未発表曲

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未発表曲

WANDSの未発表曲として後から発表された曲は全て2期に集中していて、1期や3期の未発表曲は発表されていない。このうち一応上杉柴崎在籍時に発表されたのは「白く染まれ」のみで残りは全て解体後である。

白く染まれ

B00005F5G2
96年3月16日
作詞:上杉昇、作曲:川島だりあ、編曲:葉山たけし
1stベスト『SINGLES COLLECTION+6』に収録された未発表曲。このアルバムのみ何故か1曲ごとにレコーディングとミックスの年月が併記されており、今作は収録された曲の中で最も新しかった「世界が終るまでは…」のレコーディング94年3月より半年ほどの後の94年9月。そのままお蔵入りしていたようだが、アルバム収録に当たって発売1ヶ月前の96年2月にミックスが行われたという表記になっていてこの曲だけレコーディングとミックスの年月が別々になっている。

「世界が終るまでは…」から「Secret Night~It’s My Treat~」へ向かっていく時期にレコーディングされた曲だけに、『SINGLES COLLECTION+6』の中ではダークでロック色が強い。しかしまだまだ打ち込みロック的な方向性なので過渡期的であり、生バンドサウンドへ変貌した『PIECE OF MY SOUL』には達していない。どの時期にも属さないような不思議な立ち位置の楽曲。「WORST CRIME~About a rock star who was a swindler~/Blind To My Heart」発売直前の時期にミックスしているので94年当時に目指していた音像よりもロック色を強めたミックスにしているというのはあると思う。

94年はシングル「世界が終るまでは…」1作ポッキリで、95年に一気に変貌しただけに94年にもシングル数枚出してこういう過渡期的な曲を挟んで変化していけばもっと自然な流れになっていたかもしれない。
★★★☆☆
1stベスト『SINGLES COLLECTION +6

白く染まれ
WANDS

太陽のため息

B000056WE0
00年6月9日
作詞:上杉昇、作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし
解体時にリリースされたベスト盤『BEST OF WANDS HISTORY』に収録された未発表曲。3期として幕を閉じたWANDSだったが、収録された最後の楽曲は3期ではなく2期の曲だった。制作時期は明言されていないが、編曲が葉山たけしで生音ロックバンドになっている事から『PIECE OF MY SOUL』頃でほぼ間違いないと思われる。『PIECE OF MY SOUL』を覆っていたダークさは無くどちらかというとカラッとした明るさがあるので『PIECE OF MY SOUL』には合わない曲だったかなと思う。ただシングルでも普通にヒットしそうな楽曲であり、未発表曲の中でも屈指の名曲。お蔵入りしていたのはやはり歌詞がストレートすぎたからか…。

その歌詞がかなりとんでもない事になっていてWANDS脱退理由となったやりたいことがやれない、全て投げ捨てても自由になりたい心情を綴ったとしか思えないような独白が延々展開。一応ラブソングの形を取っているんだけど、“プロデュースされているよ”など詩的というよりはもうほぼそのまんま直球みたいなフレーズまで飛び出す。当時これは出せないとなったのは分かるが、解散するからもういいやとばかりにこれを出してくるB社が凄い。
★★★★★
3rdベスト『BEST OF WANDS HISTORY

太陽のため息
WANDS

君が欲しくてたまらない~WANDS Version~

B00006C1R9
02年8月25日
作詞:上杉昇、作曲:織田哲郎、編曲:葉山たけし
93年に歌詞提供していたZYYGのデビュー曲のセルフカバー。MANISH「声にならないほどに愛しい」、DEEN「このまま君だけを奪い去りたい」と同時期でどんどん曲を仕上げている中で新人用のCMタイアップ等に回されてという形だったと思われる(この一時期にしか歌詞提供していない)。

ライナーでは3rdアルバム『Little Bit…』収録候補だったとされている。何故外してしまったのか。ポジション的に「声にならないほどに愛しい」と収録を争ったものと思われるが、「声にならないほどに愛しい」は既にC/Wでセルフカバー済みだったのに…。

ZYYG高山のボーカルがダイナミックながらこもった感じがあるのに対して上杉ボーカルは圧倒的に高く突き抜けていく感じでより爽快さが感じられる。アレンジもセルフカバー特有の外しは無く、ストレートなのでWANDSバージョンの出来もかなりいい。セルフカバートリオ(?)の中では隠し玉だった今作が1番好きだ。
★★★★☆
4thベスト『complete of WANDS at the BEING studio

君が欲しくてたまらない (WANDS Version)
WANDS

君が欲しくてたまらない
ZYYG

ささやかな愛情

B00008PSZX
03年4月25日
作詞:上杉昇、作曲:柴崎浩、編曲:葉山たけし
コンピ盤『vocal compilation 90’s hits vol.1~male~ at the BEING studio』に収録された未完成デモ音源。今回は未完成デモとされていて1コーラス+ラストサビで2番が無い構成だが、間奏ギターソロもあり、演奏も生バンド編成で仕上げられている。デモというイメージよりも遥かに完成度が高い。『PIECE OF MY SOUL』へ向かっていく時期とされているので94年後半~95年前半頃と思われるが、ダークさが全くなく、93年のポップな頃のバラードを生バンドでやってみたような作風。そのままお蔵入りしてしまったのはポップ路線寄りで方向性が違ったためだろう。正統派のロックバラードで、「ありふれた言葉で」と「KEEP ON DREAM」のちょうど間にありそうな雰囲気でもある。
★★★★☆
コンピ盤『vocal compilation 90’s hits vol.1~male~ at the BEING studio

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