45th Bible

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45th Bible

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2012年5月23日
ミニアルバム『Hope and The Silver Sunrise』を経て今作以降はCDでG-DIRECT限定発売をする事は無くなった(後年アルバムで一般発売初回盤とは別にG-DIRECT限定盤を用意するのは定番化した)。DVD付にはMVとライブ映像、メイキングやインタビュー映像を収録。一方でフォーライフとの提携は今作で早くも最後となった。

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作詞作曲:TAKURO、編曲:GLAY&佐久間正英
2009年の日産スタジアムでの伝説のライブ“HOTEL GLAY”の続編「GLAY STADIUM LIVE 2012 THE SUITE ROOM in OSAKA NAGAI STADIUM supported by glico」テーマソングとして書き下ろされた社会派(?)パンク調のロックナンバー。ピアノとボーカルのみで静かに始まり、一気にベテラン感皆無の若手バンドのようなパンク調のロックへと変貌する勢いに溢れた1曲。TAKUROはこの後のアルバム発売時のインタビューで“自分が思う音楽の完成度はこの曲で頂点を極めた”と語るどころかこの後は“なだらかな下り坂になるだろうなと言う予感があった”とまで語るほどの達成感があったという。実際この後本格的にメインライターを降りると公言して積極的に3人のメンバーにシングル表題曲を任せたり、『G4』シリーズを連発したり、しばらくは自身がメインライターにならないような活動方針を本格的に打ち出していた。TAKURO作曲でインパクトのある曲は確かにしばらくないかも…。

といっても当時は2ビートの若いノリをアラフォーのベテランバンドが今更やるの…?という感じはあったし、テロに言及したりと地球規模の社会派なスケールの大きな歌詞に戸惑いもあった。徐々にこれはこれで良かったのかもしれないと思えてきた。
★★★☆☆
12thアルバム『GUILTY
6thベスト『REVIEWⅡ~BEST OF GLAY~』HISASHI SELECT(再録音)

C/W あの日の少年

作詞作曲:TAKURO、編曲:GLAY&佐久間正英
初期のC/Wでもやっていたような良メロ系ミディアムナンバー。いい曲風ではあるが意外と残りにくく、似た系統のもっといい曲が多いので地味な立ち位置にはなってしまう。
★★★☆☆
アルバム未収録

C/W Thank you for your love

2011年5月5日(配信)
作詞作曲:TERU、編曲:GLAY&佐久間正英
2011年3月11日の東日本大震災の後に被災者に向けてTERUがTwitterで個人で発表した弾き語り曲をGLAYとしてバンドサウンドを加えて完成させてチャリティー配信シングル(4th digital扱い)として配信。収益全額寄付を行い、配信を終了していた。アルバム『GLAY』の台湾盤が発売された際にボーナストラックとして収録していたが、日本国内ではここで初CD化となった。また公式で配信シングルにナンバリングがされているのは今作が最後となり、以降は掲載基準も曖昧(気まぐれ?)になってしまっている(表題曲の先行配信はともかく「元号」のような明確な配信シングルも掲載していない)。

ほぼアコースティックギターの伴奏を中心に進行するが最後のタイトルを連呼する部分で一気にバンドサウンドになる。厳かなチャリティー曲という以上の印象はないがTERUの実直さ、行動力が前面に出た1曲ではあるのかなと。バンドサウンドになる終盤時点でまだ3分に届かないなど基本的にはシンプルで短い曲だが、そこからのタイトル連呼しながらの演奏が長く、さらに演奏終了後にスタジオを出て去っていく音まで延々収録されているので6分20秒に達する。
★★★☆☆
アルバム未収録

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