良いこと悪いこと 1~7話

2025年秋クール日本テレビ系「土曜ドラマ」枠(21:00-21:54)。

間宮祥太朗、新木優子主演。

2004年卒業(2003年度)の小学校の同窓会を機に殺人事件が発生するという“ノンストップ考察ミステリー”とされている。2004年卒業(2003年度)の設定なのに何故か2001年のポルノグラフィティ「アゲハ蝶」が謎に主題歌に起用された。

1話

公式ページ上のサブタイトルは「6人」だが、TverやHuluではインパクトを示すためなのかこのサブタイトルが一切使用されずに「第1話 冒頭1分1人死ぬ」がサブタイトルに変えられており、Tverの専用サムネイル画像も間宮祥太朗の顔面アップと共に「第1話 冒頭1分1人死ぬ」とデカデカフォントで書かれている始末。

この言葉通りにいきなり突き落とされて落下していく武田敏生(水川かたまり)という衝撃的映像がからスタート。空気階段水川かたまり物凄い出オチのビックリ顔からの速攻死体役かよと思ったら、一旦時間が巻き戻ってタイムカプセルを埋める小学校6年生の様子が描かれた。この際に担任が「学校が創立50周年の2025年に掘り起こす」と説明しており、さらに埋めた正確な日付が出てこなかったが公式に「22年後」「22年前」としているので卒業直前の2024年1~3月ではなく、2003年12月までの間に埋めた設定らしい。いずれにしても22年後、34歳となんの区切りでもないタイミングで掘り起こす理由が“創立50周年”という超学校都合なのが珍しい。それにしては周囲に他の子どもたちもいないし、このクラスしか埋めてなさそうだったけど、他のクラスや他の年は企画が違ったり日程が違ったりするのだろうか。地味に何故このクラスだけなのか謎だぞコレ。

場面が再度現代になったが冒頭の転落死が起こる前の当日、実家の塗装屋を継いで既に妻と小学生の娘もいる高木将(間宮祥太朗)の家にタイムカプセル掘り起こしの同窓会に連れて行くのに武田がやってくるところからスタート。全員が集まったわけではないが、同窓会の場では少し遅れてやってきた美人記者としてテレビや雑誌で大活躍している猿橋園子(新木優子)がやってきたので沸き立つ。高木だけは何かを気にしているかのように極力園子に触れないようにしていたが…。掘り起こしたタイムカプセルには各自の将来の夢の絵が描かれていたが、一緒に入っていた卒業アルバムの顔写真では高木や武田らクラスのリーダー格で仲の良かった男子5名女子1名の6人の顔が黒く塗りつぶされていた。悪戯にブーブー言う武田だったが、高木はやはり何か思い当たる事がありそうで…。二次会も盛り上がって解散して、武田が自宅マンションに戻ったところで転落死が発生。

翌朝刑事が訪ねてきて武田の死を知った高木は同じく塗りつぶされていた桜井幹太(工藤阿須加)に殺されたのではないかと相談するが、桜井は何も覚えていないらしい。そこに園子が取材にやってきて、塗りつぶされた6人は園子をいじめていた6人だったと発覚。高木だけはこの事を覚えていて復讐で殺したのか?と問いかけるが園子はそういう態度なのかと去ってしまう。

再度園子を呼び出して、改めてこの事は覚えている事とそれで復讐で殺人をしているなら俺だけをやれと宣言する高木に憤慨する園子だったが、直後に桜井の居酒屋で火災が発生。飛び込んだ園子だったが、閉じ込められた時の閉所恐怖症が再発して動けなくなってしまい高木に救出される。桜井は死亡ではなく意識不明で、改めて園子は犯人は自分ではなく、武田の死にザマーミロと喜んだ自分がいたがそれでは自分も悪い子になってしまうし、むしろ6人に死なれては困るし、自分のいじめを利用した真犯人を許さないと説明して高木と共闘を持ち掛けて次回へ続く。

