2nd 二人のBirthday

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2nd 二人のBirthday

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93年5月21日
編曲:鷺巣詩郎
半年で終了したTBSの紀行番組『自然がいちばん!地球塾』エンディング。前作がヒットし、2ndアルバム『GOOD LUCK!』は50位となり数万枚のヒットである程度の次の新作が注目されていたはずだったが、今作は一転して100位圏外に終わった。売れなかったものの本人がライブでお気に入りを公言したことがあるそうで、ベスト選出率は高めでライブでの扱いもかなり良いようだ。ヒット曲ではなく冬の曲でも無いのに最初のベスト『THE BEST Love Winters』に選曲したり、誰も覚えて無さそうなのに『タイアップコレクション~広瀬香美のテレビで聴いたあの曲達~』に収録されている辺りからもそれが伺える。

恋愛至上っぷりは1stと変わらないが今作の方が全体に落ち着きを感じる。スケールの大きさは健在で前作に続いて歌詞が地球規模になっているのが印象的。夕陽が沈むシーンを“地球に沈む太陽頬染めて一生忘れない”だもんな…。ワクワク盛り上がる1stに対して今作は本当に感情を揺さぶるような感動的クライマックス感がある。ラストサビでメインボーカルと張り合うかのようにウウウウウウウ♪と高音を張り上げまくる部分もインパクトが強い。初期の元気なシングル群の中では落ち着いた雰囲気なので埋もれがちだが確かな名曲だ。
★★★★★
1stベスト『THE BEST Love Winters
4thベスト『タイアップコレクション~広瀬香美のテレビで聴いたあの曲達~
5thベスト『SINGLE COLLECTION
7thベスト『THE BEST “1992-2018″+”雪” Set List Non-Stop Mix
9thベスト『Kohmi30th』初回限定盤BOX SET

二人のBirthday(LA.Mix)

from 3rdアルバム『SUCCESS STORY
編曲:鷺巣詩郎
タイトル通りにLAでミックス変更を行った(と思われる)アルバムバージョン。冒頭30秒の壮大なイントロをカットしていきなりドラムが入る部分から始まる。しかし歌と同時に終了したシングルと異なり、アウトロが追加(演奏が1度復活)されているためトータルでは10秒弱しか短くなっていない。

全体のミックス変更により、より柔らかく優雅な音像になっている。LAというだけあってなんか狭い日本のスタジオとLAの広いスタジオの空間の差がそのまま出ているかのような(勝手なイメージ)…。

2011年対談時に“子供の頃、高速道路走っててちょうど夕陽が沈んでいくときにこの曲がかかっていて今でもその光景だけ覚えてる”とコメントしたけど、当時聞いていたのは『SUCCESS STORY』を録音したカセットテープだったのでシングルではなくこっちのバージョンを聞いていて感じた事である。シングルバージョンを聞いたのは5年後の『THE BEST Love Winters』収録時だった。
★★★★★

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