3年A組-今から皆さんは、人質です- 6話

一致団結してシャワールーム使用解禁にもなってさっぱりして楽しく人質生活を1日過ごした生徒たち。しかし空気が緩くなりすぎたためか、柊(菅田将暉)は携帯類を再度回収すると、教師勢に対してフェイク動画依頼者は名乗り出ないと教室を爆破すると言い放ち、再び生徒たちを戦慄させる。

体育教師で水泳部顧問でもあった坪井(神尾佑)が生徒間では容疑者筆頭に上がり、涼音(福原遥)は彼氏とのデートを理由に水泳部をクビになった事を恨んでいた。怒りが再燃した涼音は坪井が犯人だとする告発動画を携帯を隠し持っていた生徒に撮らせて投稿を命じる。

最終的にはTV電話を通して坪井と直接対決した涼音だったが、実は涼音は不整脈の診断が出ていて辞めさせるために普通に説得できないと考えた坪井が母親公認で無理やり作り上げた辞めさせ方がアレであった。それでも彼氏とのデート写真を証拠として部員の前で投げつける必要は無かったというか写真の枚数多すぎだったし、あの写真を撮影・提供したの誰だったんだよ…完全に盗撮風だったぞあれ動画投稿を後悔する涼音だったが、柊が事前に止めており安堵。しかしそれだけでは許せない柊はもっと考えろ!と熱い説得を繰り広げ、それはまるで昨今再度話題の炎上動画・ネット社会へ鋭く切り込んでいくようなメッセージだった。というか今回は「明日、ママがいない」並にストレートなメッセージだったな…。

さくら(永野芽郁)だけは最初から気づいていたが、柊はみんながノリノリだった時に眼鏡をかけているときは信じろ、外した時は信じるな!と妙なゲームを宣言しており、ここまでの言動も全て意識的に眼鏡をかけたり外したりして行っていた。さくら以外気づいていなかったためようやく気付いて安堵する生徒たち。

そして柊はさらに教師陣に突っ込んでついに武智(田辺誠一)を犯人として名指し。また郡司(椎名桔平)は柊がかつてスーツアクターだった事、ガンが発覚して辞めて教師になった事、よく柊が見ていた特撮は自身が出演していた作品だった事、そしてそこの社長が文香(土村芳)の父、相楽孝彦(矢島健一)であり、これまで柊が使っていた偽の死体パーツや爆弾と思わしき備品を事件前に相楽が買い付けていたことを突き止め、その相楽が新たな動画をネットに投稿したところで次回へ続く。ドッカンドッカン大量爆破でおなじの映画コナンの犯人はどこでそんな大量の爆薬を入手したんだよ?的な問題については触れないのがお約束かと思ったけど丁寧に設定準備されてた。

これまで景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相に着実に迫りつつ、生徒たちに熱い授業をしてくる構成だったけど今回ばかりは本筋が停滞して、メッセージ性を前面に出したような感じになったような…。今回は何か新しい情報を暴くでもなく最後に一方的に武智が名指しされただけで終わったし。

涼音も初期から中尾(三船海斗)一筋の恋愛体質女子として描かれていたのに水泳部で景山澪奈に迫る有力選手だったとか急に全く異なるストイックな過去が明らかになって(ただしその頃から付き合ってもいた)ちょっと違和感があった。一応水泳というかけていたものを失って涼音には中尾だけが残った事になるので、結果そういう恋愛体質キャラになってた…という説明はつくけど。

3年A組-今から皆さんは、人質です- 5話

柊(菅田将暉)が倒れて気絶してしまい、この隙に脱出を図る生徒一行。前回明らかにならなかった内通者として柊に協力していたのがこれまでもドキュメンタリー撮影と称して景山澪奈(上白石萌歌)の撮影をしていた生徒としてちょいちょい出番のあった逢沢(萩原利久)だと発覚して柊に何かあった場合に託されていたとしてみんなを脅そうとするが瞬殺されてしまう。

ついには殺されたはずの生徒たちの元へたどり着くが彼らの顔は神妙。やがて柊の本当の目的が彼らから説明される(演出上は彼らに柊が説明している際の映像と音声を使用)。目的はやはり景山澪奈の死の真相だったが、景山澪奈は殺された事、たまたま景山澪奈がターゲットにされただけで他の誰かだった可能性がある事とまだ終わってない事、唯月(今田美桜)がカギを握っていること、柊が不治の病で死が近いことが説明された。警察も頼れないので世間を使って暴こうとしているのでここに残って協力すべきだと訴える殺されたはずの生徒たち。

柊に救われたり心動かされた者も多かったので最終的に反対派は数名程度。とはいえSIT突入も迫る中で意見が割れる生徒たちだったがここで柊が復帰。間違った事はしてきていない!と主張する唯月を全肯定することで氷解させ、ベルズムのリーダーKこと喜志正臣(栄信)から預かっていたネックレスの中にあったというメモリカードを提供。そこにあったフェイク動画の顧客リストの備考欄には「魁皇高校教師」というものがあり、これを見た事とこの後の柊の行動であくまで自分たちは共犯ではなく被害者の立場を守れることを確認して納得した反対派数名も含めた全員がここに残ると決断。

