ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」 全7話

2021年8~9月テレビ東京「サタドラ」枠(土曜23時25~55分)。全7回。

同局の人気バラエティ『家、ついて行ってイイですか?』のドラマ版で、本放送で評判の良かった7エピソードを本家の制作スタッフの協力によりドラマ化。ディレクター玉岡(竜星涼)を主人公に毎回ゲストがモデルとなった人物を演じて、取材パートは本家番組と同じくテロップ等の編集を加えたバラエティ番組風に、対象者が話す過去の人生のエピソードは普通にドラマとして交互に描いていく構成。




1話

取材対象者を演じたのは志田未来。家についていくと同棲している男性が1年前から記憶喪失というエピソードが判明。付き合う前までの記憶はあったが付き合い始めてからの記憶が全部飛んでしまい、1度は別れようとしたが結局復縁して記憶を失ったまま今を生きるに至るまでの回想がドラマとして描かれた。

志田未来はなんか幸福感の似合う女性に成長したなぁ…。

2話

取材対象者を演じたのは馬場ふみか。運命の相手だと思って結婚直前までいった彼氏が実は生き別れの双子の兄と発覚し彼氏が自殺してしまっていたというエピソード。事実が判明するまでがドラマで描かれたが彼氏が自殺に至った経緯等は伏せて死んでしまったという事実だけが説明される形に。

3話

取材対象者を演じたのは研ナオコ。50代で結婚したという旦那の話をしていたが、実は数か月前に亡くなっていたことが発覚。玉岡の取材を通して夫の死を受け入れて少しだけ前に進んだ姿に玉岡も取材を通して番組への愛着と誇りを強めていく。

4話

取材対象者を演じたのは川島海荷。母親がダメ男ばかりと付き合ってはひどい目に合っていたため再婚した相手を父親と認められずに家出、母とは連絡を取り合う関係は継続したが実家には寄り付かずに結婚式当日に夫の計らいもあって義父と和解したというエピソードが明かされた。構成上、大半がドラマパートとなり、けっこう感動的な話に。

5話

取材対象者を演じたのは剛力彩芽。ダンサーを目指していた大学時代に1型糖尿病を発症するも明るく前向きに生きている女性で、同郷の和菓子職人との結婚寸前まで行くも病気を理由に跡取りができないのではないかと相手の母親が反対の意を示しているのを聞いてしまい別れてしまったというエピソードが明かされた。最終話終了後、1型糖尿病患者が妊娠結婚できないかのような誤解を与えたとして謝罪文が表示される事態に…。

剛力さんすっかり見かけないうちにだいぶ大人の女性に変貌していて驚き。

6話

取材対象者を演じたのは我が家の坪倉由幸。陽気な中年男性だったが妻(野波麻帆)が末期がんで余命間近だったと判明。それでも夫婦明るく生きようとする姿が描かれ、ラストではその後妻が亡くなったその後の様子も少し描かれた。

7話

取材対象者を演じたのは鈴木杏。30歳までに結婚したいと言っていたのにプロポーズしなかったという事で同棲している彼氏を追い出そうとしていたが、異動を言い渡されて今回が最後の番組取材になるかもしれない玉岡はいつになく踏み込んで2人の本音を引き出して復縁させる。最後は結婚式まで呼ばれてハッピーエンドとなり、玉岡も異動を撤回してもらって番組に残って終了。この回はかなり脚色したのか、取材パート部分もかなりドラマパートとして描いていた。

全部終わっての感想

リアルドキュメントをフェイクドキュメント形式で再現して過去エピソードをドラマとして再構築という事でオリジナルのエピソードを見ていないのでどこまでが本当でどこまでがドラマ用に追加されているのかは分からなかったが、一応OP映像では毎回当時の実際のモデルになった人物と今回演じる役者を並べて表示するなどしていたのでまるっきり変えてしまったという事はなかったはず…。

ディレクター玉岡が徐々に番組愛を強めていくという流れもあったが、当初なかなか取材回が放送されず、1話の内容が採用されてからは採用されるようになっていった…という設定のはずが中盤過ぎでは後輩に追い抜かれたとか最近調子悪い(採用されない)という描写になってしまったり(そう言いながら編集作業はして毎回完パケはしているしお蔵入りもしていない)、終盤になると急に最近好調で採用されまくっている設定に変わり、この間のOAも良かったと評されていたりと、玉岡の評価がドラマ内で二転三転していたのはちょっと気になった。

主人公よりゲストの方が有名人という妙もあったが、有名人がドキュメント風に演じている姿もなかなかリアルな感じになっていて、いろいろな人生模様も出てきてまとまっていたし、ドラマ版としては成功だったんじゃないかと思う。

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