7thBest DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~

スポンサーリンク

7thBest DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~

B078952JKQ
2018年2月28日
企画作を除くと『SINGLES+1』、、『PERFECT SINGLES+』、『DEENAGE MEMORY』に続く4作目の本格ベスト。またしても拡大版シングルコレクションとなっているが、今回は例外無しで全シングルA面をリリース順に収録。「少年」も「翼を広げて(キセキ Version)」もカバーも全て収録された。さらにSHU名義の「ANOTHER LIFE」も収録。

FC限定盤には3人で最後のオリジナルアルバムと銘打った『DEEN The LAST』を収録。
初回盤は『The Best キセキ』に付属していたビーイングでの提供者セルフカバー音源集の事実上の完全版となる「PREMIUM DISC」付属。

『DEEN The LAST』は実態としては12月31日に行われたばかりの『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』の流れで制作していた作品と思われ、そのライブでも披露していた曲を含む3人のソロ曲集でDEEN名義の新曲は2曲のみであった。これを3人ラストと言われてもソロ志向になってバラバラになった解散フラグでしたアルバムみたいな印象になるじゃないか

Journey

作詞:池森秀一、作編曲:山根公路
アレンジには参加していないがピアノを古井弘人が担当。2人になってからは山根さんが編曲撤退となるが、3人時代末期にかけて山根曲での古井さんの参加が目立ったのでアレンジで煮詰まって手を借りる事は増えてきていたのかもしれない。結果的にベース宮野和也、ドラムHIDE、そしてギター田川伸治も揃ってDEENでの最終曲となった。

25周年の道のりをテーマにした感動的な感謝バラードではあるが、脱退を受けて明らかに別の道を行くことになった田川伸治へ向けての惜別の歌といえるし、ほのめかすどころか確実にそう捉えられるようにかなりハッキリと描写しているように思う。近年の高音の伸びをさらに生かした歌い上げるサビの声の伸びは感動的であり、確実な復活の兆しを感じたとはいえしかしまさか武道館で原曲キーを取り戻すとまでは思っていなかった。気合の入り方が尋常ではなく、印象に残りにくくなってきていた近年の楽曲を全てぶち抜く渾身の名曲

特にライブのMCにおけるどこか緩んだ空気が漂っているかのようでもあった3人時代末期だったが、脱退という18年続いた体制が終焉を迎える事で永遠が無い事、3人が不変では無かった事をファンもメンバーも改めて実感する事になった。ここで物凄くストイックに、引き締まった空気に変わったようには思う。MCを排してひたすら曲を演奏し続ける25周年武道館では18年ぶりに全てキーを戻して原曲キーで歌われ、復活した原曲キーでもってして3人時代は終わった。
★★★★★

『DEEN The LAST』

FC限定盤のみに付属した3人で最後のオリジナルアルバムと称されたものの実態とは剥離した感のある謎の作品集

3人のDEENでの未発表曲+ソロ曲集であり、『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』でのソロ活動を発展させたソロ企画の延長にある企画アルバムだったものと思われる。

FC会員でないと入手できないのでハードルが高いと思われるが、DEENのFCには年会費制と月額制があり、Web版は決済は3キャリア&Yahoo! ウォレット。Yahoo! ウォレットはPCから使用可能なので、PCからYahoo! ウォレット経由で月額330円で加入→FC盤購入→即退会のコンボで商品代金+330円+送料で入手する事が可能であった(FC盤の販売はSony Music Shop経由なので送料はかかる)。

1.LOOP

作詞:池森秀一、作曲:山根公路、編曲:篠崎裕
DEEN
「遊びにいこう!」に続いて篠崎裕にアレンジを委託。バンド+ストリングスによる爽やかなポップロックナンバー。「遊びにいこう!」に近いポップロック系で普通にこの時期のDEENらしい曲