柊はあくまで自分のせいにするために突入しようとするSITの前で無理しながら演説と脅迫を行ってSITを撤退させついでにSITの武器一式をゲット。ただすぐに撤退させた五十嵐(大友康平)を見ていた郡司(椎名桔平)は映像の柊の様子を見てちょっと怪しんでいたような…。ただそれよりも即座にアップされた「魁皇高校教師」の情報がネット上に解放されバズり出してそっちに注意が向かったようなので当面は大丈夫か。次回へ続く。

説得役になった殺されたはずの生徒たちに比べると、内通者逢沢が正体バラしからの下手な脅迫&瞬殺で無駄にボコられたのがちょっとかわいそうだった。

教師というと武智(田辺誠一)のアホ教師っぷりが最早ギャグの域に達して、教師サイドの緊張感の無さに繋がってしまう悪循環に陥っているくらいに寒いノリがエスカレートしていたけどここで一気に締まるのか。田辺誠一起用しておいてギャグキャラで終わるのもアレだけどここまでギャグキャラにしておいてフェイク動画依頼の黒幕でしたってのもなんだかな…。でも武智へのツッコミ役になっている森崎(堀田茜)、コトナカレ校長(ベンガル)も犯人って感じじゃないし、学年主任は初代キングオブコント王者の人だし、役者的に黒幕がハマりそうなのは体育教師(神尾佑)か武智のどっちかだよなぁ…。

3年A組-今から皆さんは、人質です- 4話

殺されたかに思われた里見(鈴木仁)ら5名の前に殺されたはずの中尾(三船海斗)が出現。殺された事になった生徒たちは美術準備室の下の教室への抜け穴があり、そこで身を潜めている事、真意を聞かされた6人はいずれも柊(菅田将暉)の協力者となっていることは判明した。

里見へのフェイク動画作成を依頼した人物、甲斐(片寄涼太)は課題直後に自供するが、加工者及び黒幕について語ろうとしない。甲斐は母が事故で脊髄損傷になってしまいダンスも辞めてバイトの日々を送っていて、金欲しさにダンス仲間から景山澪奈(上白石萌歌)と会わせる約束を取り付けるがその仲間たちというのは関東一帯を取り仕切る半グレ集団「ベルムズ」のメンバーであった。慌ててさらわれそうな澪奈を逃がして集団と戦闘を繰り広げた甲斐だったが、後日動画加工の件をボスのKから依頼されて引き受けてしまったらしい。

柊がこの日から不調(腰のあたりに激痛が走っている様子)になっているのを見た甲斐は柊が直接対決して勝ったら話すという条件でタイマンを挑む。やはり痛みにより劣勢になる柊だったが「ベルムズ」のKが黒幕であることまでは掴んでいたため、じわじわ真相を語らせながら甲斐を揺さぶり、撃破することに成功。誰にも頼ろうとしなかった甲斐に救いの手を差し伸べ、さらに友人たちも何で話してくれなかったのか!といつもの感動展開に。

偶然にも前日の一件で捜査を外された郡司(椎名桔平)が取り調べていたのが「ベルムズ」案件の違法ガールズバー運営の件。「ベルムズ」とは関係なさそうなので容疑者連れてガールズバーに現場検証に来ていたところだったが、そのタイミングで柊が一連の甲斐との会話を電話で聞かせ、さらにベルズムのリーダーKの名前は喜志正臣(栄信)だと甲斐が明かした。郡司の目の前にいるこの容疑者こそが警察もその名前すら掴めなかったKそのものであり、警察が未だ場所を一切特定できていなかったKの拠点であるガールズバーというのもたまたま今いるこの場所そのものであった。どんなミラクルだ。というわけで激戦の末に逮捕。しかし喜志がKだと知って生徒の1人の諏訪唯月(今田美桜)が動揺…。

この間に夜中どうも下から音がすると気にしていたさくら(永野芽郁)がドア越しに中尾と会話して全員生存を確認。それをみんなに伝えたため、頃合いだと判断した柊は全てを話す!と宣言するが直後に痛みにより気絶してしまい次回へ続く…。

ベルムズとは柊の元恋人が精神に異常をきたして退職を余儀なくされるのに絡んでいるようで…とここいらの街の闇を取り仕切る悪の組織みたいなのが出てきてしまった。この手の犯罪組織みたいなのって転がし方を間違えると一気にしょっぱい展開になりかねないが大丈夫だろうか…。ていうか警察も名前も居場所すら掴めていないトップのKが何で甲斐の目の前で本名名乗って登場してたのか。KがKじゃなかったみたいな展開だとどうもなぁ…。

3年A組-今から皆さんは、人質です- 3話

刑事側のトップである五十嵐(大友康平)が食料を運ぶ役目となり、柊(菅田将暉)と接触したが実は五十嵐は仲間だった。盗聴器を破壊してひとしきり談笑したものの、五十嵐が協力する理由は不明のまま。

