA->作ったのはミュージシャンとしてやっていけるかも分からない頃でしょうし、それだけに物凄い決意を感じる1曲です。
柊朱雀->「自問自答を繰り返し思い悩み立ち止まるけど あの日夢見た輝きだけがまた僕の心を揺さぶるよ」というフレーズも相まって、今就活に向かっての時期に凄く心に来ます。
MOMA->「全てのものを手に入れるなんてできなくていい ただ一つ たった一つでいい」は内定に置き換えて応援歌にしている就活生が多そう。
柊朱雀->不安や恐れに足元をすくわれそうになる活動ですもんね。
MOMA->常識に翻弄されますからね。
柊朱雀->大学受験時代はレミオロメン「もっと遠くへ」に励まされてましたが、それよりももっと現実と向き合って。
MOMA->メロディーだけだと何だかモヤモヤしているんですが、この歌詞と力強い歌声が素晴らしいです。
柊朱雀->今聴くとこのモヤモヤしているのももがいている感じがしてグッドです。そして最高に力強い!
MOMA->CDでも歌い直すたびに演奏も声も力強くなっていきます。
柊朱雀->大体の人が聴いてるのは「〜The knock again〜」ですよね。ベスト盤の。
MOMA->そうですねぇ。シングルは売れてないけど「MUSICMAN SHIP」は再ブレイク途上でそこそこ売れはしました。ただ300万枚ですからね、ベストは。

この曲の評価は…
MOMA
★★★☆☆->黒田曲A面はまたあるかなと思ってたけど作曲ペースが全然上がらなかった(苦笑)
柊朱雀★★★★★
->これからの時期ライフソングになるかも。ベスト盤当時「何これ地味すぎね…」とスルーしていたあの日の(略

収録アルバム:
インディーズ2ndアルバム『Root of my mind』(インディーズバージョン)
4thアルバム『MUSIC MAN SHIP』(シングルバージョン)
1stベスト『
ALL SINGLES BEST』(The knock again)

トコブクロ 毎朝、ボクの横にいて。/
2004年9月23日

毎朝、ボクの横にいて。 オリジナルは軽快なTHE 所ジョージソング

柊朱雀->WONDAのCMソングで所ジョージとのコラボ作。
MOMA->作詞作曲は所ジョージでアレンジがコブクロです。
柊朱雀->大半のリスナーの間ではsweet drip mixが有名かと思いますが、元はかなり軽快なポップスです。
MOMA->当時はよくCMでかかってました。アルバム「MUSICMAN SHIP」初回DVDでPVやCM映像、メイキングが見れますが、そこにしかオリジナルが入ってないんですよ。アルバム未収録。
柊朱雀->俺もコブクロファンの大学の友人からこの機会に借りて初めて原曲聴きました(笑)全然違う曲でびっくり
MOMA->アルバムのボーナストラックとベスト盤のweet drip mixはコードもつけかえてコブクロのみで歌っている全くの別物です。mixって書いてあるけどversionですよね、これは。
柊朱雀->所さんの軽い粋なおっさんっぷりが存分に出た1曲ですが、sweet drip versionは…超王道のコブバラ(…?)。ミスチル「I'LL BE」みたいなものかな?
MOMA->あれ以上に違う気がします(笑) オリジナルはTHE 所さんって感じだし、とぼけつつも意外と深い歌詞がさらっと聞けますけど、sweet dripはくどすぎ(苦笑)
柊朱雀->しかし両方歌ってる人によってしっくりハマってるといえばハマってるのも凄いですね(笑)
MOMA->実は1週間後には佐藤竹善の「木蘭の涙」カバーにボーカル参加したり、コラボづいてました。
柊朱雀->黒田さんがメガネかけ始めたのもこの頃なんですね。
MOMA->「DOOR」のPVで初サングラスでしたが、ここからしばらくメガネ姿に。
柊朱雀->普通のメガネの黒田さんは地味に新鮮です(笑)
MOMA->元々は目が悪かったんだっけかな。
柊朱雀->代わりにグラサン全開の所さんとの組み合わせが絶妙なジャケット。
MOMA->元リーマンの小渕さんはやはりスーツが普通に似合う(笑)
柊朱雀->なんというか小渕さんは安定の存在感です(笑)

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->sweet dripだと★2つです。知らない人は是非オリジナルバージョンを!
柊朱雀★★★★☆
->2曲目にsweet drip mixが収録されていますが…ついつい1曲目に戻してしまいます(笑)

収録アルバム:
オリジナルバージョンアルバム未収録

4thアルバム『
MUSIC MAN SHIP』(C/WのSweet drip mix)
1stベスト『
ALL SINGLES BEST』(C/WのSweet drip mix)