イジメというのは日常的だったのかはまだ明かされず、体育倉庫閉じ込めのいじめの回想シーンのみ描かれた。しかも高木と園子それぞれの視点で描かれたが、高木視点では6人で校庭で遊んでいて転がっていったボールを追いかけて倉庫の前まで来たら助けを求める園子の声が聞こえたので扉をガンガン叩いてはやし立ててからかった…というまあそれはそれで言い訳不能なイジメであった。しかし最初に閉じ込めたのは6人ではなく、閉じ込められていた現場に偶然たどり着いただけであった。一方の園子視点では体育倉庫に筆箱を隠されていたのか筆箱を救出していたら何者かに扉を締められてしまい、助けを求めていたら急にガンガン叩かれて集団ではやし立てられたので恐怖で号泣して閉所恐怖症に追い込まれた…という事で閉じ込められるまでの前半部分まで6人の仕業と勘違いしているっぽい。

園子が犯人なのかどうかで引っ張りつつ、いじめにもまだ裏がありそうという事で謎が謎呼ぶ感じでスタート。面白そうではあるがちゃんとまとまるのかも未知数か。

それよりも何で今更新曲じゃなくて「アゲハ蝶」主題歌?2003年度が起点の話なら2003年か卒業年の2004年の曲というなら分かるが…。2003年だと「渦」「音のない森」「メリッサ」「愛が呼ぶほうへ」「ラック」なので「愛が呼ぶほうへ」以外はどれもけっこう今作の雰囲気にハマりそうな曲達が揃っていたが、2001年の曲である事に意味があるのか(2年前の4年生の時に原因になる事件があったとか。ただし園子は6年生の時の転校生という設定なので園子無関係になってしまう)、「アゲハ蝶」とドラマがどこかでリンクするのか…。

2話

6人の黒塗りメンバーで同窓会には来ていなかった3人のうち中島笑美(松井玲奈)に連絡がついて接触。園子にとっては転校してできた最初の友人だったが、同じキーホルダーをつけているのをお揃いだねと言ったら「それは私のキャラだから外した方がいい」などとほざいた挙句に、盗んで偽装工作。笑美が取ったのかと問いただした園子だったが、高木が俺の友達を疑うのかと庇ったのもあって逆に園子が悪者にされてしまい、謝らされた挙句にいじめのターゲットになったらしきことが発覚。主人公なのにけっこうやらかしてるなぁ高木

正直あまり覚えてないので適当に謝る笑美の態度に腹を立てた園子は帰ってしまうが、園子の職場の『週刊アポロ』では笑美の交際相手でスポンサー的存在でもある城之内(大塚ヒロタ)を違法薬物売買の元締めであるとして追っていた。高木に聞かれて園子がそれを教えると高木は笑美に警告。それでも仕方ないという感じだったが最終的に自身を見つめ直した笑美は今の生活を捨ててやり直す事にして園子に城之内の違法薬物売買の証拠写真を渡し、昔の事は覚えてないので心から謝ることは出来ないけどその代わり今できる事として笑美なりの誠意を見せるのだった。

その頃、3人のうちのもう1人でアメリカで起業していたはずの小山隆弘(森本慎太郎)が最近帰国していて高木を訪ねてきた。大体の情報を共有したが、小山が歌っていた当時の仲間のテーマソング替え歌「森のくまさん」の語尾を6人の名前に改変したものを小山が帰った後に思い出していた高木は”ある日んちゃん(ひんちゃん=武田敏生) 森の中んたろう(カンタロー=桜井幹太)と替え歌で出てくる名前の順番に犠牲になっている事に気づき、次が”くまさんにこちゃん(ニコちゃん=中島笑美)”なので慌てて園子に連絡を入れるが既に園子と笑美は別れた後で、程なくして何者かに突き飛ばされた笑美はトラックにひかれて犠牲になってしまい次回へ続く。

冒頭で園子が調べていたのは笑美の現職情報だけで、最初に会う事になったのは高木が連絡して笑美から待ち合わせ場所を指定されたという形だったし、笑美に連絡して園子が帰った後に高木と笑美は高木の馴染みの店で飲んでたし、2度目に直接話に笑美の店に客として来た時に「電話より直接言った方がいいと思って」と違法薬物売買の元締め情報を教えていた。よって高木は笑美の連絡先を知っているはずなんだけど、何故この土壇場で高木は笑美に危険を知らせるのではなく園子に電話をしたのだろうか。本人呑気に「I WISH」歌って無防備なところをやられてしまったのだから直電して周囲を警戒させればもう少し何か変わっていたのでは…。

