大学3年生～4年生。
非常に不安定な精神状態に陥り苦しかった前半、進む道を決めて前向きな後半で心境も見える景色もまるで異なるコントラストのハッキリとした1年だった。苦しかった時期の前半の曲の方が支えになった曲が多いが、それにしても前半は不思議なことに苦悩やリスタートを歌った曲が多くていちいち響いたな…。
全く宣伝をしなかった当サイトのアクセスも取り扱い作品数が増えてきて検索に引っかかるようになったり、「今週のチャート」がいつの間にやらアクセスを集めたりしていたらしく、後で知り合った人たちに聞いてみると大体この辺りから見始めたという人が多い。特に前半は日記でメンセツカーンが現れた！とか面接をRPG風にするとかいうかなりヤベェ事やってるんだけどいきなりそんなところから入って大丈夫だったのだろうか。
05年の秋にスタートして年内3回だったネットデジオが06年末には13回になっているのでほぼ月1レギュラー状態で制作するというネットラジオ全盛期。
ゲストも何度か呼んでいるが(2012年前後のオフ会開催期で知り合った人たちとは全く違う当時の読者さん)、掲示板やメールフォーム等で連絡を取って近場の駅まで車で向かって回収、初対面からの挨拶を済ませて適当なスペースに駐車して車内に持ち込んだカーネル・S・マルオ氏の機材(当時はまだ携帯型の録音機ではなくもっと大型のMTRを持ち込んでいた)で録音するというかなりアグレッシブな事を行っていた。正直聞いてた人って二桁いねーだろってくらいだったと思うんだけど(ラジオページのアクセスは50～100くらいはあったはず)、あれから10年以上経過している現在、当時聞いてた人なんかはもういないだろうな。今考えるとなんか若さって若さだよな。
リアルタイム部門
楽曲
・箒星/Mr.Children
・ゆるぎないものひとつ/B’z
・Starting Over/DEEN
・零と宇宙/SOPHIA
・決意の朝に/Aqua Timez
・涙のふるさと/BUMP OF CHICKEN
・Mr.Travelling Man/TOKIO
・マイペース/SunSet Swish
・Dear WOMAN/SMAP
・きっと大丈夫/嵐
・夏模様/KinKi Kids
・アオゾラペダル/嵐
・Answer/GLAY feat KYOSUKE HIMURO
・宙船/TOKIO
・アカツキの詩/スキマスイッチ
・VISTA/GOING UNDER GROUND
・ハミングライフ/GOING UNDER GROUND
・エンドロール/SOPHIA
・惑星タイマー/福耳
・スタンドバイミー/レミオロメン
・アイランド/レミオロメン
「ゆるぎないものひとつ」は当時の心境そのまま。『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』主題歌なんだけど、内容には全く関係なかったし、映画とも全く思い出がリンクしていない。”笑いながら別れて胸の奥は妙にブルー言いたいことは言えず”とか”何も始まらないで今日が終り～(中略)自分がイヤで眠れないこんなことなんべん繰り返すの？”とか面接後のセルフ反省会そのまんまにしか聞こえず、サビの”ゆるぎないものひとつ抱きしめたいよぉ～♪”はまさに魂の叫びのようであった。断じて探偵たちの鎮魂歌ではない。「Starting Over」も「箒星」も「零と宇宙」も「決意の朝に」も絶望からの再起を歌った楽曲で、基本的に夏頃まではそんな曲ばかり繰り返し聞いているような危うい状態だった。
BUMP OF CHICKENは大学時代の友人がハマっていてちょうど新曲が出たタイミングで聞いたらとても自然にすっきりと来た。何かこの年は聞く曲、聞く曲その時々の心情の変化にかなり寄り添っていたのがドンピシャで目の前に出てくる感じがあった。
やや曲数が少ないが、実際当時のシングル感想コーナーの曲数も少なかった。12月とか1枚しか無い始末。ドハマリした曲が多い一方でそれだけあまり広げなかった1年だったのかもしれない。また05年頃からさいたま市の図書館が一気に充実し始め、新規オープンを始めとしてCD在庫が増えた(それまでは古いボロボロのCDしか置いてないイメージだった)ので、図書館を利用しての旧作発掘を開始した事に伴い、開拓が増えていた影響もある。L⇔Rも「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」のシングル盤だけ99年の項目で書いたように当時のブックオフで買い集めたヒット曲の1つとして持っていたがそろそろ他の曲を聞いてみるかと思ったタイミングで『Last Roll』が入荷されていたので聞いてハマってL⇔Rのオリジナルアルバムを駆けずり回って集めて感想を上げた頃がこの年かもしかしたら05年くらいだったと思う。
アルバム
・BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU/GOING UNDER GROUND
・We/SOPHIA
・Stop The Clocks/OASIS
・夕風ブレンド/スキマスイッチ
・Harvest/TOKIO
・MONSTER/B’z
・5年モノ/福山雅治
・HORIZON/レミオロメン
・キロロのいちばんイイ歌あつめました/Kiroro
・ALL SINGLES BEST/コブクロ
・小松未歩ベスト～once more～/小松未歩
・Golden Best 15th Anniversary/ZARD
・何も言えなくて…夏 JAYWALK ORIGINAL EDITION 1/JAYWALK
・COMPLETE BEST ALBUM 「FRESH」/JUDY AND MARY
・CYCLE HIT 1991～1997 Spitz Complete Single Collection/スピッツ
・CYCLE HIT 1997～2005 Spitz Complete Single Collection/スピッツ
・sympathy/高橋瞳
・プリ2～PRINCESS PRINCESS BEST OF BEST～/PRINCESS PRINCESS
・オクリモノ/RAG FAIR
気になっていたGOING UNDER GROUNDのベスト盤が出たのでレンタルしてきたところ、ドハマリ。後半ほとんどこればかり聞いていたので06年後半に何を聞いていたかの記憶がかなり薄い。
やたらとベスト盤ばかり上げるのは禁じ手かもしれないが、どれも思い出深い。前年秋のミニコンポ買い替えとリマスターが相まって以前に聞いていた曲が全部新鮮に聞こえたというのもかなり影響していたと思う。JUDY AND MARYもスピッツもZARDもなんかある程度聞いていたはずの曲が全部凄く聞こえたからな。実際この時期のリマスターというか音圧って相当なものがあったみたいでZARDの『Golden Best』なんかは特にあれからもベスト盤、BOXけっこう出てるけどZARD史上最高音圧、最高ド迫力なのってこれのままだと思う。
JAYWALKに今更ハマったのもこの年。PRINCESS PRINCESSもちゃんと聞いたのはこの年のベスト盤だったな。
洋楽も少しは聞こうって事でギターロック系で何か…と思っていたところOASISがベスト盤を出すというので図書館で『BE HERE NOW』(ベストとの被りゼロ)を借りると同時にベスト盤『Stop The Clocks』をいきなり購入。その後これまた一気にアルバムを集める(これは全部図書館レンタルで済ませた記憶、これ以降とリマスター盤と解散以降のソロはちゃんと買ってる)。
1年前の05年春は当時の日記に記録されているようにPAMELAHを駆けずり回って集めていたみたいだけど、こんな風になんのきっかけも無い自分だけのタイミングで急にハマるというのは昔から変わってない。もう少しリクエストとかお勧めとか流行とかに柔軟に応じられればいいんだろうけど、急に提示されたものを聞いてももう1つ乗り切れないので大概それっきりになってしまう。なんかこう…あるんだよな、関心が…高まるぅ…溢れるぅ(唐突な旧ブロリー風)っていうタイミングは意図せずに急に訪れる。
後追い部門
楽曲
・Fly/MONKEY MAJIK
・Lion/玉置浩二
・フタリ/MONKEY MAJIK
・愛してる/風味堂
・Stay with me/風味堂
・LAST SONG/風味堂
・桜の足あと/藍坊主
・ジムノペディック/藍坊主
・ハローグッバイ/藍坊主
・流星ミラクル/いきものがかり
・コイスルオトメ/いきものがかり
・Around The World/MONKEY MAJIK
・カナリアボックス/LUNKHEAD
・パスポート/GOING UNDER GROUND
・Happy Birthday/GOING UNDER GROUND
風味堂は確か大学の友人の1人で後の「雪山2007」メンバーのあさかびと氏が当時ハマっていたので名前を聞いたことがあったんだと思う。確かギターのいないバンドなんだと説明を受けた記憶もあるが、当時はなんかまだこの音楽性が好みではなかった。
アルバム
・TUTTI/GOING UNDER GROUND
・ハナミドリ/藍坊主
・風味堂2/風味堂
・thank you/MONKEY MAJIK
・ULTRA BLUE/宇多田ヒカル
・Confidence/HY
・Crispy Park/Every Little Thing
・MELODIES/織田哲郎
・風の中の行進/熊木杏里
リアルタイムより現役って感じがあるのは前年と一緒。
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