13th 自由であるために

1999年5月12日
作詞:松井五郎、作曲:菊池一仁、編曲:明石昌夫
TBS系『学校へ行こう!』テーマソング。前2作の好調から一転して再度不振に陥り「翼になれ」を下回ってこの時点での最低売上を更新。Mr.Children『I’LL BE』に及ばず1位も逃した。今作以降7作連続で1位を逃しておりなかなか1位を取れない時期が続いた。
前作と同じ菊池一仁だが、シリアスなロックテイストでなんだかイメージと違う方向性に…。もう少しハードさを増したら初期KAT-TUNになりそう。「over」ではハマっていた明石昌夫のアレンジも今作では少し噛み合わなかった感じがある。正直1999年時点でさらに流行がとめどなく変化していく中でどこか取り残されているような感じもしなくもない。ただ思春期~青春感の強い曲が続いていた中で、カミセンも20歳を越えていくところまできて(森田が2月で既に20歳、三宅は7月、岡田は翌年11月で全員OVER 20’s)少年から大人への変化は必要になってくるわけでその辺りを意識した感じもあり、必要な1作ではあったのかなと思う。
BUZZ MIXは“Remixed by 明石昌夫”と「over」同様の明石昌夫本人によるリミックス表記になっている。打ち込みドラムとギターをより押し出した原曲よりズシンとした重めの仕上がり。ここまで来ると初期KAT-TUNになりそうというか初期KAT-TUNにありそう。こっちの方が振り切ってて好き。
★★★☆☆
4thアルバム『“LUCKY” 20th Century,Coming Century to be continued…』(BUZZ MIX)
1stベスト『Very best』
3rdベスト『SUPER Very best』
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤
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