笑美が最初から次の犠牲者コース全開で出てきたのに対して小山は面会謝絶の幹太の病室に入ろうとして止めれらるところが初登場だったりと犯人候補のような扱いで登場。替え歌では次は”であったーボー(ターボー=小山隆弘)”なので次回は小山が犯人なのかターゲットなのかで揺れるという展開に持っていくことに。

森本慎太郎って『私立バカレア高校』のJニーズ側主演だったあいつか。SixTONESとしてはあんまりハッキリ見た事なかったのでその翌年の『幽かな彼女』以来(2013年以来だから12年か…)ちゃんと見たけどどっしりとした青年に成長したんだなぁ…。

元SKE48の松井玲奈が当時の思い出の曲としてモーニング娘。「I WISH」を歌っていたのがなんとも味わい深い。「I WISH」は2000年の曲だから2003年度6年生の彼らにとっては3年生の時のヒット曲になるが学芸会みたいなのでやっていたみたいなので発売から数年ズレてこの曲を採用したみたいな感じなのかな。

3話

小山隆弘(森本慎太郎)が偶然帰国してるのは不自然じゃないかと園子に言われた高木は小山を警戒するが小山は園子の言う事を信じるのかと少々険悪な雰囲気に。高木の態度が煮え切らないのには理由があった。中学受験をする小山との間に距離を感じ始めていた当時、大事にしていたカードを奪われた云々で取り返しに行こうとしている高木に小山がいつまでそんなガキみたいな事をという態度を取った事で高木が激高しケンカになり絶交だと言い放ったという過去があった。色々忘れている高木でも絶交宣言は覚えていて気まずかったらしい。

しかし意識を取り戻した桜井によれば、小山が緊急帰国を決めたのは同窓会と武田の死、黒塗りの件などからすぐに園子イジメ6人組への復讐だと気付いて高木が暴走しないように心配していたという。絶交の件も後悔して気にしており、桜井はとっとと仲直りしろと高木に告げるのだった。また園子の取材を受けた小山は園子を疑うが園子の恨んでいるが死なせはしないという強い宣言を聞いて高木の言う通りだった、疑って悪かったと謝罪すると調査協力を申し出る

最終的に高木は記者会見の後の囲み取材の際に吹き抜けの屋上付近から巨大なガラス板を落とされるという罠にかけられるが直前に気づいた高木が飛び込んで2人ともかすり傷程度で無事だった。これにより小山と高木は和解。次は羽立太輔(森優作)だという事になって次回へ続く。桜井が追撃で殺されずに意識を回復した事からも、小山が再度狙われるのではなく、次に行くっていう判断?

主人公高木の態度が終始煮え切らないのが凄く気になってきた。回想が入れば小学校時代は調子乗りすぎで悪行ばかりな上に現代ではほとんど辛気臭い顔。しかも相手に過去の悪行を指摘されても謝れないという悪癖が晒されていくばかりで回を追うごとに好感度が静かに下がっていく一方なんだけど…。特に気になるのは園子にイジメの事を1度もちゃんと謝罪してないのに加え、今回も小山と最後友情を取り戻した風になってたけど結局絶好宣言について小山に一言も謝ってない体を張って助けはしたんだけど、桜井に小山の真意を聞かされた時もなんか表情硬いままで小山に対して悪かったと思っている様子が伺えない。高木も絶交宣言を覚えていたのでお互い気まずくて手探りになる感じがあった前半はまだいいんだけど、桜井から小山の真意と友情を聞いた後の高木の態度がどうも腑に落ちない。

これは間宮祥太朗の芸風なのか、高木が相手に謝意を持てない感情が欠落した人間として意図して描かれているのかどっちなのだろうか。1度も謝っていないので意図的っぽいんだけど、間宮祥太朗がシリアスな局面に置かれてから終始表情が硬いままになるっていうのは『ACMA:GAME』の時もそうで『ACMA:GAME』の時も相手が熱い友情を見せているのにずっと冷めた雰囲気で間宮祥太朗の方からの感情が見えない感じがあったんだよな…。