10th 永遠にともに/Million Films
2004年10月14日

永遠にともに 再ブレイク

永遠にともに

柊朱雀->これ「みんなのうた」タイアップだったんですね。
MOMA->セルフプロデュース第1弾1st以来のトップ10復帰で再ブレイク。笹路さん離れた途端に再ブレイクってのがなんだかなぁ(苦笑)
柊朱雀->当時は自然に話題が出た感じだったんですかね?トップ10復帰となると。
MOMA->何か急に売れた感じでしたね。でも確かにかつてない曲が来た!って感じはしました。俺もそれまで欠かさずレンタルしつつ購入まではしていなかったのが、この後のアルバムいきなり購入しましたしね。
柊朱雀->聴き手を離さないサビに引き込まれます、今までの中でも一番。幸せ全開で。
MOMA->スタッフの結婚式のために歌ったウェディングソング。歌が前面に出ていてアレンジはシンプルですが、とにかくサビメロが強い。
柊朱雀->07年の陣内智則&藤原紀香結婚式の時にも陣内が弾き語りでこの曲を歌って脚光を浴びましたね。その後のあれやこれやで完全に微妙な思い出になってしまいましたが…。
MOMA->あの感動を返せと(笑)
柊朱雀->結婚式定番ソングにゆかりの深い人が離婚…となると一気に悲惨なイメージになりますよね(笑)
MOMA->縁起悪いかな?ってなりますしね。
柊朱雀->その記憶は置いておくとして、この後を考えてもコブクロラブソングの集大成、という気がします。
MOMA->1つの到達点ですね。
柊朱雀->翌年の本格ブレイクを考えると間違いなくターニングポイント。
MOMA->来るべくして再ブレイクした。それくらい強い曲です。

この曲の評価は…
MOMA★★★★★
->比較的地味なシングルが続いてただけに当時は何だいきなり凄すぎる!って思いました。
柊朱雀★★★★★
->KING OF コブクロのラブソングみたいな恋愛がしたいソング。

Million Films

柊朱雀->こちらはNTT西日本電報イメージソング。ブレイク後には楽曲がドラマ化されポテチのCMソングにも起用されて話題になりました。
MOMA->東日本ではOAされてませんが、CM映像は全てアルバムの特典DVDに入ってました。
柊朱雀->「100万枚のフィルムでも撮りきれないほどの思い出を」ってのが、もう。
MOMA->今作からのセルフプロデュース以降で2012年時点で2曲しか無いストリングス使ってないA面。バンドメインのアレンジがいいです。
柊朱雀->等身大な感じがしますよね。
MOMA->「君に寄り添ってるメロディを 五線紙みたいにぶら下がった電線の上並べてんだ」っていうミュージシャンな視点が好きです。
柊朱雀->もし「永遠にともに」が主役なら、この曲はその主人公のその後を描いたような曲。両A面なのでよりそう思えます。
MOMA->アルバム「MUSICMAN SHIP」は今までよりもロックな曲が多かったし、コブクロはこの曲みたいな路線を軸にして進んでいくんだろうなと思ったんですよ、当時は。
柊朱雀->なお、この後からの路線は…(続く)
MOMA->そういう意味ではまさしくこれぞコブクロ!な理想のサウンドなんですけど…どうやら違ってたみたいなんだよなぁ(汗)
柊朱雀->なので逆に完全にブレイクしてから聴いた側だと、こんなにもっとシンプルだったのか!と。
MOMA->こういう風なバンドサウンドだけでも多くの人を感動させられる名曲は作れるんですよ!
柊朱雀->魂の叫びが(笑)

この曲の評価は…
MOMA
★★★★★->セルフプロデュースの最高傑作!(1発目からかよ…)
柊朱雀
★★★☆☆->歌詞は凄く好きですが…。ここまで幸せ全開が続くとメンタルが…(←

収録アルバム:
4thアルバム『MUSIC MAN SHIP
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

11th ここにしか咲かない花
2005年5月11日

ここにしか咲かない花 スケール感が増した勝負バラードで更なる大ブレイク

柊朱雀->ドラマ『瑠璃の島』主題歌で一躍ブレイク。Mステにも「轍」以来の出演。
MOMA->40万枚を突破。これ以降研音所属俳優のドラマ主題歌がパターンに。
柊朱雀->当時「全力少年」がヒットしたスキマスイッチも10万越えた程度だったのでコブクロの40万、レミオロメンの80万越えは破格でしたね。
MOMA->こういう本当に大ブレイクっていう売れ方、今は完全に無くなりましたからね(空虚な目)。
柊朱雀->数字出なくなりましたからね(白目)
MOMA->(切り替え)ドラマも良かったし、実際に舞台の島に行って書かれただけあってドラマにもドハマリしてて最高でした。
柊朱雀->ドラマも名作でしたが、この曲も名曲。PVもいきなり金がかかって豪華に!(笑)まさにブレイクするべくしたブレイクでしょう。
MOMA->明らかに急にプッシュされた感もありますけどね。8ヵ月前は所さんとCM出るだけでもどうした!?凄い露出してるな!?とか驚いてたのに(笑)マジでドラマ主題歌かよ?っていう。
柊朱雀->ちょうど音楽再び聴き始めたシーズンに合致。その勢いに流れるように神憑り的なタイミングでのブレイクでした。それだけに当時聴いてたリスナーとしては衝撃だったんでしょうね。
MOMA->とにかく曲のスケールに圧倒されました。今思うとこれがストバラの始まりなんだけど(苦笑)、でも今聞いてもこの曲は格別ですね。
柊朱雀->ドラマというバックボーンがあるからなのでしょうが、グッと来る力強さです。セルフプロデュースにした途端何この解放感に近いものは。
MOMA->笹路さん…(汗)

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->この時期のコブクロは大作にしても全く飽きさせない自信と力強さがありました。
柊朱雀
★★★★☆->個人的にはコブクロ聴き始め原点

収録アルバム:
5thアルバム『NAMELESS WORLD
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

12th 桜
2005年11月2日、2006年2月8日(桜 Spring Package)

