4thDigtal そばにいるだけで

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4thDigtal そばにいるだけで

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2020年1月29日
作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:侑音
2016年まではワイン通を押し出していてプロデュースワインやついには特典映像でソムリエの人と共同でワイン本を出しましょう宣言を行うなどしていた池森さんだったが、2017年の47ツアー特典映像(『DEEN JAPAN PARADE 47~絆~』)で突如そば通アピールに方針転換

2018年には『マツコの知らない世界』で“10年間365日蕎麦を食べ続ける男”として出演する。番組内で毎日食べていると紹介した小諸七兵衛が品切れになり、乾麺業界に革命を起こす存在となった。この際に正直者の池森さんは厳密には食べない日も何日か…と語り、365日じゃないじゃんということになったので、以後は”約360日”など数日減らした言い方に変えている。またこの当時はたまたま食べた小諸七兵衛を延々食べ続けていたようだが出演後に色々な乾麺がタダで寄贈されまくったらしく、2020年に再出演した際には小諸七兵衛よりおいしい乾麺があったとして新たなトップ3を公開して小諸七兵衛を下げる印象を与えかねないような天然な言動に走ったため逆にマツコがフォローを入れる一幕も…

ここに可能性を感じたのか、そばマフィア・蕎麦森(マツコ氏命名)として本格的に事業に乗り出し、そば本『DEEN池森秀一の365日蕎麦三昧』を出版したタイミングで配信された謎の新曲なお出すと宣言していたワイン本は立ち消えになったようだ…

当時から本人は純粋なラブソングであって蕎麦の曲ではないと公言しているが、どう考えてもこれまでのそばトークで話してきたようなそばにハマったいきさつがそのまま歌詞に落とし込まれており、そばへの愛なのか君へのラブソングなのかなんだか良く分からないような独特の作風に。30周年ベストの特設サイトライナーでは改めて“ちょっとそばでいじってください”と言われて作った曲と明かしているので、通常時よりも悪ノリして作られたところもあったようだ。むしろスタッフが悪ノリしまくって公式にネタPVまで制作する始末。”そばにいたい”の部分に“そば煮たい”を持ってくるなどやりたい放題であった。

一方で楽曲自体はけっこうカッコいいアップテンポなロックナンバー。正式な演奏クレジットが不明なままとなっているが、打ち込みロックみたいな響きなのでバンドは招かずにほぼ侑音の1人オケ制作だろうか。ジャララ~ン・ジャララ~ン・ジャララジャッジャラジャラララーンという繰り返されるリフもクセになりかなり印象の強い曲になった。ただ低予算で勢いで作った感じが強いのは1人オケっぽいオケもそうだけど、マイクの前で歌っているだけの超簡易MVだったのも拍車をかけた。ネタPVの方が編集に手間かかってるじゃないか。

しかしこの曲のAメロと30周年新曲「RUN RUN RUN」のAメロってなんか妙に雰囲気似てないか…?

蕎麦のYouTubeチャンネル「池森チャンネル」(※)開設当初はテーマ曲というよりBGMの勢いでエンドレスで使用しまくった一方、ライブでは配信当時のBreak22で演奏したっきり。良くも悪くもネタ感が強すぎるので使いどころがないのかも。2023年の『DEEN THE BEST DX ~KYOTO & ROPPONGI~』ではマニアックナイトの1曲目を飾ったらしく、発売数年でマニアック扱いとなったようだ。
★★★☆☆
9thベスト『DEEN The Best DX~Basic to Respect~』初回生産限定盤『DEEN The Special Tracks

※当初は「信州戸隠池森そば赤坂店」だったが、2023年後半になってしれっと「池森チャンネル」だけに短縮改名され、ロゴも変更、冒頭の「信州戸隠池森そば赤坂店オープン!」の決め台詞も「池森チャンネルオープン!」に変更されているのでかなり意識的に変えたたっぽい。元々ビジネス開始時には同事務所だった梅宮辰夫の漬物ビジネスとの繋がりから戸隠にあるおびなたと最初に組んだし、蕎麦畑があるのは今でもおびなただけで最も結びつきが深いままであるとはいえ、全国の他企業とのコラボ乾麺も早期に出していて、池森蕎麦というブランド自体は戸隠蕎麦だけではないので「信州戸隠池森そば」と特定の地域だけ冠して名乗っているのはおかしな状態ではあった。

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