4話

小山が仲間に加わり、高木・小山・園子は次のターゲットと思われる”ちょんまげ”羽立太輔(森優作)の行方を母親同士が知り合いだった委員長小林(藤間爽子)経由で教えてもらい向かう。羽立は母の死後引きこもり一人暮らしとなっており家の中はゴミ屋敷と化していたが、連続殺人の状況はネットを通じて知っていた。園子をイジメていたのだから殺されて当然と言い放ち、殺してくれと身を差し出してきたが、高木と小山に対しては何もしてあげられない、友達ではないと言い放ち拒絶。結局追い出されてしまった。

高木・小山はさほど気にしていなかったが、当時の回想に入れば友人のいなかった羽立は憧れのトップグループである高木一派に入るために当時イジメのターゲットになっていた園子を利用し、園子の工作をいきなり破壊する行動をもって高木らに認められて仲間になっていた事、仲間に入ったものの頭が良かった事から率先してみんなの宿題を写してあげていた事など、高木らに自覚は無いが仲間内のパシリのような扱いだった事が判明。マジで回を追うごとにクソトップグループだった事が晒されていくなコイツら…。園子を日常的にイジメていた回想シーンもさらに追加されるし…。1話ではたまたま倉庫閉じ込め案件で悪ふざけしただけかと思わせておいて毎回出てくるじゃねぇか

そんな中でようやく動けるようになってきていたものの死亡フラグ全開だった桜井が何者かにさらわれて再度火をつけられて焼死。高木の元にはその模様の動画が送られてきて高木は憔悴してしまう。妻の言葉も全く耳に入っていない様子だが…?なんか高木の家族シーンが前回辺りから明確に不自然だな…。前回も娘が話しかけているのに反応せずに謎の水死体事件ニュース見続けてたし、今回も妻が話しかけてきているのを2回連続無視して全く会話しなかった(妻が勝手に去った)。高木が家族と会話していない…?『世にも奇妙な物語』だと実は家族は妄想で実在しませんでしたオチ確定になるような不穏な演出になってきてないか。

園子は単身羽立の元に出向き、羽立は自分が仲間に入るために園子を利用してイジメていた事を謝罪。園子は一方的に部屋を掃除し、自分は変わるために努力したと告げると掃除した部屋を再度荒らして羽立にも同じように掃除し直して変わる努力をしてみることを促す。これにより部屋を掃除した羽立は園子とスナック「イマクニ」にやってきて和解し、羽立は高木・小山の元に出向いて本当の仲間になる事ができた。

その頃、警察内部では今まで出てきていた若い男女刑事がこれは連続殺人事件ではないかと上司に説明しており、その上司は高木の行きつけで小山・園子・羽立も揃うようになったスナック「イマクニ」の常連客宇都見(木村昴)だったという謎サプライズが。以前「しがない公務員」と名乗っていて今回も前半では店にいて園子じゃね?と騒ぐ店員に知らないと言い放つなど賑やかし要員のような出番だったが、前述のように何か家族や態度に不審な点が目立つ高木を内偵していたのか本当にたまたま常連だったのかは不明。

桜井が焼死する前に病院には元担任の大谷(赤間麻里子)らしき姿があったり、宇都見が連続殺人だろと言った直後に卒アル資料の上に大谷の写真が置かれたりと、大谷がピックアップされそうなところで次回へ続く。

高木・小山がみんなで家で遊んでいる時の記憶に双方違いがあり、高木の記憶ではニコちゃんは1人漫画、羽立は宿題写し、高木と桜井が遊戯王、小山と武田がTVゲームだったが、小山の記憶によれば高木と小山が遊戯王、桜井と武田がTVゲーム(桜井はゲーム好きだったからそのはず)だという。この会話から高木は羽立を利用していただけだったな…と反省するが、小山によれば宿題が終われば羽立もゲームに参加していたという。そのゲームは「ボンバーマン」でマルチタップを使えば4人対戦ができるもので4人でゲームをしていたという小山。ここでニコちゃんは1人漫画で高木と小山が遊戯王が確定ならボンバーマンに参加していた4人って桜井・武田・羽立ともう1人は誰なんだ?という事に高木が気づくが、小山もそれが分からない。7人目が存在する?となってしまったが2人とも7人目の仲間がいた記憶はない。記憶なんてそんなものだと園子は言っていたが…。7人目がいたのに記憶から消している(ソイツが真犯人)とかならますますクソトップグループ案件1つ追加になってしまうぞ…。