桜(初回予約限定盤)(DVD付)  桜(通常盤)  桜 Spring Package (初回→通常→Spring)原点

柊朱雀->正真正銘のコブクロ史上最初に作られた曲。前作を越える売上で、その後のアルバムでは80万枚を突破する大ヒットになりました。
MOMA->インディーズ盤にも収録されており、1stシングル候補でもあり、笹路さんとも実際にアレンジしていたけど見送られていた曲をセルフプロデュースで。
柊朱雀->翌年にはドラマ『Ns' あおい』主題歌に起用されましたね。
MOMA->それで別パッケージで再リリースもしてます。
柊朱雀->正直当時タイアップつけられた意味がよくわからなかったりも(汗)しかしこれが本当に最初に作られた曲ですか。嘘だろ
MOMA->小渕さんにとって黒田さんとの出逢いはそれだけの音楽への情熱を呼び覚ましたんでしょうね。
柊朱雀->勢いとかそういうのを飛び越えたスタンダードソング。今後コブクロで語り継がれていく曲は間違いなくこの曲なのではないでしょうか。
MOMA->特別な1曲ですよね。ただこの曲までが凄かったので、アルバムの凄い事になるぞと思ったら…。『NAMELESS WORLD』は気合が大作方面に行き過ぎちゃった…。
柊朱雀->そのアルバムは当時初めて借りたのですが、壮大な曲が多くて敬遠しちゃった(汗)
MOMA->大作志向ってあのアルバムで初めて使った(笑)
柊朱雀->MOMA用語の原点の一つだったんですね(笑)
MOMA->あとこの曲2012年熊木杏里がカバーしたんですけど、アレンジは笹路さんでした。まさか笹路アレンジがこんな形で世に出るとは。是非そちらも。
柊朱雀->この曲で紅白歌合戦に初出場したのも大きなトピックでした。レコ大は別に
MOMA->文字通り最初の1曲で紅白の舞台。これ以上のものはないですね。
柊朱雀->本当に格別のポジション…ということで
、★をつけるのを辞退させて頂きたい!(笑)

この曲の評価は…
MOMA★★★★★->これ以上ない最高のタイミングでのリリース。
柊朱雀☆ミ (辞退につき★が逃亡しました)
->星をつけるのも失礼なくらいに好きな曲とかとは別次元なポジション。

収録アルバム:
インディーズ2ndアルバム『Root of my mind』(インディーズバージョン)
5thアルバム『NAMELESS WORLD
1stベスト『
ALL SINGLES BEST

13th 君という名の翼
2006年7月26日

君という名の翼 評価真っ二つ

柊朱雀->ドラマ『レガッタ』主題歌。
MOMA->ドラマがね…(苦笑)見てないんですけど別の意味で記憶に。
柊朱雀->一応現在料理王子としてブレイクした速水もこみちの出世作の一つ…だと当時全話見てた俺はそう思ってる(笑)ドラマも主題歌も爽やかで凄くよかったのに何で両方コケたんだよと当時不満をたらしまくってた記憶が。
MOMA->当時としては驚異的な低視聴率で打ち切られたせいでネットスラングでドラマが打ち切られることが「レガる」と呼ばれるように。
柊朱雀->因みに挿入歌で起用されたダニエル・パウターはちゃっかり大ヒットしてたり。2012年からは「家族のうたる」とか言われるんでしょうかね(ボソッ
MOMA->03年にもっとヤバかった上戸彩が「ひと夏のパパる」って言われなくて良かったぜ
柊朱雀->夏にリリースされた夏全開の爽やかソングで未だにカラオケ頻出登場曲なのに、コケたのはアップテンポだったからか?
MOMA->当時からどこかしっくりこないんですよね。この手の曲待ってたはずだったのに。
柊朱雀->40万2作連続アルバム80万からの10万枚。
MOMA->当時はまだストリングスを気にしてなかったんですけど、今にして思えばこの曲ストリングス強すぎて全体的に小奇麗すぎるんですよ。曲の疾走感とアレンジがちょっと合ってないから違和感があったのかなと。
柊朱雀->同じ時期のレミオロメンの「スタンドバイミー」の方がストリングスと疾走感がマッチしていたのでそういう側面はあるかもしれないですね。
MOMA->あ〜あれは勢いありましたからね。サウンドと一体感があって。この曲は何か黒田さんのボーカルだけ勢いがあるんですよ。小渕さんせっかくエレキ持ってたのに鳴り方が凄い控えめで。
柊朱雀->サウンド面という意味ではライブに行ったらまた印象が変わる…のかも?
MOMA->とりあえずセブンネット盤のライブバージョン聞いてもあんまり…(汗)
柊朱雀->それでもやっぱり青春っぷりと当時中学3年生という時期がマッチしたのかな。個人的には思い入れが非常に強いです。ここで初めてコブクロの曲の好みに明確に違いが出ましたね(笑)ただ売上は微妙なコケ具合だったからか、ベスト盤が300万枚に迫る大ヒットを記録したからか紅白に選ばれたのは「風」でした。
MOMA->そうかこの年シングルはこれだけなんですよね。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆
->いい曲だけど何か物足りない。
柊朱雀
★★★★★->一番好きな曲候補筆頭。カラオケで歌いやすいのもいい!

