1st ROUTE 246

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1st ROUTE 246

1989年4月25日
1stアルバム『LINDBERGⅠ』と同時発売。C/W「BLUE AFTER BLUE」共々1stアルバムにも収録。当時よくあった両方入手する意味がないプロモーション用みたいな発売パターン。しかも今作カラオケも無いし…(初期7作はカラオケ収録なし)。今作もアルバム『LINDBERGⅠ』も共に100位圏外。『LINDBERGⅠ』は約1年後の「今すぐ Kiss Me」でのブレイク時に初ランクインして3~6月にかけて11週ランクインした。

ROUTE 246

作詞:朝野深雪、作曲:森重樹一、編曲:井上龍仁
同時発売の1stアルバムでは3曲目。完全提供曲で作詞の朝野深雪は渡瀬マキの自作詞が軌道に乗る1991年までのA面曲を中心に採用される事が多かった。作曲はZIGGYの森重樹一で当時の所属繋がりでの提供(事務所/レコード会社共に共通)、井上龍仁はプロデューサー月光恵亮の作家名でLINDBERGではプロデューサーとしてはKEISUKE TSUKIMISTUと表記し、サウンドプロデューサー・作詞作曲編曲など楽曲のクレジットでは井上龍仁と使い分けていた。月光恵亮は1978年のビーイングの創業メンバーの1人で副社長だったが早期に退社(TUBEのデビューより前の1984年)してパブリック・イメージを立ち上げていた。

完全提供曲だけあってこのシングルだけ別物感が強い。アイドルを辞めてロックバンドになっただけあってさすがにギターの効いた硬派なロックサウンドにはなっているが全体に古臭い雰囲気の80’sロック。構成が少々変わっていてAメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロと繰り返してようやくサビになり、サビ部分だけは爽快さもあるんだけどサビは1回しか出てこない。ギターソロ含む間奏を経てAメロに戻った後はひたすらBメロをリピートしながら遠ざかっていく(フェードアウト)という…。とりあえずバンドをやってみました!という固さもあるし、明らかに浮きまくるせいか、デビュー曲ながら扱いはイマイチで原点として歌われる事もあまりない。正直演奏されても珍しいだけで盛り上がるとも思…

ただテイチクに移籍してプライベートレーベルを作った際には「246 Records」と命名しているので完全に忘れられたわけではないようだ。
★★★☆☆
1stアルバム『LINDBERGⅠ
2ndベスト『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ
8thベスト『-EARLY FLIGHT-ゴールデン☆ベスト
12thベスト『LINDBERG★BEST

C/W BLUE AFTER BLUE

作詞:朝野深雪、作曲:井上龍仁、編曲:下山淳
同時発売の1stアルバムでは2曲目。プロデューサー月光恵亮の作家名である井上龍仁の提供曲。表題曲よりも疾走感のあるロックナンバー。ネームバリュー的にはZIGGYだったのかもしれないが、こっちの方がストレートな感じはする。いずれにせよ最初期らしいとりえあずロックやってみた系なのでらしさはほとんどない。

アルバムではギターのイントロが入る前に先行してアンプの音がサーーッと鳴っているが、シングルではそれが無くいきなりギターから入るという微妙な違いがある。シングルバージョンが聞けるのは『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ』のみで、『-EARLY FLIGHT-ゴールデン☆ベスト』に収録されているのはアルバム音源。
★★★☆☆
1stアルバム『LINDBERGⅠ』(冒頭サー音先行)
2ndベスト『SINGLES FLIGHT RECORDERⅡ』(シングルバージョン)
8thベスト『-EARLY FLIGHT-ゴールデン☆ベスト』(『LINDBERGⅠ』収録Ver.)

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