電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-

18年冬クール放送の『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』の続編。今年1月の特別編で最終回手前の補完が行われたが、この際に洋太(戸次重幸)と人間あい(西野七瀬)が回収していたビデオガールのパッケージ一覧から神尾まいのものだけ抜け落ちている事を危惧していて早く探さなくては…と焦っていたのが今作へ繋がっている。

キャストは洋太(戸次重幸)のみ続投。神尾まいは原作にも登場したビデオガールで、前作にも原作登場人物の25年後の清水が登場したが、今作では原作登場人物では松井直人(岡田義徳)が登場する。今回は原作から25年後とされた前作から1年経過して26年後と思われるが、作中では普通に25年後として扱われている。

山下美月は今作撮影の多忙から体調不良で両立が困難となり、シングル『Sing Out!』には不参加となり、本業の乃木坂46を休業して今作のみに専念する形で活動を制限した。 「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-」の続きを読む…

日本ボロ宿紀行 12話

最終回は神奈川県みよし旅館が舞台。漁港での営業に失敗した2人はいつものように宿へ向かうが、いつもはボロっぷりに目を輝かせる春子(深川麻衣)が終始浮かない表情。一応龍二(高橋和也)がボロっぷりへのツッコミを代行していたが、これでは何だかいつもよりつまらない旅館みたいではないか…。

春子はこのままでは勝ち目が無く、営業を回る資金も無いため、東京に戻ろうと告げる。東京に戻って新曲を作って改めて勝負しようと今更当たり前な事を言い出す春子。そもそも20年前の小ヒット曲を今になってもう1回売ろうという前提に無理があったままここまで来てしまったのに最後の最後で新曲を出そうとか当たり前な事言い出されても…。

龍二は新曲を作る資金も無いだろうと告げるが、春子はバイトして資金を作ると宣言。そこまでしなくても「旅人」の歌唱印税を使えばいいという龍二だったが、実は印税など既に発生しておらず毎月振り込まれていた印税と思われたお金は故・社長(平田満)のポケットマネーであった。それを初めて知った龍二はさすがにショックを受け、春子の前では明るく振る舞っていたが翌日引退すると置手紙を残して姿を消す

一方の春子はこれまでの旅館女将(根岸季衣)に励まされて龍二の歌が好きだという原点を信じて旅を続けることを決意。消えた龍二を追いかけて思いを告げ改めて2人で営業の旅を続けることになり終了。

今回は宿よりも最終回展開に重きが置かれていた感じ。お決まりな展開ではあったけど、そもそも20年前のヒット曲が何故か大量に余ってるので今更営業に出てもう1回売ろうとするという旅の前提が微妙すぎたのが効いてしまい旅を続けるか否かでシリアスになるには色々おかしくなってしまったような。

演じている高橋和也本人が「旅人」を80年代にヒットした歌謡曲の設定、と思いっきり勘違いしてしまっているところも含めて設定にとにかく無茶があった。20年前のヒット曲なので99年のヒット曲のはずなんだけど、制作側含めて感覚が30年前になっててズレてしまっているという。高橋和也本人にしてみれば男闘呼組が活躍していたのが30年以上前なので若い時のヒットなら80年代という感覚から来るものだろうけど…。

それにしても社会全体の高齢化の影響なのか、来年には20年前が2000年になるという事実、来年から80年代が40年前に、90年代が30年前になっていくのを忘れがちだ。

20年前のヒット曲「旅人」の知名度を餌にして余っている売れなかった最後に出せた新曲を売るとか、20年前のヒット曲「旅人」を餌にしてこれが売れなかったらおしまいな最後の新曲を最後にならないように売るとかそういう設定が本来自然だったはずなんだけど、いずれにしても最低2曲用意しないといけないので不自然にしてでも1曲を選んで設定した結果、変な前提になってしまって結局「旅人」はヒットしたんだか売れなかったんだか良く分からねぇっていう変な事になったのか。ていうかいっそもっとテキトーに昔ちょっと売れただけ(何が売れたかは明示しない)の過去の歌謡歌手が再起をかけての「旅人」で地方営業するっていうもっとボヤっとした前提を用意した方がマシだった。