収録アルバム:
1stベスト『ALL SINGLES BEST
6thアルバム『5296


絢香×コブクロ 1st WINDING ROAD
2007年2月28日

Winding Road 化学反応

柊朱雀->同じワーナー所属だった当時新人シンガーの絢香とコブクロが意気投合して結成。
MOMA->そういえばシングルで唯一購入したのがこの曲だ。フラっと立ち寄ったCD屋で買うなんていう当時既に珍しかった行為を。
柊朱雀->絢香もコブクロもバラードイメージが強かったので両者化学反応での大ヒットでしたね。年間11位
MOMA->これはいいですね。お互いバラードのイメージが強いところ、コラボでは勢いのある曲で。
柊朱雀->絢香もコブクロも偶然にもアップテンポシングルがコケていたので起死回生にも(笑)
MOMA->絢香にとっては最高売上を10万近く上回るヒット、コブクロにとっても前作の3倍以上ですからねぇ。コブクロアップテンポではダントツヒットか。
柊朱雀->曲調もひたすらにキャッチーながら今までの力強さよりも軽やかですーっと背中を押される曲です。
MOMA->歌が上手い人が3人揃うとまあ凄い事に。キャッチーだけどカラオケで歌うのは無理(笑)
柊朱雀->「道の先に〜♪」(by小渕)で初っ端から死にますね(笑)
MOMA->他の2人が割と余裕ある音域で歌っている中で、上ハモしてるもんだから限界ギリギリの高音連発で小渕さん無理しすぎという感じも(汗)
柊朱雀->このコラボでは小渕さんギター持ってないですもんね。この年の紅白歌合戦では絢香の出番後にタイムテーブルに無いコラボが披露されて驚いたというトピックも。
MOMA->そういえば歌ってましたね。
柊朱雀->コブクロはこの年最大ヒットを出しましたが絢香がいきなりコケ気味だった…という一面もありましたけどね(汗)音も賑やか。
MOMA->そうだ、絢香が紅白で歌った曲はC/Wで知らなかったっていう(汗)

この曲の評価は…
MOMA
★★★★☆->コブクロってブラスアレンジはほとんど使わないからそれだけで新鮮。
柊朱雀★★★★★
->非の打ちどころのない王道ポップソング。

収録アルバム:
2ndベスト『ALL SINGLES BEST 2
絢香2ndアルバム『Sing to the sky
絢香ベストアルバム『ayaka's History 2006-2009

14th 蕾
2007年3月21日

蕾 (初回限定盤)(DVD付) 蕾 (通常盤) 到達点

柊朱雀->月9ドラマ『東京タワー』主題歌。
MOMA->インディーズ時代の「遠くで・・・」に続く亡き母へ向けた曲。ドラマとテーマが合致した形ですね。
柊朱雀->最初月9史上に残る大コケと言われていましたが、右肩上がりで評判を呼んで主題歌も50万枚の大ヒット。年間3位。レコード大賞も受賞しました。
MOMA->初回から15%割ったけど持ち直したんでしたっけ。全く見てねぇ…(汗)
柊朱雀->結果的に月9全体が97年以来と思えるほど全て好評でしたね。
MOMA->2作連続もこみち主演でドラマも曲も対照的な結果になりましたね。…てかフジテレビ見ない某俳優、出てたのかよ…
柊朱雀->これ見てたからこそその人に疑問を当時感じ…
柊朱雀->で、曲はコブクロ史上最大の大作ですが、テーマの強さもあって違和感なく名曲。これまた別格だと思います。
MOMA->この曲が到達点みたいなことも言ってましたね。もうこれ以上掘り進められないところに行きついてしまったから次からは掘る場所を変えたみたいな。
柊朱雀->実際にレコード大賞まで受賞したので完全な頂点ですよね。国民的ポジションに上り詰めたような。
MOMA->CDは50万ですが、着うたで300万突破ですか。サビだけの切り売りで聞く曲じゃない気はしますが…まあ多くの人に届きましたからね。
柊朱雀->切り売りとしての着うたもそういえば当時最興隆でしたね…。その視点では語れないのですが。
MOMA->しかしこの曲で高校野球の入場行進(08年春大会採用)するのはさすがに無理が…(汗)
柊朱雀->重すぎる!一昔前の「世界に一つだけの花」もどうかとは思ったけど(汗)
MOMA->母さん俺ついにここまで来たよ…とか感慨にふけっている間にエラーしたんじゃたまったもんじゃない
柊朱雀->C/Wの「風見鶏」もシリアス大作ながら当時いいなぁと思って聴いてましたねぇ。
MOMA->大作志向が強まってたのでこのまま行くのかなぁ…という不満が芽生えていた時期で、当時の感想でもこの頃から不満の色が…。セルフ以降から聞いていた人にとっては単純に名曲連発だったんでしょうけど。
柊朱雀->それかブレイク以後聴き始めた人かね。俺含めての。
MOMA->それと「風見鶏」はアルバムにもベストにも入ったけど、間に挟まれた「彼方へ」もたまには思い出してあげてください

この曲の評価は…
MOMA
★★★★☆->力作にして名作であることは間違いないけど、好んで聞きまくる曲ではないです。
柊朱雀
★★★★☆->これも好きか嫌いでは一概に語れない名曲。

