6th アゲハ蝶

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6th アゲハ蝶

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2001年6月27日
作詞:ハルイチ、作編曲:ak.homma
資生堂「ティセラ・トコナッツココナッツ」CMソング。発売前から前評判が高く自身最大の初動17.6万枚初登場1位となり2週目も14.8万枚だったが強豪が多かったので4位→3週目も11万で4位→4週目も10万で3位となり4週連続で10万枚を超える売上を記録、その後も4位→6位→9位→5位と8週連続トップ10入りして夏を駆け抜けると年明け2月までロングヒットして28週ランクイン。200位以内に集計が拡大した2003年、2004年の1~2月に合計3週再ランクインして暫定31週ランクイン、91.8万枚の2番ヒットとなった。100位以内の登場週数では今作が最大のロングヒットとなる(200位以内フル集計で「メリッサ」が今作を越えているが「メリッサ」の100位以内ランクイン週数は今作を下回る)。2001年よりミリオンヒットが一気に出なくなった影響で今作もミリオンに届かなかったもののO社年間10位に食い込んで唯一の年間トップ10ヒット作となった。一方でMVが制作されずタイアップ先のCM撮影を兼ねた1分程度の歌唱映像しか存在しない。Viewsic(現M-ON!)とかスペースシャワーTVのMVフルで流す長尺ランキング番組ではショートで流してお茶を濁していたが、『CDTV』等の地上波歌番組のランキングでサビだけかける際にはこれだけでも十分だったのでフルサイズが存在しない事を知らなかった人も多い。前作から今作まで半年間リリースは無く、次のシングルやアルバムまでもそんなに間隔が迫っていたわけではないので制作やTV出演に追われていたというほどではなさそうだが、ツアーが3月末~6月頭だったので、ツアー終了から発売までの間に時間が無かったのだろうか。

ソニー系が一時マキシシングルのケースをCD-Rのような薄型ケースに変更していたため今作よりしばらく帯がないと背文字が無くて何のCDなのか分からない仕様のケースが続く。これマジで迷惑なんだよな…割れると交換ケースも見つからないし…。ケース変更に合わせて今作よりお値段そのままに基本的に表題+C/W2曲(両A面は表題2+C/W1)の全3曲仕様となった。前3作より1トラック減ってるじゃねーか

再びak.hommaの曲に戻り、「サウダージ」に続くラテン系の必殺チューン。3曲目の「狼」が当初のシングル候補だったというから次のシングルはラテン系で行くのは決まっていたようだ。いかにもラテンといった感じではなく、サンポーニャやケーナなど民族楽器を取り入れた事で不思議な温度感の日本の夏っぽくはないどこか異国の夏のような夏曲になっているように思う。畳みかけるようなサビのメロディーは圧巻で2度目の夏に「ミュージック・アワー」の印象を軽く越えていって新たな夏の代表曲を生み出し、人気面でも頂点に達した感がある。終盤リフレインしている民族的なラララ合唱は広瀬香美「promise」のアレンジで本間昭光が得た成果と思われ、かなり雰囲気が似ている。

あとただでさえ早くて高い曲なのにカラオケでテンポMAXにして歌うという頭オカシイ暴挙に走った奴に1度だけ遭遇したことあってスピード感が凄くて面白かったのが妙に印象に残っている。

Red Mixは主にパーカッション周りの音色が増強している。ドラムは打ち込みでパーカッションが三沢またろうなのは変わっていないが、シングルの方がリズムの打ち込みっぽさが強く、Red Mixの方が生音部分を強調したミックスにしているっぽい。
★★★★★
3rdアルバム『雲をも摑む民』(Red Mix)
2ndベスト『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S
5thベスト『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary”ALL TIME SINGLES”
6thベスト『ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~

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