電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 特別編

2018年冬クールで放送された「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-」のスピンオフ特別編。清水(村上淳)の策略でアイ(西野七瀬)が奪われてしまい記憶を失って清水の元でアイドル活動を開始して色々あったが清水の元からアイを取り返した直後、洋太(戸次重幸)は翔(野村周平)を放置してアイを自宅へ連れ去ってしまった。そこには原作で人間になったあい(西野七瀬)がいた…という10話ラスト~11話序前半の間の話を膨らませた内容。

連ドラでは残りの時間を有意義に過ごしてもらうために、人間あいとアイが話をして、洋太は翔と話をすることでお互いの気持ちをいったん整理してもらってから2人は再会するという流れだったが、今回アイがあいと話した後、帰還する前に自身の運命と翔との別れを受け入れるエピソードという触れ込み。

あいとの話を終えて外出していたアイは飼い犬を探す少年と遭遇。少年との交流を経て好きな女の子と犬への愛情の違いや、実はその探していた犬が余命間近である事、別れをちゃんと伝えたいという少年の思いを見たアイは気持ちの整理をつける…みたいな話。正直別にあってもなくてもあまり問題が無いというか無理やり付け足したような話だった。

こんなんよりも終盤謎のキャラ変で最早何を言っても聞く耳を持たない超絶不機嫌・人間不信モードになって当たり散らした奈々美(飯豊まりえ)の心情をもう少し補完・救済してほしかった。終盤になって急にアイを一方的に敵対視してキツい言葉ばかり浴びせていたのが手紙1枚で無理やり和解済んだ感じに持って行った上に、気まずくなった翔との接点は最後まで無いままという放り投げっぱなしで出番終了だっただけに補完が必要だったのは明らかに奈々美の人間関係回りだったでしょう…。

随所に回想が挟まれたが、新キャストの少年以外は戸次重幸が出ただけで野村周平、飯豊まりえ、清水尋也のクレジットが全部「(回想)」になっていて完全不参加だった。ほぼ西野七瀬の個人PV状態で、むしろ戸次重幸だけよく出てくれた…。

ラストシーンでは洋太が回収してきたすべてのビデオガールのテープの中に1本抜けがあり、これが再生される事を2人が危惧しているという謎カット、その抜け落ちているビデオガール・マイ(パッケージに出ているのは乃木坂46山下美月)が何者かに再生され、4月から新シリーズが開始されることが告知されて終了。マイというのは原作2部ではなく、あいの敵として暗躍したビデオガールのようで前回同様に設定を再利用して新展開で話を進めるようだが、危惧する2人のカットを入れたという事は戸次重幸や西野七瀬もサブキャストで続投するのか…?

電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 全12話

89~92年にジャンプで連載されていた桂正和の『電影少女』のドラマ化。当時もOVA化、実写映画化されたらしいが、25年後のリブートという扱いで、原作の25年後の世界が描かれているとのこと。

といっても原作は二部制で、一部と二部では主人公もビデオガールも異なる。一部が89年から92年まで連載されたのに対して二部は92年に始まって92年の間に10週ちょいで終わり、作品自体も終了したのと過去OVA、映画化、その他メディアミックスの全ては一部のみを対象としており、今回もその一部の続編という事になるらしい。ただし二部の世界観は一部の何年か先の未来の話で一部の主人公も出ていたようだが…。 「電影少女-VIDEO GIRL AI 2018- 全12話」の続きを読む…