収録アルバム:
6thアルバム『5296
2ndベスト『ALL SINGLES BEST 2


15th 蒼く 優しく
2007年11月7日

蒼く 優しく (初回限定盤)(DVD付)  蒼く 優しく 珍しく後悔まで歌われている曲

柊朱雀->ドラマ『ドリーム☆アゲイン』主題歌。
MOMA->実に面白いドラマだった(笑)コブクロ主題歌でちゃんと見たドラマはこれが最後ですが…。
柊朱雀->これは…MOMAさんの当時の日記のドラマレビューを読んでいただけたら(笑)
MOMA->ジャイアンツクビになった挙句に天国のミスで死なされてしまった反町が別人に乗り移って再度ジャイアンツ入りを目指す物語ですが、天国の案内人がね…(笑)
柊朱雀->腐敗天国象徴。当時ドラマ観てないのにレビュー読んでて中盤から一気に観たくなってたまらなくなった(笑)
MOMA->最後、1話中盤〜最終話終盤まで全部無かった事にしてハッピーエンドになるミラクルとその時の演出の児玉清の手からオーラがバチバチして「はああああ!!」ってのが忘れられない(笑)で、曲ですが、そんな夢をテーマにした曲ですが、コブクロには珍しく挫折と後悔が歌われています。
柊朱雀->これもドラマに合わせてですかね。PVのイメージ通りサビで希望が見えるようなのがたまらなく好き!葛藤する歌なんですけどね。何か鼓舞されるような。
MOMA->「今よりずっと蒼く 優しく見えた空」っていうのが実に共感。
柊朱雀->「自分らしさを探して誰かの真似もしてみた 何かが違うんだよ」に共感した当時高校1年生。ちょうどBeautiful Dreamerスタイルを真似してた時期だったからかな
MOMA->何度負けても終わりじゃないってのは今までも何度も歌っていた事ですがその後の「何度勝ってもたった一度の諦めに崩れてゆく」っていう諦め をきちんと描写してるところが違いますね。
柊朱雀->最後の「少しだけ休んでもいいかい?」は来たるべき時期が来ればもっと違って聴こえるんだろうなぁ。
MOMA->あとセルフ以降は小渕・藤井(サポートキーボード)が主に担当してましたが、今回のストリングスアレンジは笹路さんで久々に関与。
柊朱雀->ストリングスアレンジにってのがまた。他に比べて大作ながらあっさりめで聴きやすかったのはそれが影響したのかな?
MOMA->「流星」も笹路さんで、なんとなくではありますがやはり笹路さんの方がストリングスアレンジが上手いかなっていう気はします。
柊朱雀->ブレイク後のコブバラの中でも随一流れるように入ってくるような。しかし年末頃リリースながら「蕾」が大ヒットしていたので間もなく年末番組では全部持っていかれてたけどな!(泣)
MOMA->実にもったいない…(泣)と言いつつこの名曲ぶりに気づいたのはアルバム発売後だったけど!

この曲の評価は…
MOMA
★★★★★->ストリングスバラードではダントツ最高傑作
柊朱雀
★★★★★->コブクロ勝手に1位候補の一つ。共感すると共に高校生だった当時を思い出す思い出の1曲です。

収録アルバム:
6thアルバム『
5296
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

絢香×コブクロ 2nd あなたと
2008年9月24日

あなたと バ ラ ー ド

柊朱雀->バ ラ ー ド
MOMA->うん、バ ラ ー ド
(間)
(間)

この曲の評…

柊朱雀->ってちょっと待て(笑)
MOMA-> 終わりかよ!!何か無いのかよ!!(おまえもな)
柊朱雀->前作あれだけ歓喜したのにその反動か何を思ったのか王道のストバラ
MOMA->濃いバラードボーカリストがコラボって超くどいバラードになるかと思ったら、わりと流麗なバラードだけど元が濃いのでやっぱ濃いっていう(何言ってるのか分からない)。
柊朱雀->バラードイメージ強いのでその線では地味に好評だったのか母親が絢香2ndアルバムと一緒に買ってましたけども。綺麗でいい曲だとは思うんですが…何か足りないような…ううん。
MOMA->何となくですけど「流星」よりも「三日月」(絢香)よりも圧倒的に星空の下のイメージはあります。
柊朱雀->良い感じに重くない壮大さなんですよね。
MOMA->ただ絢香が事務所辞めてレコード会社も辞めてるんで、コラボは2度と…もしくは関係者各位のお許しが出るまで当分は出来ないとなると…もっと化学反応が聞きたかった…。
柊朱雀->この翌年すぐに勝手に結婚休業したのが分岐点でしたね、絢香さんは…。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆
->綺麗なバラード(少し工夫した)。
柊朱雀★★★☆☆
->聴けば聴くほど味が出るんだと思う。たぶん。(精一杯のフォロー)

収録アルバム:
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2
絢香ベストアルバム『
ayaka's History 2006-2009
絢香バラードベストアルバム『ayaka's BEST -Ballad Collection-』