5話

高木・小山・園子・羽立の4人に委員長小林(藤間爽子)も協力を申し出てくる中、生徒以外の元担任の大谷(赤間麻里子)へ話を聞けば覚えている話もあるかもしれないという話になり訪問。イジメは無かったと言い放つ大谷のしらばっくれた態度に不信感を覚える一行。小山は校長室にあった卒アルの中で自分たちの年度だけ抜け落ちている事、さらにそもそも年度途中に埋めたタイムカプセルの中に何で卒業時に配布される卒アルが入っているんだおかしいだろというそもそもな疑問を指摘(そこは物語の都合とか思っててスマンかった)。園子が特別授業を引き受けたのとそのクラスが高木の娘花音(宮崎莉里沙)のクラスだった事から再度2人は学校に出向き、大谷にもっと核心に迫ろうとするが大谷はしらばっくれ、お帰りくださいと言い訳もできず言い放つのみ。視聴者には大谷が黒幕の指示で動いている事、撮影したビデオ映像を所持している事、今回の一件でもう辞めようと提案したがその何者かと車で去っていく様子が描かれ、少なくとも協力者であったと判明した。

一方で匿う目的もあるが、羽立は小山の会社に雇われ、とりあえずオフィスでネット調査を実施。当時の学校の掲示板を発見し、そこに1人誰も覚えていないのかとここ数年1人書き込み続けている人物を見つけ、覚えている博士だろ?と変身すると相手はちょんまげだと見抜いて返信してきたのでびっくりして画面を閉じて終了。博士とは誰なのか。そしてその博士とやらはあの7人の中で覚えていたのはちょんまげだけだと書き込んできてもう1人の存在が明らかに…。ただこの流れだと忘れられた“7人目”とこの”博士”は別人という事に…?とりあえず高木と小山は前回話していたゲームやってた時の人数合わなくね?の話を羽立と共有して確認しろ

また今回大きな変化があったのは高木。これまで家族とも対話しないし、園子に謝りもしないなど、とにかく不自然な行動が目立っていたが今回は妻とも娘との普通に会話。大谷や園子がいるところでも花音と親と子として会話していたので少なくとも世にも奇妙的妄想幻家族では無さそうだ。また花音が同級生とケンカしたエピソードや、改めて現場である小学校に戻った事で当時を回想。実は倉庫閉じ込め案件の際に1人だけ罪の意識から助けに戻ったところ既に大谷に救出されていて自分じゃないと言い放って逃げた事が明らかに。回想のたびに悪行三昧で株を落としていた高木だがようやく仲間の中で少しは園子へのやりすぎを気にしていた場面が…。

そしてこれらを思い出して娘とも向き合った事で高木自身も園子に初めて正式に謝罪。どこかサイコ感もあった前回までと違って、人が変わったように普通の人間っぽくなった。前回までの高木は今回改めてちゃんと謝罪するための演出だったのだろうか。『ACMA:GAME』の時も周りを気にしない主人公で難しい顔ばかりしている同じような演技だったのでこれが間宮氏の芸風にも思えるところがあって分かりにくいなぁ。

6話

冒頭(主題歌OP前)から委員長小林(藤間爽子)の裏の顔が明かされ、委員長に推薦してくれた高木を好きだったが、高木が仲間達にどのこ(園子)との相合傘を書かれていた際にはどのこの名前の方を必死に消そうとしたり、例の体育倉庫閉じ込め案件での最初に閉じ込めた犯人も小林だったと判明。高木は教室横のゴミ箱に捨てた園子の筆箱を拾って体育倉庫のネットの中にぶち込んで園子が来るように仕向け(体育倉庫に当たりをつけて探しに来るものなのかは置いておいて)、入ったのを見て鍵をかけて自然に逃亡するという白昼堂々の犯行。当時から腹黒いので当然現代でも腹黒く、園子を恨んでいるようで編集長(矢柴俊博)に情報を売って暗躍していたりと表面的には味方のフリしてけっこうヤべぇ奴だった。なお編集長は退職逃亡して他紙から園子が連続殺人犯とする記事を出してきたので、園子は一気に窮地に立たされる。

