僕は思う/堂本光一
作詞:相田毅、作曲:谷本新、編曲:船山基紀
堂本光一主演、1996年冬クール日本テレビ系土曜9時ドラマ『銀狼怪奇ファイル』エンディング。”金田一少年”と同じ枠で同じパターンで光一のソロも起用された。こちらはOPには近藤真彦「ミッドナイト・シャッフル」が起用されていた。今作は例によって未発売だったが、「ミッドナイト・シャッフル」は80年代末期から低迷して前作では81位0.4万枚まで超低迷していた近藤真彦としては全盛期に及ぶ70万枚突破で自身3番目の破格のヒットとなっていてドラマのイメージも「ミッドナイト・シャッフル」の印象が強かった。当時のドラマ人気は高かったが、VHSのみでDVD化されていないので現在当時の映像を視聴するのはそれなりに困難である。今作も『A album』の音源はデビューに当たって再録音されている。
当時の土曜9時枠は小中学生向けのドラマが続いていてターゲット世代ドンピシャであったため、クラスで金田一~銀狼~透明人間ドラマが流行りまくっていて(後追いで友人の録画ビデオやレンタルで見て首なしライダーとか凄く怖かった記憶)、CD化されていないこの曲も当然認知度は高かった。このドラマに関してはOPで使用されていた「ミッドナイト・シャッフル」の方がメチャメチャカッコよくて当時もシングル買ってもらったりしていたが、エンディングは剛同様にほのぼの路線。剛が上手すぎるのと当時の光一はまだ声が出来上がってなくてかなり素朴な歌唱だが、素朴さを生かした良曲だったとそんな風に僕は思う。
当時何故かクラス(5年の終わり)では“雨上がり 風呂上り 逆上がり~♪”と替え歌されて流行っていたのを記憶している。そんな風に僕は思う。
★★★★☆
1stアルバム『A album』
コメント