16th 時の足音
2008年10月29日

時の足音 10 YEARS EDITION!!!! 初回限定盤  時の足音 結成10周年

柊朱雀->ドラマ『オー!マイ・ガール!!』主題歌。3度目 の速水もこみちドラマ。
MOMA->10周年!結成からでしたが大々的に10周年してましたね。そのせいか「桜」同様に作詞作曲が2人の共同です。
柊朱雀->その割に単独CDリリースはこの1作だったんですけどね。「赤い糸」ガッキーカバー&リメイクCD化という要素がありましたが。
MOMA->2人の関係性がイメージされているから、リスナーの共感やドラマとのリンクというよりも、自分たちの歌っていうイメージが強いです。
柊朱雀->「短い針が君なら長い針は僕で」というサビもそこに結集されてるんでしょうね。
MOMA->短い針と長い針は小渕と黒田でしょうしね。
柊朱雀->ドラマの方はお互い観ていないという…。子役の吉田里琴ちゃんがCMで観て可愛かった!という印象しか。
MOMA->この曲コーラス隊も入ってるし、いつものストバラとは少し違う雰囲気もあります。ドラマに合ってたのか…?
柊朱雀->ケータイ小説家が子役の子どもを預かるという話だったらしいのでどうなのか…。長い針と短い針という言葉に合ってるのかどうなのか。
MOMA->コブクロ自身の歌ってイメージが強いし、ドラマの存在さえ知らなかった(おい)から勝手にノンタイアップ曲になっていたなぁ…(汗)
柊朱雀->新垣結衣カバーもシングル化されたC/W「赤い糸」も大々的にピックアップされましたね。インディーズ時代からあった楽曲。ラブバラという点ではこっちでしょうねやはり。
MOMA->インディーズアルバムに入ってる曲で、「蒼く 優しく」ではライブバージョンが入っていて、ようやくリメイクのスタジオ音源が収録されました。しかしこのタイミングで濃厚ストバラを重ね掛けしなくても…(汗)
柊朱雀->ストバラであるが所以がコブクロ、と既に多くのリスナーの認識だったんじゃないでしょうか(笑)
MOMA->「ベテルギウス」と一緒にアルバム、ベストと連続で3曲全部収録されたのがくどかった…。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆ ->当時イマイチ良く分かってなかったけど、自分たちを歌っているというのは他に無い1曲かなと。
柊朱雀
★★★★☆->派手では無いんだけど飽きずに何度も何年も聴いている名曲。

収録アルバム:
7thアルバム『CALLING』(Album mix) 
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

17th 虹
2009年4月15日

虹(初回限定盤)  虹 ストリングス溢れまくり

柊朱雀->JAL CMソング。久々のドラマ以外のタイアップ。
MOMA->さわやかで久々にバラードじゃない。
柊朱雀->しかしストリングス大作っぷりは超健在。
MOMA->過剰ですね。その割にただ溢れてるだけでカラフルな感じが無く、虹色というか単に雨上がりに晴れたくらいにしか感じられない(汗)
柊朱雀->優雅な雰囲気が飛行機旅行に合ってるのかもしれませんが。ちょっと名曲「君という名の翼」以来のアップテンポがこれとは…。
MOMA->JALタイアップとしては優秀な1曲だと思います。
柊朱雀->派手派手に盛り上げていくのもここまでくれば潔い
MOMA->俺は「君という名の翼」よりはいいかなって感じではありましたが、やはり久々のアップテンポなのに物足りなさはありましたね。いや溢れすぎてるから物足りなさではないのか…?
柊朱雀->このシングルは手にとらなかったのですが、アニメ『クロスゲーム』OPだったC/W「Summer Rain」の方がストリングスながら気持ちいい一曲だったような。
MOMA->アコースティックで軽快な曲ですね。あれだけさらっとした作風なのにどういうわけか終わってみると「虹」より長いんですけどね(汗)
柊朱雀->いかんせん曲調はゆったりしているだけにね(汗)改めて振り返るとこのシングルで普段(バラード)とは違うコブクロを世間に示せたのかな?と。
MOMA->そうですねぇ。ブレイク以降だと新鮮といえば新鮮だったかもしれませんね。
柊朱雀->CMソングだとドラマよりも聴く層が広そうですしね。
MOMA->ただ売上は半分以下になりましたけどね…(虚無の目)
柊朱雀->それでも10万枚越えは…(以下伏線虚ろ目)

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->当時よりは好感触。アレンジはやっぱり過剰だと思うけど。
柊朱雀★★★☆☆
->この曲の微妙具合が同アップテンポの「君という名の翼」最高!に繋がってるのかなとも。

収録アルバム:
7thアルバム『CALLING』(Album mix) 
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

18th STAY
2009年7月15日

STAY(DVD付き初回盤)  STAY 悲しさ漂う

柊朱雀->ドラマ『官僚たちの夏』主題歌。
MOMA->いきなり歌から入るバラード。
柊朱雀->これはちょくちょく観ていましたが…ハッキリ。合ってなかった(笑)コブバラの中でもどバラードの領域に入るバラード。悲しいラブバラードに戦後の官僚が熱く政策に打ち込む内容のドラマに合うはずがねぇ(笑)
MOMA->確かに官僚ドラマの主題歌とは思えな…。
柊朱雀->このドラマも途中飛ばしてましたが、最終回が主人公達が実現させようと長々頑張った政策がラスト一気に頓挫して、主人公達がデモ隊にタコ殴りされてスタッフロールとかいう壮絶なオチだったような…。そのバックで流れる「STAY」に悲しさ一杯。
MOMA->あ、ある意味合っていたのかもしれない(汗)「僕の心の中だけ」ってその流れで聞くと涙おさえられないな(涙)
柊朱雀->そんな超展開で記憶に残っているドラマです(笑)当時ちょうど反官僚を掲げた民主党が政権奪取したタイミングでのドラマ後半だったのでまさか…ね?と勘ぐったりも当時しましたが(苦笑)そんなわけで当時ドラマでは好印象ではなかったのですが、その後にふと好印象になりました
MOMA->この曲と続くアルバムでコブクロはやっぱりピークを越えてしまったなと感じたのを記憶しています。なのでこの曲シングルA面1曲目でたぶん1番聞いてな…(汗)
柊朱雀->ちょうど受験目前になりつつあってどこか空虚な気持ちになっていた頃にちょうどハマったんだろうか…何故かこの曲だけは引き込まれて当時聴き込みましたね。さっきも言ったけどストリングスもここまでストリングスだと逆に潔いのか何なのか。
MOMA->俺、空虚すぎて音楽自体が心に入ってこない時期だったからなぁ(暗い目)。
柊朱雀->歌詞は失恋なのか死んでしまったのかどっちなんだろう?とずっと。…何故かこの曲には惹かれたの一言(さっぱり)。
MOMA->小渕さんの曲解説もこの曲だけ詞みたいになってて深く語られてないんですよね。生涯忘れられない人っていうのがテーマですかね。
柊朱雀->異色なくらい寂しく歌われるので考えてしまいます。