反論記事を書けば高木たちのイジメ案件から高木や小山の会社へのバッシングに移行するため躊躇する園子だったが腹黒小林は書くべきだとそそのかす。しかし高木たちは書いても構わないと覚悟を決めており、園子は園子で記事は書かない、事件を追うと宣言。全員に委員長のおかげだよ!と爽やかに感謝を告げられ、ひっかき回してやろうと思っていた腹黒小林は称賛されてしまい戸惑う。さらに高木の元を尋ねた時も改めて感謝されるしで心揺れまくり、それでも最終計画を実行しようとするが…。

一方で園子の仲間の記者東雲(深川麻衣)は他紙に逃げた編集長の動向を新人の松井(秋谷郁甫)と追っており、情報提供者(腹黒)と編集長の2ショット写真を入手。この写真誰が撮影したんだ?記事発表後に編集長を張っていたら腹黒小林がもう1回会いに来ててその時に松井が抑えた写真か。

東雲は高木たちを行きつけの「イマクニ」に呼び出してこの情報を伝える。東雲はさらに追加調査していて園子が有名になったきっかけのスクープの際に対象のサッカー部の部員だった小林の弟が無罪だったものの記事の写真に写っていた事から一緒に犯人扱いされて世間警察から叩かれた挙句に自殺していた事も突き止めていた。しかし今日が命日だという事は把握していなかったのか資料を見ながら気づいて「今日です」と発言。ここから一行は小林家の墓に当たりをつけて急行する…という流れに。東雲が真っ先に伝えるべき園子ではなく初対面の高木たちをイマクニに呼び出したり今日が命日だと後出しになる幾重にも不自然さ漂うコレは展開の都合なのか意味があるのか…?

腹黒小林は弟の事を伝えて園子を糾弾。ナイフ特攻しようとしてくるが、ここ最近思惑とは逆にみんなにさすが委員長ムーブで感謝されまくってしまったのが効いて、真面目な委員長としての自分と復讐者としての自分のバランスが取れなくなり、ほぼナイフ構えただけでそのままナイフを落として泣き崩れてしまった。そこに一行が駆け付けたので「ナイフを向けられている園子」という構図も誰も目撃していないほど。土砂降りの中で高木が傘を差しだした場面は小学校時代の片想いや回想で出てきた相合傘演出を悲しく重ねた演出か。ちょっと狙い過ぎだったけど。

しかし何故か次のシーンでは警察内で正体を明かした「しがない公務員」こと宇都見(木村昴)が園子に事情聴取しており、その中で小林は「しばらく入ってもらう事になる」逮捕された事が判明。あの状況で小林を通報する者がいるとは思えない。一行が来た時はナイフは落ちてて容疑者号泣の場面だし、園子が襲われたと言わない限り、小林がそもそも逮捕される理由がないんだけど、あの中で1番情に流されない東雲が判断して通報した?そしてここで真面目が発動した小林が殺意をハッキリ認めちゃったのでそうなったということか?

そして宇都見から行方不明になっていた大谷が死体で発見された事が伝えられる。同時に昔のホームページの掲示板で会う約束をした「博士」と接触するために羽立が旅立っていくところで次回へ続く。

視聴者には明示されたけど、園子への体育倉庫閉じ込め案件の犯人が小林だったのって結局小林が自白していないので園子本人も分かってないままで終わってない?小林は「あのまま閉じ込められていればよかったのに!」と叫びはしたけど、怨みの発端は弟の件という事しか話してない。今回の見せ方で視聴者には小学校時代から腹黒なのが分かっているけど、園子も高木たちも作中の登場人物内での小林像は少なくとも「小学校時代は真面目な委員長」のクリーンイメージのままで、弟の件があって復讐に堕ちたという認識だと思うんだけど…。

