ドラゴンボール超 105話

亀仙人活躍回。第4宇宙の美女戦士が襲い掛かってきて一瞬色仕掛けにやられかけた亀仙人だったが持ち直して撃破。色々な戦いを見てある程度相手の実力や技を見極めていたという。見てたって…悟飯たちと別れて単独行動になってから設定上数分しか経ってないんじゃ

亀仙人と言えば「ドラゴンボール」の時代、2回目の天下一武道会で初登場の天津飯相手に引退を宣言し、続くピッコロ大魔王相手には魔封波を失敗して死亡。戦いからは遠ざかり、サイヤ人やセルと戦った時には己の無力さや戦いについていけなくなった事を嘆いている過去の人になっていた。

個人的にもDBをリアルタイムで見始めた頃には亀仙人はとっくにエロギャグキャラになっていて、活躍を見たのは全て夕方のアニメ再放送

リアルタイムでは映画版でDr.ウイロー相手に世界一の男と勘違いされて奮戦するもすぐにやられてしまったのと(これはリアルタイムではなく数年後に後追いで見たやつかも)、あのブロリー相手に「ブロッコリーとやら、ワシが相手じゃ!」と酔った状態で宣言し、MAXパワーを披露したと思ったらひょっとこ踊りを始めてツッコミ役のクリリンが連れていく、何かの映画でピチピチギャル相手にサングラスがスカウター化してギャルを計測するというギャグが印象的であった…が、それくらいしかリアルタイムで見てない。

自らいい加減、忘れていると公言する原作者鳥山明の気まぐれにより、映画『復活の「F」』の際に戦線復帰。それどころか鳥山明は「その気になれば亀仙人はこのくらいは強い」などとコメントし、戦闘力を考察したがるファンに対して戦闘力議論がなんの意味も無い事、最早成立させられない事を痛感させた。『Z』や『GT』の頃に億以上の単位で戦闘力を考察するファンサイトがよくあったが、それらはほぼ鳥山明という原作者自らの出した新設定の数々で完全粉砕されたといってもいいのが『超』以降といえる。

一応脚本サイドも亀仙人の異常なパワーアップへの理由付けはある程度必要だと判断したのか、煩悩を捨てるという修行方針がここまでに描かれていたが、今回は過去エロへその情熱のほぼすべてを注いでいたところを煩悩を捨てた事で強さとしてたぎらせたみたいな形に。それで第4宇宙の戦士を本気でビビらせて逃亡させてしまう形で倒せてしまうのだからどっちみち凄い。

さらに襲い掛かって来た第4宇宙の幻術使いの女戦士には、悟空たちは直球勝負だからこういう特殊な能力を使う相手には分が悪く、こういうのを始末する担当は自分だとしてなんと魔封波を使用(封印した小瓶を場外に捨てる形で勝利)。クリリンは使用後の体力を心配していたがなんと余裕。煩悩変換(?)すげぇぇぇぇ…。

ついには第4宇宙のリーダー格の戦士まで登場。これも攻撃をかわし続けて余裕を見せるが、成長するタイプの戦士だったらしく逆転されてフルボッコに。それでもなお立ち上がり、よいこ眠眠拳という奇策で挑む。効きかかったが相手は自らを攻撃して無理やり目覚めて再びフルボッコ。意地を見せた亀仙人はMAXパワーかめはめ波で撃破。

しかし力尽きて心停止。ゼリーみたいな体形の戦士に動きを封じられていた超サイヤ人状態の悟空はこの少し前から亀仙人を気にかけるもが振り切れずにいたが、倒れた亀仙人を察知して本気で焦り、ブルー化で相手を吹っ飛ばすと駆けつける。…亀仙人が戦っている間中、縛り付けられて身動き取れずに苦戦してたのにブルー化したら1発って最初からやれよ、やられてる方が体力消耗結果的に激しいだろ相変わらずだな…。

ブルー化のままの心臓マッサージという逆に危ないんじゃないかという状態を連打した結果、亀仙人復活。フラフラのまま肩を組んで去っていったが…悟空が戦ってた相手はどうなった…?

少し前に萬國驚天掌も使ったので亀仙人懐かしの主要な技は全て披露するフルサービス。他に残像拳とか酔拳とかもあるけど。ほとんどギャグ技だったよいこ眠眠拳まで引っ張り出してくるとは思わなかった。魔封波だけ2年くらい後の披露だけど、それ以外は軒並み最初の天下一武道会で悟空相手に使用した技なのでほとんどが31年ぶりとかになるという驚異。

これで退場させるのかと思ったら退場にはならず。かといってもう戦えそうにないが隠れてるだけになるのか?クリリンだけ早急に落とされたのが改めて惜しまれる。

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