この曲の評価は…
MOMA★★★☆☆
->当時リアルに悲しすぎて悲しさを上乗せする曲はどうにも…。
柊朱雀
★★★★★->何故か惹き込まれた。コブクロ勝手に上位候補ラストです。

収録アルバム:
7thアルバム『CALLING
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

19th 流星
2010年11月17日

流星 王道バラード

柊朱雀->ドラマ『流れ星』主題歌。
MOMA->途中離脱して最終回だけ見たからあんまり覚えてない…。当時の予言通り「もずく」だけしか残ってねぇ…(汗)
柊朱雀->脇役に回った稲垣吾郎(※髪型がもさもさしてたので序盤で主人公の同僚に「もずく頭」呼ばわりされた)が新境地を開拓しましたねこのドラマで…。普通に良いドラマだけど真っ先にもずく吾郎しか出てこねぇ…。
MOMA->上戸彩に対して竹野内の年齢が高かったし、異母とはいえ20歳下の北乃きいが竹野内妹とか設定に違和感が…。
柊朱雀->北乃きいあれから見なくなりましたねそういや(汗)
MOMA->まあ同じ月9で既に上戸は中居と幼馴染とか超絶無茶な設定もやってるし、実際に結婚したのも同じくらい年上の方でしたけどね(笑)
柊朱雀->主題歌の方は主人公が飼育している「海月」に絡めたりと見事にマッチしていましたが。サビも久々にガツンとしていたのではないでしょうか。
MOMA->そうですね。だからもずく以外にはクラゲが単語として印象に残ってます。
柊朱雀->8週連続トップ10入りで20万枚ヒット。
MOMA->2010年時点ではもう奇跡に近い推移でした。1曲+カラオケ555円だったんだっけ。
柊朱雀->安値商法でしたね。久々に月9タイアップとの相乗効果で。なので代表曲の1つとして扱われてるんじゃないかと思います。
MOMA->2010年唯一のリリース。1年間で新曲1曲だけってのはデビュー以来最少ですね(※今井美樹と小渕のコラボにwithで黒田と布袋寅泰が参加している「太陽のメロディー」はありました)。
柊朱雀->カバーアルバムはこの年出したんでしたっけ?
MOMA->そうです。あれが2枚組でかなり気合入った作品でしたから、新作作る時間は無かったのかもしれません。
柊朱雀->ストリングスは相変わらずですが文字通り海月と流れ星を感じるようなアレンジでした。よくいえば1曲入魂だったのかな。
MOMA->今回のストリングスアレンジは「蒼く 優しく」以来の笹路さんですね。流れ星というよりは星の海を漂っている感じですけど。
柊朱雀->やはり笹路さんが関わるとアレンジが良く聴こえる説 が(汗)
MOMA->さすがに飽和感は否めませんが、前後の曲に比べるとそこまで溢れてない…かな?当時の感想は「いつもの」ですけど(笑)

この曲の評価は…
MOMA
★★★☆☆->現在のコブクロ最大公約数イメージのど真ん中、超王道で勝負したバラードという印象。
柊朱雀
★★★★☆->「ここにしか咲かない花」以来にガツンとした力強さ。あとはドラマ観てた補正かな。

収録アルバム: 
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

20th Blue Bird
2011年2月16日

Blue Bird(初回限定盤)  Blue Bird(通常盤) 7年ぶり4分台

柊朱雀->アニメ『バクマン。』OPテーマ。シングルA面では初のアニメタイアップ
MOMA->溢れまくりなストリングスの飽和感が空を飛んでいるふわふわ感を演出している?PVもバードアイですしね。
柊朱雀->PVと併せて解放感があると思います。優しいアップテンポ。なんと 2003年「blue blue」以来の4分台!!
MOMA->スパッとボーカルで終わるのが潔い!
柊朱雀->見えない幸せを書いた歌詞はアニメでの夢を叶えるまで会わないと約束した主人公カップルを意識していたのかな。
MOMA->この時のアニメ化では原作途中だったし、完結せずに2期に繋いだんでしたっけ?
柊朱雀->シリーズ化していますよね。確か今期に3期が最終章で放送されるはず。ジャンプ系でNHKだったので主題歌がコブクロと聞いた時は驚きました。
MOMA->ソニーやエイベックスと違ってアニメタイアップの枠とかも無いし、イメージ無いですしね。ところで1ヶ月後がメジャー10周年だったけど、そういうアピールありましたっけ?
柊朱雀->次回作が出たまま、小渕さんの喉の不調での休止が大々的にアピール(?)されてしまいましたね…。

この曲の評価は…
MOMA★★★★☆
->空を飛んでいる感じ、ストリングスアレンジでも何だかもう少しメリハリつけることで良く出来るような気がどうしてもしてしまう。
柊朱雀
★★★★☆->NHKタイアップだけにこの曲を紅白で聴きたかったですが…残念。

