11th さよならBeautiful Days/千年たっても

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11th さよならBeautiful Days/千年たっても

1992年11月6日
今作からシングル『Magical Dreamer』、ベスト盤『FLIGHT RECORDER 1989-1992 -LITTLE WING-』と続いた怒涛の3週連続リリースの1作目。「さよならBeautiful Days」は『FLIGHT RECORDER 1989-1992 -LITTLE WING-』からの先行シングルとなったがエンディング部分の編集が異なる別ミックス。「千年たっても」はアルバム未収録となり、機械的にシングルを2曲ずつ並べた『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ』にしか収録されていない。初登場9位で一気に10万を割り込んだ。

両A面扱いだったためか「千年たっても」のカラオケも収録され初の4トラック仕様。

さよならBeautiful Days

作詞:渡瀬マキ、作曲:小柳昌法、編曲:LINDBERG,井上龍仁
卒業ソングっぽいタイトルだが失恋ソング。主人公は別々の道を行こうとかなり前向きに別れを受け入れている様子が描かれていて引きずっている様子がない。タイトルに反して切ない感じではなくアップテンポで勢いがある。平メロはキャッチーなんだけどサビのメロディーがちょっと変な感じというか独特の雰囲気を醸し出していてなんだかヘンテコな曲だなぁと聞くたびに思う。意外とどこにも属さない系統の曲のような…。

ベスト盤の先行シングルというのは今作以外に存在せず解散までの間ではオリジナルアルバム未収録の唯一のシングル1曲目となった。

シングルバージョンは間奏明けのサビを繰り返しながらフェードアウトしていったと思ったらエンディングのコーラスパートがフェードインして戻ってきてまたフェードアウトで終わっていくというエンディングになっている。『FLIGHT RECORDER 1989-1992 -LITTLE WING-』でのリミックス版ではこの消えていって戻ってきてまた消えていく小細工が無く最後のサビの後にAメロに戻って歌メロが終了(シングルではフェードアウトフェードインですっ飛ばされた部分)した後に、コーラスパートを繰り返しながらフェードアウトしていき結果的にシングルより40秒近く長い。『FLIGHT RECORDER 1989-1992 -LITTLE WING-』でのPUBLIC IMAGEレーベル移動後のリミックスされた4曲のうち今作だけは後のテイチクのベスト盤でリミックス版が採用されており、シングルバージョンは『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ』のみとなった。
★★★☆☆
1stベスト『FLIGHT RECORDER 1989-1992 -LITTLE WING-』(Remix)
2ndベスト『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ
4thベスト『LINDBERG BESTⅡ FLIGHT RECORDERⅣ』(『FLIGHT RECORDER 1989-1992』収録Ver.)
7thベスト『FINAL BEST』(『FLIGHT RECORDER 1989-1992』収録Ver.)
11thベスト『BEST FLIGHT』(『FLIGHT RECORDER 1989-1992』収録Ver.)

千年たっても

作詞:渡瀬マキ、作曲:川添智久、編曲:LINDBERG,井上龍仁
一応両A面として公式に扱われているが、『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ』にしか収録されていないC/WよりもC/Wのような埋もれ楽曲。キーボードやブラスアレンジも入ったにぎやかウキウキ系な楽曲は当時よりもこれ以降ポップ化していく今後の路線に近い雰囲気を感じる。この時点ではちょっと違う感じの過渡期的な1曲となったが、6thアルバムであれば入っていても違和感は無かったかも。
★★★☆☆
2ndベスト『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ

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