2015年『全開恋心!!~Missing You~』を最後に通常編成(宮野・HIDEのサポートリズム隊)でのアルバム制作は行われていない。2016年『バタフライ』はSKUFF-LINKSと制作、その後のシングル『記憶の影/遊びにいこう!』のみが通常編成で制作され、2017年『PARADE』は3人だけ+互いに関与せずにC/Wとソロ!ソロ!!ソロ!!!向けのソロ用の曲を各自並行して準備していたと思われる。つまり、宮野・HIDEを招いてのレコーディングは2015年アルバム『全開恋心!!~Missing You~』→2016年シングル『記憶の影/遊びにいこう!』→「Journey」と飛び飛びになっており、そこに「LOOP」「Destiny」「Moon River」が加わる形。明らかに区切りを意識した「Journey」の後に「LOOP」「Destiny」「Moon River」をレコーディングしたというよりかはその前に制作しているっぽいし、篠崎裕の参加から「遊びにいこう!」頃のアウトテイクの可能性も?
★★★☆☆

2.Destiny

作詞:池森秀一、作編曲:田川伸治
DEEN
時系列ではDEENでの田川伸治の最終発表楽曲。ファンキーでダンサブルな曲でこれもDEENの田川曲っぽい曲だが…。特に最後を意識して書き下ろしたという感じはなく、それこそこの3人時代末期~脱退後ソロでの”田川伸治が作った曲という感じ”という表現が今こそ当てはまるような1曲といえる。
★★★☆☆

3.ROUND AND ROUND

作詞作曲:山根公路、編曲:古井弘人
山根公路
山根ソロではアマチュア時代のバンド仲間にして、初期のアレンジャーにしてGARNET CROWメンバーだった古井弘人を招いての制作。DEENでも山根作曲に古井編曲は「もう泣かないで」以降の5年間でチラホラ出ていてアレンジを外部に任せる事が増えていたがこれが2人になって以降の編曲撤退への布石にも今となっては思える。『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』にも古井弘人をゲストで招いてのステージとなった。

意外と今までのソロではなかったシリアスなロック系。打ち込みの感じがGARNET CROWの古井弘人っぽい感じもする。
★★★☆☆

4.T.A.G.

作編曲:田川伸治
田川伸治
テケテケテケ…とデモのような打ち込みリズムに乗せて軽快なエレキギターをかき鳴らすインストナンバー。タイトルの意味は不明だが、普通に田川→TAGAWAのTAGだろうか。なんかアクションゲームのBGMっぽく聞こえなくもないのでTagawa Action Guitarだったり…はしないか。

12月31日に行われていた『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』の各自のソロコーナーで演奏した曲は同ライブのBlu-ray特典としてStudio Recording CDに収録された。このため今作からもいくつかの曲はFC限定縛りから解放され、Blu-ray特典CDの形ながら一般発売が実現した。
★★★☆☆
Blu-ray『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』特典Studio Recording CD

5.流れ星

作詞:池森秀一、作編曲:くどうたけし
池森秀一
池森ソロでは「ずっと伝えたかった I love you」で招いたくどうたけしを招き作編曲を全て委託。池森作曲は無し。やはりすっかり作曲する気が無くなっている…。「LIP」の作編曲であるGary Scottもソプラノサックスで参加している。ドラム打ち込みだがくどうたけしがベース、キーボードの工藤聡子っていうのはくどうたけしの家族?ギターに侑音が初参加しているのが最大のトピック。本人ブログは2012年からだが1981年生まれなので2012年時点で30歳を越えており、ブログ開始以前にも10年以上のキャリアがあったと思われるが、詳細は不明。池森さんが一体どこで見つけて連れてきたのかも不明。いずれにしても田川脱退と前後して池森さんは自身プロデュースの楽曲にも積極起用しており、ついにここでサポートギターとして初起用、そのままDEENにおける田川伸治の後任ギタリスト兼アレンジャーとなったので相当好感触だったのだろう。

大人っぽいAOR風味の楽曲。以前のように趣味全開のR&B方面には行かなくなっており、これは池森さん自体がDEENにだいぶ寄ってきているという事か。
★★★☆☆
Blu-ray『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』特典Studio Recording CD

6.Moon River

作詞:山根公路、作編曲:古井弘人
山根公路
古井弘人が作曲まで担当したかなり珍しい曲。ソロ曲はみんなドラム打ち込みだが今作のみ宮野和也、HIDEが参加していてストリングスも入った生バンド編成。それだけの事はあり、ソロ曲の中では1番音が豪勢な感じがするストバラ。古井弘人は作曲はほとんどしないがこれはなかなか…。
★★★☆☆
Blu-ray『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』特典Studio Recording CD