それにしたって主題歌枠は別にあって別の人が歌っているんだから挿入歌と主題歌で2曲で良かった気がしなくもない。まだCDが売れている時代だったら、「旅人」を当然CD化していただろうから自然に2曲用意できていたのだろうか…。

2人の関係性やボロ宿独特の雰囲気など、空気感は非常に良かったのと秋の山々の自然風景も癒されるものだっただけに、この変な設定を一旦破棄、リセットしてしての続編を期待したい。

日本ボロ宿紀行 11話

静岡県下田市「昭吉の湯」が舞台。今回の営業先は下田城美術館という寂れた場所。宇宙パワーを売りにした怪しい場所では完全にどうかしちゃっているおばちゃんに宇宙に向けて歌えと言われ、報酬は隕石と称した怪しい石。振り切れ具合がヤバかったが、宇宙パワーの看板等は実在するものであり、怪しいスポットとして一部マニアの間では知られた場所のようだ。美術館の名の通り、実在した下田城でもなんでもない観光用の偽の城で、しかもネットの古いレポでは在りし日の姿が見れるが潰れてしまって10年ほど経過した完全な廃墟らしい。とんでもねーところでロケしたなおい…。

ヘトヘトの2人は温泉の看板を見て「昭吉の湯」に向かうが宿もやっていると知り宿泊。部屋が空いていないのでバンガローの方に泊まるという事になり、温泉も日帰り温泉がメインなので景色も良いせいか今回はいつもより風呂のシーンも長め。さらにバンガローは標準的なものだったのでいつものボロっぷりはほぼ施設外観のみに留まるという珍しい展開に。宿泊曲の青年を指名手配犯と間違えたら売れない役者だったというドタバタもありつつ、酔って暴言モードになった春子(深川麻衣)は営業を回る金が無いと吐露。龍二(高橋和也)は100枚売ってやる!と意気込むが最終回という旅の終わりが見えてきて次回へ続く。

よりによって今回みたいな完全に相手に騙された形になるような営業の後で金が無いと言われてもそれはもう完全に春子の営業手腕に問題があるとしか…。

日本ボロ宿紀行 10話

再び1県2話に戻り、前回に続く埼玉県。寄居町「山崎屋旅館」が舞台。王道的なボロ宿だったが、今回は営業先で若者がみんなスマホをいじっていて曲を聞いていない事から若者受けを考える話になり、同じ宿泊客の若者カップルから配信はしていないのか?と聞かれて配信をしようと春子(深川麻衣)が提案するがデータで軽いやり取りをされるのは嫌だと龍二(高橋和也)がつっぱねる話に。

音質に言及したり(若者曰く普通の環境なら違いなんて分からないので問題ない)CD終了、DL時代という典型話が展開し、古い売り方(CD)にこだわる龍二というCDすっかり前時代産物みたいな扱いが少々悲しかったが、さすがにストリーミングへの言及は無し。一方で「もちろん違法じゃないところでDLしたい」としっかり言及する場面も。そこ大事な。

いつもより出番の多かった旅館主人との会話の中で龍二はこの旅の始まりである「引退するならCDを売り切ってから引退しろ」という約束を大事にしており、CDをちゃんと売り切るまではケジメだと語り、偶然聞いていた春子は龍二の意思を尊重。CDをまずは売り切らなきゃいけないのでDLはそれまでしないと若カップルに宣言し、カップルはいい曲だったから今聞きたいと1枚お買い上げ。若者に売れたCD1枚で気を良くした2人で次回へ続く。

“ネットで検索しても「旅人」が出てこない”事になっていたが、1回PV作ってネットにアップしたのはどうなったのだろうか…。この規模じゃ通販もやってなさそうだしなぁ…(社員もいないし、今2人は営業で回ってるので誰が発送業務するんだっていう)。かといって1営業につき0~10枚程度しか売れてない様子なので宿泊費・移動費・食事代で全部チャラっていう勢いだし、設定の根幹を考えてしまうような話だったな…。