3日目は景山澪奈(上白石萌歌)のドーピング疑惑を決定づけたフェイク動画を流したのは宇佐美香帆(川栄李奈)だったが、動画の撮影者と提供者が誰なのかを探れという課題。ただしその捜査は郡司(椎名桔平)に託され、失敗した場合は5人殺すと柊は宣言。今回は澪奈含む水泳部3人の人間関係が明らかになった。水泳部マネージャーの真壁(神尾楓珠)は元々は選手だったが澪奈の彼氏と勘違いされて澪奈ファンの“輩”連中に襲撃により選手生命を絶たれてしまった。もう1人の部員の花恋(堀田真由)との関係も複雑になる中で実は学級委員として見舞いに来たさくら(永野芽郁)が自暴自棄になっていた真壁相手に澪奈様を間近で見れるからマネージャーになればいいなどと突拍子もない事を言い放ち、あまりのありえなさに逆に深刻さが解けた真壁はマネージャー転身を決意。そしていつも盗撮気味に外から撮影していたさくらを当初澪奈はまた来ている…と少し不気味がっていたが真壁がさくらのおかげで今があると感謝の思いを澪奈に伝えたことで澪奈もさくらに興味を持ってさくらと友人関係を築こうとしたらしいことが判明。その回限りの人間関係だけじゃなくて全てが色々繋がっていくのが秀逸だなこのドラマ…。

A組の中に内通者がいたため協力を得ながら容疑者を絞り込んだ郡司だったが内通者が柊側の協力者(誰かは不明)だったため、最後に偽情報を流されて失敗。絞り込まれた犯人候補の花恋とサッカー部の里見(鈴木仁)のうち花恋と推理してしまうが本当の犯人は里見の方だった。

里見はフラれた腹いせで何者かに動画を撮ってこいと指示されて言う事を聞いたという。いつものように心の弱さを認めるための説教展開となり、プライドベジータ級だった里見も自身の弱さを認めた…が、結局また撮影指示・動画編集・宇佐美のカバンに動画をしのばせたという黒幕が別にいることが判明してしまった。

5人殺すとして名乗り出た里見とランダムに選ばれたこれまでモブ扱いで特に活躍も無かった4名は美術室に呼ばれ、美術室の一部が爆破されて5人は犠牲に。教師だった過去をいつの間にか暴かれた上に生徒を救えなかった過去を蒸し返された郡司は必ず捕まえてやると激昂。

しかし里見ら5名が無傷で目を覚ますと初回で殺されたはずの中尾(三船海斗)がいた。柊もその場に登場して唖然としたところで次回へ続く。

3年A組-今から皆さんは、人質です- 2話

2日目、柊(菅田将暉)から自殺した景山澪奈(上白石萌歌)のドーピング疑惑をネット上に巻いて中傷していた投稿者は名乗り出ろという課題が出される。既に初回の段階で澪奈とさくら(永野芽郁)が親しくなるのを宇佐美香帆(川栄李奈)が面白くなさそうに見ているというカットがあってかなりバッレバレだったが、やはり犯人は香帆だった。視聴者や一部生徒(さくらや唯月(今田美桜))にはバレバレなのにギリギリまで黙っていた上にさくらが代わりに名乗り出てようやく開き直って自白する始末だったがそこからはなんか熱い学園モノっぽい柊の説教展開に。

動機としては澪奈にプレゼントを突き返されたのとさくらと親しくなるのを見て怒りに支配されてストーキング、上履きビッチョビチョ、水着切り裂く、家のガラス割る(ここからは自ら顔出しして行っていた)、直接対決で死んでくれ!と叫ぶ…等々なかなかサイコさん。エスカレートした行為そのものへの反省に焦点が置かれていたが何故こうなったかには言及されず。そもそも澪奈がプレゼントを拒んだ原因は元々香帆が人気者の澪奈と友人でいることにファッション的価値を見出していてそれを隠そうともせずに澪奈の前で堂々無自覚に語っていた(写真撮った直後にフォロワーが増えるとか平気で発言)せいだとかなり分かりやすく描かれていたんだけど何故か柊はそこに言及しないという。澪奈は本当の友達になりたがっていたという事だけはさくらを通しても伝えられたが果たして香帆にそこまで到達する思考があの状況であったのか…。

なお前回殺した生徒が生きているのでは?疑惑が持ち上がった事で主に男子勢がイキりまくって、柊を度々殺る気で襲撃したためさすがに全て無傷で済ます事も出来なくなり、早くも頭部から流血したり殴られまくったりと柊にもダメージの蓄積が…。偽の手首を見せたことで殺害に信憑性を持たせてイキり男子勢をおとなしくさせていたが、そうなるとやはり生きているのか。

初回冒頭で教師勢が踊っていた謎の朝礼ダンスだが、今回は柊が強要して生徒全員でダンシングしていたのでどうやら校風らしい。