7.Eternal Janne Da Arc

作編曲:田川伸治
田川伸治
訳すと「永遠のジャンヌダルク」『CIRCLE』収録曲をギターインスト用にリメイクした楽曲のようだ。ギターが奏でるメインメロディーが「永遠のジャンヌダルク」のものになっている。オシャレな雰囲気だが、この打ち込みリズム隊の音色なら普通に生バンドでやればいいのに…。
★★★☆☆

8.パッパヤ♪ボクトキミ

作詞:池森秀一、作編曲:くどうたけし
池森秀一
妙に若さ溢れる勢いではじけるアンチエイジング路線極まるパーティーチューン。『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』で演奏前にタイトルを言った際には明らかに「パッパヤ」としか言っていないので2017年12月31日時点では「パッパヤ」だったのを、収録に当たって「パッパヤ♪ボクトキミ」に変更したのか、天然さん発動で省略したタイトルしか言わなかったのかは謎。

これもなんかリゾートライブ用に池森さんがこんな感じの曲をやりたいとメンバーに要求してそうなノリの曲。DEENで発表していたらさすがにちょっときつかった気はする。ただ今作をもって池森さんの中のパッパヤとした衝動パッパヤパッパヤ(浄化)していったという区切りのパッパヤというイメージ。

ここに至るまでの数年間明らかにグダグダしすぎていた武道館MCに代表されるような正直ちょっと緩んだ空気の中でパッパヤっているうちについにメンバーに脱退される事態にまで陥って気を引き締めたのか、このようなお気楽な方向性は急速に鳴りを潜めるようになった。そして何故か脱退していった田川伸治が以後発表する自身作詞作曲編曲ボーカルの曲には妙に気取りまくった曲が増加、まるで池森さんに憑りついていたパッパヤ神が田川さんにくっついていったかのようにも
★★★☆☆
Blu-ray『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』特典Studio Recording CD

9.Go Cozzy Go!

作詞作曲:山根公路、編曲:古井弘人
山根公路
ややラテン系のノリも感じる曲。編曲は古井さんとはいえ、「DEENといえばラテン」系の曲って何気に池森・田川ラインで制作されることがほとんどだったように思うので山根さんがこういうの歌うのちょっと新境地かも。サビ終わりにも出てくるが、Go Cozzy Go!というのは結局のところ、俺頑張れ!っていう自分鼓舞ソング?
★★★☆☆

10.Cause Your Love Is My Love

作詞作曲編曲:田川伸治
田川伸治
全英語詞でボーカルが入っているため作詞クレジットもある。あくまでコーラス的なボーカルだがサビ部分はコーラスとギターの掛け合いみたいになっている。末期のジャズ系の雰囲気を醸し出していた方向性に沿ったようなオシャレな雰囲気の楽曲。「Let’s Show Time!」なんて曲も書いていたが、この曲でも冒頭からShow Time!とか言っているし、脱退直前の田川さんはShow Time!な方向性にハマっていたのだろうか。
★★★☆☆
Blu-ray『DEEN LIVE JOY-COUNTDOWN SPECIAL~ソロ!ソロ!!ソロ!!!~』特典Studio Recording CD

11.思い出にできるから…

作詞:池森秀一・くどうたけし、作編曲:くどうたけし
池森秀一
ギター侑音に加え、同年2月に池森プロデュースで配信デビューした小山翔吾がコーラス参加。プロデュースと言っても池森さんが曲を提供しているわけではなかったようだ(そもそもDEENでも時乗浩一郎退社後はめっきり作曲しなくなってたのに外でガンガン作曲されても…)。どうもこの”池森プロデュース”って何をしているのか良く分からないんだけど人脈を駆使しての楽曲の手配とかレコーディング指導とかなの…?

作編曲どころかついに作詞まで共作になってしまったが曲自体は普通にバラード。なんかこれはDEENのアルバムのラストに入っているバラードとあまり違いが…。
★★★☆☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました