1stBest SINGLES+1

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1stBest SINGLES+1

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1998年3月18日
アルバム3枚目にして初のベストアルバム。タイトル通りここまでのシングル15作+1曲を収録。1st未収録「翼を広げて」、2nd未収録「未来のために」、そして2nd以降に出ていた「君がいない夏」「夢であるように」「遠い空で」の合計5曲がアルバム初収録。初登場1位を獲得して78万枚の大ヒットを記録。2ndを上回りアルバムでは2番ヒットとなる。以後10年間は他にバラードベストしかなかったので唯一の本格ベストとして君臨していた。2008年以降5年置きに収録内容がコンプリート化していくシングルベストがリリースされ続けても、大ヒット期を総括したベストアルバムとして根強い人気を誇り、中古での見つけやすさ、入手しやすさもあってDEEN入門盤として長年親しまれていて、とりあえずこのベストだけは聞いた事あるという人は多い(たぶん)。

特殊なブックレット一体型の厚紙ジャケット仕様で通常のプラケースより厚みは薄いが微妙に縦長であるため、高さがギリギリのCDラックに入らなかったりもする。1ページごとの写真も前の写真から遠ざかっていくユニークなアイデアが盛り込まれれていて面白い。

このジャケットの扉のアイデアは30周年を前にした『DEEN 47都道府県ツアー2022~The Last Journey 47の扉~』の着想にもなっていて、今作からの選曲を中心としていた。

なお公式サイトは全アルバムを通算カウントしているため今作は3rd扱いとなり、以後オリジナルアルバムのカウントともズレていく事となる。

先行シングル群でDEENが気になってきていたので今作で「ひとりじゃない」以来となるレンタルをしてきた(まだカセット録音)。当時のカセットはかなり聞き込み、後に中古で購入した際はカーステレオで流しまくったり、友人に貸しまくっているうちに傷だらけになって音飛びするようになり役目を終え、もう1回買い直した(次の『The DAY』も同様)。

銀色の夢~All over the world~

作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:池田大介
長野オリンピック公式ボランティアサポートソング。「君がいない夏」発売より前の1997年7月に既に記者会見と共に今作の制作を発表。当時普通に新聞記事にもなりニュースになっていた。このため曲の存在は知られていたものの、そもそもTV各局はそれぞれテーマ曲を設定、日本開催だった事もあって長野オリンピックには様々な「公式」ソングが存在したため、早くから存在が示唆されていたところで日常で耳にするような機会は皆無ではあった。結局オリンピック終了後のタイミングで「+1」としての収録となった。この曲の直接の演奏クレジットではないものの、メンバークレジットで田川伸治の担当楽器に突如ベースが併記されている事から、今作のベースは打ち込みではなく田川さんが弾いていた可能性が高い。

ボランティアは海外からも来たので海外向けの要請を受けてEnglish Versionもレコーディングされ、各国ボランティアチームに配布はされたようだが、未発売音源となっていた。当時のツアーBreak2のエンディング部分ではバックでEnglish Versionが使用されていた。幻の音源だったが20周年2013年のBOX『PERFECT ALBUMS+1 20th Anniversary』PREMIUM DISCで初めて音源化された。

どこか停滞した日々を過ごしていた主人公が再起してもう1度挑んでいく決意を描いた楽曲。その理由が“君の勇気になるため”というのがオリンピックっぽいし、選手でなくてもボランティアにも当てはまる部分になっているのかなと。

今作が「銀色」である正式な理由は不明だが、直近で森高千里「銀色の夢」というシングルがあったり、2008年に『銀色のシーズン』なんていうスキー映画もあるように日本では雪の輝くイメージで「銀」という感覚があるので意図は同じと思われる。また「金色の夢」ではなちょっと輝きすぎというかしっくりこないというのもあったのかも。かといって「Golden Dream」でもなんだか直接的過ぎる。一方でオリンピックでメダルの色に合わせると銀色は2番目になってしまう。海外の人にいちいちWhy?とか言われてSnowがSilverでとか説明するのが難しいと考えたのか英訳では普通に“銀色の夢”の歌詞部分が”Golden Dream”に置き換えられて歌われており、普通に金化している。

冒頭からアコースティックギターがジャンジャラン終始鳴っているがエレキギターも一緒に鳴っているのでさすがに田川さん1人でギターというのは見た目が不自然になってしまうためか、ライブでは池森さんがアコースティックギターを弾きながら歌うという珍しいパフォーマンスを見る事が出来る(原曲フルサイズかつ過剰な同期無しの場合)。

実は1999年横浜アリーナを含むBreak4では「翼を広げて」ではなく、この曲がその次の最後の曲だった…が未だ映像化されず音源化されずお蔵入りしたままである。Break6,11ではアコースティックコーナーで演奏していたがBreak11は見に行った年内公演までと年明けでセットリストを一部変更、年明けのライブでは入れ替えられてしまっていたので映像化されていない。Break13では一時消えていた90年代の曲がキー下げでセットリストに復活していたが今作は最終曲として披露され、Break4に続いて2度目のツアー最終曲を飾った。と、ここまでは時々披露されていたが、以後めっきり披露されなくなっていた。2人になってからの2020年Break22ではリクエスト4位という高順位で久々に演奏。原曲キー&池森アコースティックギターと原曲当時(Break2)の再現のようであった。

「遠い空で」「go with you」を対象外にしたのに何故か『Ballads in Blue』投票対象30曲に含まれていた。さすがにこれはバラードじゃねーだろ…と多くのリスナーが思ったのか19位落選。ただ『ALL TIME LIVE BEST』に当時唯一選択肢にあったバンド演奏でのBreak13音源が選曲された事、Break22のライブリクエスト4位という事は元々の人気はそれなりに高かったと思われる。
★★★★☆
2ndライブアルバム『ALL TIME LIVE BEST』(Live/2008年Break13 ZEPP TOKYO)
BOX『PERFECT ALBUMS+1 20th Anniversary』PREMIUM DISC(English Version)

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