35thSg Celebrate

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35thSg Celebrate

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2009年4月29日
“DEENからの愛の贈り物。永遠の愛を誓う究極のウェディング・ソング。”としてC/W含めて結婚をテーマにした楽曲で構成。このためConceptual Maxi Singleとも銘打たれている。

初回盤はリボンを模したような赤いゴムが巻き付けられたスペシャルギフトパッケージ仕様(デジパック)、「永遠の明日(Ballad Version)」VIDEO CLIP、『DEEN NEXT STAGE』セルフライナートーク、テイルズ オブ フェスティバル2008出演時のライブ映像「夢であるように」Special Live Mixを収録したDVD付。DVDの内容はコンセプト全無視だけど気にするな。

2009年の日本武道館公演全員プレゼント引換券封入。武道館公演が毎年恒例になり、直近の作品には毎回全員プレゼント引換券が封入されるようになった。会場横の特設テントにて概ね過去ライブ写真を使用したステッカーセット、クリアファイル、ポストカードなどがもらえるというものだった。効率の悪さから大行列になる年もあれば、改善されてスッカスカな年もあった。またこれとは別に47ツアーがあった翌年の公演では47ツアーで配布された引換券でDVDがもらえたりもしたらしい。そして何もなくても入場時に全員プレゼントがあり、初期ほど豪勢だった。2009年はメイキングDVDと母の日が近いということでカーネーションが配布された。2010年はメイキングDVD、2011年はお守り、20周年2013年はペンライト無料配布、2014年以降は連続でクリアファイルになっていった。

初回盤DVDのメインコンテンツであるセルフライナートークは3人がアルバム全曲についてトークしていくというアルバム解説映像。今まではラジオでやっていたらしいのだが商品として残る形で行われたのは初で貴重な資料となった。後に『CIRCLE』でも同様の企画が行われておりこちらはYouTubeで公開されている。

これまでカラオケバージョンが3曲以上収録されたシングルは無かった。特にC/Wでのリメイク(アコースティックバージョン)のカラオケは収録されず、別バージョンなど色々収録される際はしれっとオリジナル曲のC/Wでさえカラオケがカットされる事があったが、今作では「ノスタル~遠い約束~-Acoustic Version-」のカラオケまで3曲全て収録されている。よって35作目にしてカラオケ最多のシングルとなり、次回作でもこの方針が踏襲された。

Celebrate

作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:山根公路&時乗浩一郎
直球ドスレートなウェディングソング。直球過ぎてあえて使っていなかった「愛してる」を堂々サビ頭に使用してしかもいきなりのサビ始まり。以前も結婚ソングはあったけど、結婚ソングの決定版というか最早これが結婚式でないなら何なのかというくらいに結婚式に寄せた楽曲といえる。このストレートさが潔くて分かりやすく感動的でもある1曲だ。

アコースティックギターのコード弾きを主体としたサウンドメイクになっているため、新郎が結婚式で弾き語りしているようなイメージもある。発売直後の日本武道館公演ではバンドで演奏せずにWアンコール最後の1曲としてアコースティックで演奏していたのが印象的。

某レンタル屋での結婚式ソングランキングの1位になったという。TSUTAYTAのネット上での「結婚式に流したい曲」ランキングだったという噂だが実際に見たことは無い。やたらとメンバーが1位ですよ!?とか喜んでいたが、同時期に発売された木村カエラ「Butterfly」が新結婚式ソングの定番として人気を得ていた時代に何をどうしたらカエラをかわしてDEENが1位になれるのかかなり謎だった記憶がある。一部”フレンズさん”による組織票だよなやっぱり…。なお「ゼクシィ」のCMソング最終候補2曲がその「Butterfly」と実は今作でCMコンペ用に作った曲だったと明かされている(メロ自体はアルバム曲用のストック)。

MVは石原さとみが主演。歌っている池森さんもちょこっと出てくるがオマケで、いつものように恋人と朝食を食べていたらふいにプロポーズされて感涙するという石原さとみの泣きの笑顔含めてロングで見せる演技が圧巻で輝きに満ちた感動的な内容。当時22歳で、10代でブレイクした後、2015年前後から結婚した2020年頃までは主演ドラマ連発となりアラサー前後で出来る女性路線(?)で再ブレイクしたが、その前の過渡期(学生役から社会人役への転換期)でやや主演数が減っておりこの2009年は映画・ドラマ共に主演は無かった(といっても冬クールで月9「ヴォイス~命なき者の声~」にヒロインポジションで出ていたのでその直後くらいの撮影か)。
★★★★☆
10thアルバム『LOVERS CONCERTO』(Album Version)
2ndライブアルバム『ALL TIME LIVE BEST』(2009年武道館ライブ)
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~
6thベスト『DEENAGE MEMORY
7thベスト『DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~
8th(ラブソングセルフカバー)ベスト『Ballads in Love The greatest love songs of DEEN』(Ballads in Love Ver.)
8th(ラブソングセルフカバー)ベスト初回盤DISC-2『Premium Instrumental Album』(featuring 佐々木史郎)(Instrumental)

C/W Dear Friend

作詞:池森秀一、作編曲:田川伸治
こちらは新郎の友人が結婚を祝福する気持ちを歌った友人視点の楽曲。ありそうでない意外と珍しい視点だが、アップテンポなポップロックナンバーで青空が見えるような爽快さがたまらない。

発売10年後の2019年に弟が結婚した時に歌詞が合うなぁと思ってこの曲を贈ったのが個人的に思い出深い。映像がマニアックナイトでのライブ映像しかなかったので編集加工して歌詞テロップをつけたサビ部分を当日スマホ動画として贈ったのだが池森さんが歌詞を間違えて歌っていたようで編集していてなんか歌詞が違うぞこれ…となった。その後結婚式で撮影した動画をまとめてDVDにしようと両親が言いだしたので、DVDの特典映像として先ほどの動画と、この曲のフルサイズに結婚式当日に撮影された写真を集めてスライドショーにして収録してつけておいたら好評だった。「Dear Friend」だけど「Dear Brother」でも合っていたし、当日の”真っ青な空の下”を思い出す。まあ9月なのに35℃近くて尋常じゃない暑さだったけどな。
★★★★☆
2ndC/Wベスト『Another Side Memories~Precious Best Ⅱ~

C/W ノスタル~遠い約束~-Acoustic Version-

作詞:池森秀一、作編曲:山根公路
結婚ソングが並んだシングルになったのでもういっちょ直近のアルバムに入っていた結婚ソングの流れに沿う曲がチョイスされてアコースティックバージョンでの収録。オリジナルではバンド演奏でそこそこ盛り上がっていたが今作はアコースティック+ストリングスで静かに盛り上がっていく。歌詞が大げさすぎる印象だったがこの流れだとアルバムで聞いた時よりはウェディングテンション?ウェディングハイ?な感じとして聞ける。

2009、2011年と武道館で2度も演奏されるなど当初扱いが良かったがいずれもオリジナルで演奏されているのでせっかく作ったのにアコースティックコーナーでこのバージョンを演奏した映像は残されていない。てっきり武道館のアコースティックコーナーで演奏する用に作ったアコースティックバージョンを先行収録したもんだと思ってたんだけどな。
★★★☆☆
12thアルバム初回特典2ndバラードベスト『Ballads in BlueⅡ~The greatest hits of DEEN~

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