テレビ東京系2025年12月29日午前11時40分~放送。須田としてではなくJリーグに特に詳しくない濱津隆之がJリーグ愛の強い人たちのトークに巻き込まれるトーク番組『絶メシ車内会議 閉幕編』も続けて放送された(ドラマとトーク30分ずつの1時間)。
『2025』が「木ドラ24」枠で19日、26日に放送されたばかりだったが、別枠で『開幕編』に続くJリーグとのコラボ第2弾としての放送。『開幕編』は「木ドラ24」枠だったが、今作は思いっきり真昼間の気づかれないような時間帯に放送されたため、知らない間に終わっていた…という視聴者も多かったと思われる。年末最後の月曜の昼前は気づかないって。
“今年最後の絶メシ”というストーリーの前提ではあるが、『2025』の締めのナレーションで「今年もお疲れさまでした。また来年お会いしましょう」と締めくくっていたので今作は番外編的な位置づけのようだが、今作の最後も全く同じ「今年もお疲れさまでした。また来年お会いしましょう」で締めくくられた。
『開幕編』とは登場人物もサポーターも異なり、今回は千葉県柏市に向かったところ当日が柏レイソルのシーズン最終戦当日だった…という状況なので冒頭車中泊から目覚めるシーンで12月7日と日付を明示。先の『2025』は10月の3連休(カレンダーが10月で2泊したので10月11~13日しか該当しない)だったので放送は数日だが2ヶ月くらい空いている事になる。
今回は佳苗の名前も回想も出ず、クレジットも濱津隆之とゲスト勢のみだったが、一応序盤の観光シーンでいちゃつくカップルを見た須田が「紬もあんなことしてるのかな…」と台詞のみで娘の紬の存在を示唆。紬が出ていたのはSeason1だけで当時やってた『青春高校3年C組』からの出演だったのに2以降でも写真や名前を出したり、演じていた西村瑠香の配信動画を使用して出したり、今回もさらっと名前出したりと無かった事にせずずっと取り扱っているのがなんか優しい。
今回はいきなりサポーターは登場せず周辺観光をした後に何も知らずに立ち寄った千葉県柏市「カフェハウス モア」で黄色い人たちや黄色い店主、オムライスを勧めてくる店主、やたら黄色い店内…と黄色に囲まれ警戒されているのに須田が全く気付かず、見かねた店主があんた相手チームのサポーターかね?と問いかけてもしばらく何のことだか分からず、ようやくサッカーの柏レイソルだと気付き、自身が新たに購入して着ていた青いZELVINOの上着が対戦相手のFC町田ゼルビアのロゴや名前に酷似している事を指摘されているとようやく認識。『開幕編』のVordy(ヴェルディと勘違いされた)の一件を思い出して違う違うと否定。店主からレイソルへの思いや昔はスタジアムへの道の途中にあったので店も盛り上がっていたが目の前が道路になってしまい客足が減った、しかし昔なじみのサポーターは通ってくれるというエピソードを聞かされ、一緒に店で試合中継を見ていくかという誘いは断って絶メシフォーエバー。
しかし感化されてスタジアムで観戦していこうと思ったらとっくに売り切れで帰っていくところで終了。さすがにZELVINO上着は丸めて所持していたがどっちみちパーカーが水色なので黄色い人たちの中で目立ちまくってしまっていたがそっちはいいのか…。
という事で『開幕編』はサポーターに絡まれてサポーターと絶メシするという終始サッカーが絡んでくる展開だったが、今回は訪れた店がサポーターだったという形なので店に入るまでの序盤の観光はいつも通りだったし、熱狂サポーターのうざさもギリギリの範囲内に留まっていた。『開幕編』よりはだいぶ本来の今作の世界観の中でサッカーを絡めてきてこなれた感じはあった。

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