ザンビ 最終話

実は刺されていて気絶してしまった実乃梨(堀未央奈)、意識は戻り、講堂まで逃げ込むとそこで放送でスピッツ「楓」が流れ始めた。聖(与田祐希)が生きていた!と楓(齋藤飛鳥)は動けない実乃梨を置いて単身放送室へ向かう。この間に夜明け。ていうか放送室についたら夜明けどころかかなり昼間になってたんだけど、講堂から放送室って何キロあるんだ

感動の再開を果たした2人だったが、夜が明けたおかげでドアのガラスに映った聖の姿は鮮明にザンビ化による半顔の歪みを映していた。割と意識を残しつつもザンビ化して徐々に襲撃モードへ変わっていく聖。なんかイジメられたり、部屋に入れてもらえなかったり、武装集団(笑)に無意味にタコ殴りにされたり、末路がザンビだったりすっかりかわいそうな子だったな…。“与田ちゃん”的なイメージでこういうかわいそうな感じがハマると判断されてこんな散々な役回りになったんだろうか…。前回一気に楓との熱い友情ポジまで実乃梨に持ってかれてしまったので、ザンビ化しながらの「初めての友達だったのに」は切なすぎた

脱出して悲しみをこらえた楓は「ついてこい!」と叫び走り回って家庭科室へザンビ達を誘い、ガスの元栓を全開にしてライターで火をつけて全てを葬り去ろうとする。しかし集団の中に白髪カミビト化した亜須未(秋元真夏)がいたため、ためらったところを襲撃されてライターを落としてしまう。元々の親友だった亜須未とはいえ、ここまで来るともう意識はカケラも無いようで容赦ない。ていうかむしろ率先して殺りにきている

主人公補正で襲い掛かるザンビの襲撃を全回避し続けた楓だったがいよいよピンチなところで、実乃梨が教会に出向いていて鐘を鳴らした。何故か鐘の音を聞くとザンビは反応して動きを止める習性があり、この隙に楓は着火。学園にいたザンビは概ね全て爆炎で吹き飛んだようだが、楓は寸前で眼前に現れた聖ザンビが盾となってくれて助かったらしい。そんな規模の爆発じゃなかっ

教会で実乃梨と合流した楓はヘリの音を聞いて屋上へ向かうがその最中に実乃梨がザンビ化。襲う前に殺して!と訴える実乃梨を殺せなかった楓だったが、実乃梨は自ら飛び降りて自害ザンビ化しながらも最後まで理性キープという離れ業を見せた。

絶望の中、1人残されて自殺を図ろうとした楓だったが、ヘリの音で我に帰る。しかし複数のヘリは救助ヘリではなかった。ヘリが向かっていたその先は戦火に燃える東京の街だった。一晩で東京中がザンビの呪いで蔓延した事を悟った楓でTHE END。

お得意の丸投げENDとはいえ世界滅亡で主人公1人だけ生き残りというBAD ENDはホラーのオチらしいオチだろうか。実乃梨が急に友情話に割って入った感があって(「楓が初めての友達」発言まで後追いでぶちかまして最後の生き残り友人ポジまでゲット)、聖との友情と末路が二番手扱いになってしまったのは残念だったけど、2人ともザンビ化しても主人公格らしい見せ場があったのは良かった。悲しい結末ではあったけど…。

ザンビの設定が不安定でカミビトもなんだったのか状態(時間が経過するとカミビトに変わるらしいけど、ザンビ化数時間の美琴(中村麗乃)みたいに早期カミビト化するのもいた)だし、理性の失い方、ザンビ化の速度もかなり個人差があったし、楓の行動は終始不自然だらけだったけどB級アイドルホラーとしては良かった。

それにしても美しい女(新内眞衣)の呪い強すぎ…。100年封印されていてより呪いの力が強まっていたのか、ちょっとこのレベルの増殖力だともう霊媒師5名でなんとかできる次元じゃない。そしてやっぱり楓を生贄にしてザンビを封印するっていうのはザンビのオリジナルを生み出す方法であって、あれが実現しててもオリジナルザンビが2体になるだけだったような。