7話

羽立が失踪した後の大谷の葬儀では同窓会時に出てきたものの以降出番が無かった主婦の土屋ゆき(剛力彩芽)と美容師の豊川賢吾(稲葉友)が協力を申し出るが、他のクラスメイトはお前らのいじめのせいでこうなったとか自分もまきこまれるかもしれないと高木らを非難。土屋・豊川はいつメンではなかったが、高木・小山と2話で消された中島笑美と共に最後の運動会のリレーメンバーという仲で、当時敗退したものの高木の次は絶対勝つという次は無いのにあきらめない姿勢に前向きになれたという思い出を持つメンバーだった。2人を巻き込みたくないと突き放す高木だったが、2人はそれぞれの生活の中で苦悩しており、当時のリレーの思い出を胸に改めて協力を誓う。

小山は羽立の家に侵入して当時のガラケーの中のムービーにヒントを掴み、そこにクラスメイトを訪ね歩いていた土屋・豊川がやってきて合流。高木は娘の花音の逆上がりの練習に付き合っていたが終始浮かない顔&出かける前の妻との会話は事実上ほぼ無しと相変わらずの心ここにあらずな態度だったが、あきらめない花音が逆上がりを成功させた時は今それ?というくらい今作最大のハイテンションで一瞬だけでも喜びを見せる…という相変わらず良く分からないキャラクター。そういう演出なのか演技プランが不自然なのか分からないのはやはり『ACMA:GAME』の悪魔の呪いだと思う。

こうして園子も加えて合流した一行は小山が発見したガラケームービーの中の例の「森のくまさん」の替え歌の”花咲く森の”の部分でカメラを押さえられて一瞬しか映らずにすっ飛ばされたもう1人の存在を提示。小山も高木もすっかり忘れていて6人組の認識だったが7人目がいた。途中で転校したので卒アルには載っていない「森くん」がいた事を思い出す。園子・土屋・豊川がいやいや待てよ7人いたのに1人忘れて6人だと思ってたとか酷くね?というツッコミも態度も見せなかった事から3人にとっても正直印象のうす~い奴だったのかもしれない。一応当時の回想では園子のイジメには加担せずに思うところありそうな感じで見ている場面や、その後に呼ばれたらついていく、以前思い出していたゲームの場面でもいるにはいるが存在薄め、途中で帰ると言って高木も応じているがあまり気にしていない…という軽めに扱われている様子は描かれた。

同時に羽立が見ていた掲示板も発見され、書き込まれていた約束の場所(廃ビルになっていたがセキュリティスカスカで入りたい放題)へ向かう一行。羽立を無事に発見するが”森くん”は逃走。園子に羽立を任せて土屋・豊川・小山・高木が追いかけるが、1人ずつ追いかけてばてた頃に追いついて後を任せたり、追い込んだはずが小山と豊川が合流して土野が追いつくだけだったり、最後は1人違うところを探していた高木に3人が後を託して高木が単身追いかけるが逃げ切られてしまい、3人はリレーに重ねて応援しているだけだったが結局そんなに時間を置かずに復帰して追いつく…と、要するに冒頭でも見せた死んだ中島笑美以外のリレーメンバーなのでリレー演出と重ねたせいで全員の挙動が何とも不自然になってしまった。この中にいる犯人が不審な行動をとっているのをカモフラージュするための演出も兼ねているのか、リレーと重ねるためだけに不自然になってしまったのかもこれでは判断しにくい…。逃走してたの雇われの囮っぽかったけどなぁ…。

一方の羽立は「僕のせいだから僕が終わらせる」BOTと化してほぼ会話が成り立たない状態のまま園子を放ってそのまま森を追いかけて何処へと去ってしまい、4人がリレー演出やっている間に首元を刺されて階段から転落してきたところを園子が目撃。瀕死ながらまだ生きているところで終わった予告であっさり死亡確定というそんなところはどうでもいいんだとばかりのネタバレぶちかまして次回へ続く。

園子・土屋・豊川も「森くん」を覚えている感じが無かったのでもう散々会っている既出人物が実は森くんでしたでも通じるのと同い年に作戦会議の場『イマクニ』店主の今國(戸塚純貴)がいる事、予告でまさにその店主スペースに向かって驚愕して立ち上がって後ずさりする高木という構図が差し込まれている事からもだいぶ狙っている気はするが…。

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