収録アルバム: 
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

21st あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
2011年4月27日

あの太陽が、この世界を照らし続けるように。 ストリングスの無い大作

柊朱雀->映画『岳-ガク-』主題歌。
MOMA-> ストリングスが無い…だと…!?
柊朱雀->初めてテレビで聴いた当時驚愕 いたしました(笑)
MOMA->A面だと「Million Films」以来6年半ぶりですからね…。というわけでギター押しです。
柊朱雀->とにかく黒田さんが全面で歌い上げてますね。ロックバラードというべきか。
MOMA->ストリングス使わなくても壮大さは存分に演出できる事を自ら証明。これは本当に驚きでした。
柊朱雀->しかし前作をも下回る売上だったんですけどね…。なんでや!(当時手に取らなかった勢)
MOMA->まあ…ストーンと落ちちゃった(汗)こんな風にしてまた安定のストリングス世に蔓延していくわけですね(諦めの目)
柊朱雀->これが振るわなかったら今後ストリングスだらけになるんじゃねーかと思っていたら、先程通り小渕さんが喉をやられて活動休止発表ということで。
MOMA->今作でコーラスにしてもやや影が薄いのとは関係は無い…んでしょうかね?正直TVで見てる分には不調だとは思ってなかったんですけど、ツアーでは誰もが周知なくらいに声が出てなかったとかだったかな。
柊朱雀->「流星」1曲だけだった時もけっこう無理してたんじゃないかなと今振り返ればそう思いますね。
MOMA->あとこのシングルはC/W「シルエット」もいいですね。
柊朱雀->女性目線のウェディングソングでしたっけ。
MOMA->こっちだと小渕全開!って感じで。
柊朱雀->「Blue bird」に続いて優しい路線というのも。
MOMA->世間が求めているのはこういうコブクロなんだろうなぁという。
柊朱雀->A面逆でタイアップついてたらまた変わったのかな…?「永遠にともに」アンサーソング!みたいな煽りで。
MOMA->一応CMタイアップもあったし、両A面で行けたと思います。
柊朱雀->コブクロ版「春を愛する人」(GLAY)ソングということでしっかり覚えておきます。
MOMA->まあ正直曲調は「Million Films」っぽいんだけど、アレンジがすっかり「今」だなっていう感もあるんですけど(汗)
柊朱雀->「これぞコブクロ!」(by大衆世間)みたいなね(汗)

この曲の評価は…
MOMA
★★★★☆->こういう路線も織り交ぜてバランス良くやるとストバラもより輝くと思います。
柊朱雀
★★★☆☆->ここから新しいコブクロ像を提示していくのかなと思っていただけに…。たまにはノーストリングスでお願いします!

収録アルバム: 
2ndベスト『
ALL SINGLES BEST 2

後記

柊朱雀->ストリングスでしたね(何かまとめ方が違)
MOMA->地味だなと思っていた「雪の降らない街」〜「DOOR」が意外とサウンドバランスが最高に良かったんだなと改めて思いました。
柊朱雀->最後のシングルでは再びストリングス脱却してみたりおっ…?と思ったんですが…まあ、完全復活したということで今後の新作に期待しましょう。復帰した後の小渕さんの声がまだ「おいお前…大 丈 夫 か ?」な感じですが。
MOMA->個人的なピークはどこら辺でした?
柊朱雀->やはり「蕾」で頂点に昇った感でしたねぇ。05年以降リスナーとそれ以前の方で違うところがあるかとはこの対談で思いましたが。
MOMA->頂点という意味ではやはり「蕾」ですね。個人的に最高だったなというスケールの拡大は「桜」まででしたけど。
柊朱雀->しかし逆に昔地味だなと思ってスルーしてた初期曲(特に「雪」〜「DOOR」)がどれも名曲の連発でした。キーワード「あの日の私にケリ入れたい」。
MOMA->俺としては珍しく売れていく、昇っていく様子を見れたアーティストなんですよ。いつも大概売れなくなっていく様を苦しげに見つめることが多いんですが。
柊朱雀->買った瞬間にブレイクってMOMAさん的には奇跡じゃないんでしょうか。
MOMA->でも「MUSICMAN SHIP」の時は確信に近いものがありましたね。これは買わなくてはダメだ!という。実際今でも「MUSICMAN SHIP」が最高傑作だと思っています。
柊朱雀->意外とオリジナルアルバムには手が伸びてないライトリスナーだからなぁ俺…。最初に手に取ったのが「NAMELESS WORLD」だからなのかもしれませんが。
MOMA->「MUSICMAN SHIP」と2ndの「grapefruits」は聞きやすくて入りやすいと思います。「NAMELESS WORLD」は最も勧めない (苦笑)
柊朱雀->今度手に取ってみます!
MOMA->さてしかし「ALL SINGLES BEST 2」はライトリスナー的にはどうなんでしょうね?物凄く濃厚でヘビーだと思うんですが…。今回取り上げたシングルの合間にもストバラがたっぷり詰まっているわけで。
柊朱雀->最初でいきなり「蕾」からストバラ5連発はカーステレオで聴いてて辛かったすねぇ…(汗)しかし休止に至るまでストリングス抜きに曲はどれもよかったので復活以降の本当の復活に期待したいです!
MOMA->確かに。まだ期待したい思いはあります。というわけでコブクロ対談そろそろお開きです。ありがとうございました。
柊朱雀->久々にありがとうございました。では。



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