14th COWBOY

スポンサーリンク

14th COWBOY

B00005HIID
1996年7月10日
MAKIHARA名義第2弾シングル。前作同様のマキシシングルでC/Wには3曲のリミックスを収録。

アルバムが2週後に控えていた事と、洋楽展開についていけなくなったファンが一気に買い控えたようで初登場20位、登場週数わずか3週、累計4.2万枚と1st2nd圏外を除くランクイン作品では第1次ワーナー時代最低を記録した。

この2シングルを先行シングルとしてアルバム『Ver.1.OE LOVE LETTER FROM THE DIGITAL COWBOY』を発売、さらにリミックスアルバム『LOVE CALLS FROM THE DEGITAL COWGIRL』をリリースしてMAKIHARA展開は一段落となった。アルバムは5位止まりで30万に届かない程度の売上となり(前のアルバムが1位90万越え、次のアルバムも2位75万)、リミックスの方は29位で今作以下の3万台の売上に終わった。本人も後年売れなかったと語っていたようだ。

元々海外進出を考えたものではなく、国内のリスナー向けに洋楽アルバムを届けたかったという意向で海外展開ではなかった。それでも作詞を担当した現地クリエイター陣にメロディーを褒められるなど嬉しいことがあったり、ワーナー秘書室のアメリカ人の指導により英語の発音で評価されるなどもあって、本格的に留学して英語を勉強しようかなど今後を考えるきっかけにもなったようだが、結果的にはこのまま英語アルバムでキャリアを終えるよりも遺作のつもりでもう1作日本語のアルバムを作ろうと考えて元の活動へと戻っていった。

COWBOY

作詞:Chris Farren
前作よりも親しみやすい軽快なトラックが心地いいカントリー調の1曲。まずは今作のような曲で慣らしてから前作を出した方が良かった気はするが、しかし前作がアルバム先行だとアルバムがますます売れなくなりそうだしな…。開放的で自由な曲というイメージ。2000年前後の頃に一時期凄くハマってカラオケで歌おうと試みたものの発音も高音も無理だった。

『Ver.1.OE LOVE LETTER FROM THE DIGITAL COWBOY』では1曲目の「Hey Yo!」でサビの一部がサンプリングされて使用されており、そのまま2曲目のAlbum Mixへ繋がっていく。前作のようなあった音が無くなったりはしていないが、全体の音の響きがやや異なるミックス変更(VersionじゃなくてMixと区別している)。冒頭のギターの大きさ(シングルは小さい、アルバムは近づいた感じ)辺りで判別できる。
★★★★☆
C/W(Chris Farren Rock Mix)
C/W(Chris Farren Acoustic Mix)
C/W(HNB Mix)
6thアルバム『Ver.1.OE LOVE LETTER FROM THE DIGITAL COWBOY』(「Hey Yo!」)
6thアルバム『Ver.1.OE LOVE LETTER FROM THE DIGITAL COWBOY』(Album Mix)
リミックスアルバム『LOVE CALLS FROM THE DEGITAL COWGIRL』(Towa’s Elektric Vibe)
3rdベスト『SMILINGⅢ~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~
5thベスト『10.Y.O~THE ANNIVERSARY COLLECTION~
30thシングル『Good Morning!』C/W(「Cowboy REMIX(’03 IIO MIX)」)
8thベスト『Completely Recorded

C/W COWBOY (Chris Farren Rock Mix)
C/W COWBOY (Chris Farren Acoustic Mix)
C/W COWBOY (HNB Mix)

前作同様にC/Wにはリミックス3種を収録。Chris Farrenによる2種はタイトル通りにRock Mixはオリジナルより少しがっしりとした別アレンジ、Acoustic Mixは音数少なめだが共に生音主体の別アレンジとして聞ける。特にRock Mixの方はもう1つの可能性として大いにありだったと思う。トラックメイカー色が強いリミックスはHNB Mixのみだがこれも前作よりは聞きやすい。
★★★★☆
★★★☆☆
★★★☆☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました