8th No.1

1993年9月1日
アルバムまで駆け抜ける3連続リリースの1作目。前作の初動は7万にも届かなかったが、今作は初動25万と『どんなときも。』以来2度目の1位を記録。初登場での1位は今作が初となり、タイトル通りの「No.1」となった。68.0万枚で5番ヒット作(当時は4番ヒット)。初登場2位は1万枚を割る僅差でZARD「もう少し あと少し」だったため、タイトルと1位2位の並びがそのままという面白い並びとなり、このネタは後年『トリビアの泉』でも取り上げられた。
これまでカラオケ無しの2曲入りだったが、今作より表題曲のカラオケが収録されるようになり、3トラックとなった。ただしこれに伴い当時(3%)の税込900円だったのが1000円に値上げとなった。
No.1
前作から一転して王道のポップス、幸せ全開のラブソング。ここまでの明るさはシングルでは初、「僕の彼女はウェイトレス」に続くような恋愛絶頂感がある。個人的に旧作への入口の役割を果たしたベスト盤『SMILING』で1曲目を飾っていたので、始まりの1曲にしてど真ん中という印象が強い。なおこのシングルとその次の『SELF PORTRAIT』収録時はいずれも次の曲が失恋バラードという幸せ持続しなさすぎなところで「僕の彼女はウェイトレス」を踏襲しているが、『SMILING』『SMILING GOLD』ではそこまで被せてきていない。
1位獲得曲は3作しかないのでかなりの代表曲ということになるが、No.1よりオンリーワンを提唱する「世界にひとつだけの花」が有名になり、意味合いが違うとはいえ、あまりライブ等で披露される機会は多くないようだ。実際ライブアルバム4作にはいずれも収録されていなかった。その後2015年にリメイクしてからは配信限定のライブアルバムに収録される機会も出てきている。
★★★★☆
4thアルバム『SELF PORTRAIT』
1stベスト『SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~』
4thベスト『SMILING GOLD~THE BEST&BACKING TRACKS~』
5thベスト『10.Y.O~THE ANNIVERSARY COLLECTION~』
5thベスト『10.Y.O~THE ANNIVERSARY COLLECTION~』(「THE 10th ANNIVERSARY MEGA-MIX」の1曲)
8thベスト『Completely Recorded』
9thベスト『Best LOVE』
12thベスト『春うた、夏うた。~どんなときも。』
配信シングル(2015)
1st配信限定ライブアルバム『MAKIHARA NORIYUKI SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT “cELEBRATION 2015”~Starry Nights~』(Live)
3rd配信限定ライブアルバム『Makihara Noriyuki Concert 2024″TIME TRAVELING TOUR”2nd Season~Yesterday Once More~』(Live)
C/W 髪を切る日
女性が失恋を機に髪を切るというのは古風な習慣として知られていたが、”短く切ってください 彼女が嫌いだったスタイルに”と、未練を断ち切るために男がそれをやるという女々しいところを正面切って描いているのが新鮮な1曲。「No.1」のC/Wがこれって本当に幸せが長続きしないなぁ…となんとも複雑な気分になる。
『春うた、夏うた。~どんなときも。』配信版では当時SMAP提供セルフカバーの「世界に一つだけの花」が権利関係で自由に使えなかったようでカットとなったが、代わりに今作に差し替えられている(「世界に一つだけの花」セルフカバー版はEMI音源とエイベックス音源の2種があったがこのアルバムはワーナーだった)。近年までライブアルバムでさえ「世界に一つだけの花」「Love & Peace Inside?」はサブスクカット、バンドルDL配信のみなど制限があったが2025年2月『Buppu Label 15th Anniversary “Showcase!”』発売のタイミングでこの制限が解除された。しかし『春うた、夏うた。~どんなときも。』配信版に関してはそのままになっているので現在も「髪を切る日」が収録されたままとなっている。何故この曲だったのだろうか。春でも夏でも無いような季節感の無い曲だと思うんだけど…。
★★★☆☆
4thアルバム『SELF PORTRAIT』
12thベスト『春うた、夏うた。~どんなときも。』配信版のみ
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