コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命- 1話

08年(1st)、09年(SP)、10年(2nd9)に続く7年ぶりの続編。主要キャストは続投しつつ、田所部長(児玉清)は児玉清が亡くなっているのでいなくなっているのは当然だけど、森本医師を演じていた勝村政信も何故かいなくなってた。児玉・勝村の2人が抜け、開始時点で藍沢(山下智久)・緋山(戸田恵梨香)も救命にいない。新たなフェロー3名、看護師1名が追加されているが、この新たなフェロー3名がポンコツ以下で主人公4人たちの新人時代(1期初期)とはまるで比較にならないくらい使い物にならない、このため救命の現場は人手不足が深刻という設定で物語がスタート。

別の病院で産婦人科医になっていた緋山(戸田恵梨香)は救命に呼び戻された。その登場はなんとタンクトップ姿で救急車に同乗してくるというもので、住んでいたところが火事になり、本人は無事だったが重病人を救命しながら来るというものだった。代わりに三井(りょう)が何らかの事情で休職するという。白石(新垣結衣)がフライトスタッフのリーダーとなり、橘(椎名桔平)は部長になっていた。前作までの部長だった田所が亡くなったのか引退したのか、森本についても特に触れられず。

藍沢(山下智久)は西条(杉本哲太)の元で脳外科医として働いていて、新キャラライバルの新海(安藤政信)とどっちかがトロントの病院へ派遣されるという状況で、救命へ戻るように言われても断っていた。しかし必要とあらば常に駆けつけてくるという存在。

三井が休職するのは心臓移植を待つ橘(元夫)との息子が厳しい状態だという事、マジでヤバい新人たちとかつての仲間たちの窮状を目の当たりにして教育係として藍沢が救命へ復帰(外科の黒い服からおなじみの青服へチェンジ)、前作で恋人が死んだ冴島(比嘉愛未)は好意を寄せていた藤川と見事にゴールインしてて妊娠が発覚する、初日から自宅火事で焼失につきホームレスと化して病院に泊まり込んだ緋山は結局白石の家に居候決定…と話が動きつつ1話は終了。

冒頭から人手不足と新人として起用している名取(有岡大貴)、灰谷(成田凌)、横峯(新木優子)が戦力にならないのを強調。冒頭から基礎すらできないような描写やスマホいじり、極度なアワアワ、もたつき、ヘラヘラなど緩い態度が目立ち、メインとなった祭りの大惨事事故でも全く使えないっぷりが強調されていた新人3名。さすがに事態が収束する頃には3人ともそれなりに真剣な表情で患者を診ているカットも出てきたとはいえ、いくらなんでも使えなさ強調しすぎ…
しかしよく考えるとこのドラマほぼ立て続けに2期まで作られ7年も経過していたように、フェロー卒業までを2期にわたって描いてストーリーとしては完結している。フェローとしての成長は描き切り、続編を作るならもう主人公格の成長や未熟さばかり出すわけにはいかず、主人公格はそれなりに頼れる存在になっていないといけない。

ここまで親や祖母などが出てきた程度でほとんどプライベートが描かれなかった主人公格が結婚して家庭問題を抱えるとかで苦悩させる方向もあるが、別のドラマになってしまう。そうなるとやっぱりかつての自分たちと同じ立場の新人を育てるという展開になるが、藍沢級の有能なフェローなんて出しても話が作れないし、1番お調子者でドジも多かった藤川(浅利陽介)くらいの新人でも普通に仕事が出来るならSP1本程度が限界で連ドラにはできそうにない。何より新人3名がそれくらい使えてしまうと人手不足を強調できなくなる。

そうなると基礎もできないやる気もない超使えない新人、それによる人手不足という枷を設定しないと結局このドラマでこれ以上の続編は作れないってことなんだろうなぁ…。逆にもう実在しないんじゃないかっていうくらいのいわゆるテンプレイメージのゆとりキャラにしておけば厳しくしたらふてくされる、逃げるとかやりやすいし、厳しくしすぎてやめられたらどうするんだ!とかなんとか対応に苦慮したり衝突する主人公勢…という形でも話を引っ張れる。しかし苦しい続編になりそう…。

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