28th この胸を、愛を射よ
2009年9月9日
作詞作曲:新藤晴一、編曲:ak.homma,Porno Graffitti
1998年9月8日の「アポロ」発売からデビュー10周年翌日となる9月9日に9が並ぶことから999はポルノの日!と銘打ち、2009年9月9日発売、品番SECL-999、価格999円とわざわざ品番や価格まで特別に全て9統一でのリリース(これに伴いC/Wは1曲)。MV集『COMPLETE CLIPS 1999-2008』と同時発売。初登場2位だったが累計で6.5万枚と伸びず、好調だった前作から一転して最低売上を更新してしまった(とはいえここからはポルノグラフィティだけでなく90年代~00年代前半に大ヒットを経験した人たちは誰もが最低売上更新の連続である)。999を唐突にポルノの日!とか言い出したところで話題になったとは言い難く…というか2009年9月9日はThe Beatlesが初のリマスター盤発売(全オリジナルアルバム単品&BOX発売)という事で世界的に盛り上がっていたのでこれでは分が悪すぎた。
10周年でもっと王道のアップテンポな「アポロ」に通じるような曲が期待される中でのあえての勝負バラードという渾身のザ・バラード。こういうデカい曲にはストリングスがないと成り立たない、ストリングスで世界を広げて行かないとダメだという事でメンバーからak.hommaにストリングスが必要だと伝えてアレンジされた。この辺り、以前だったらk.homma判断でストリングスやブラスを加えていたところメンバー発信なところに確かな進化を感じる。このためかストバラではあるがギターとのバランスもある程度考えられていてギターがそんなに窓際ではないし、ストリングスばかりが目立つことも無い。バラードのヒットが必要との考えもあって気合が入っていたのは確かで、サビのメロディーは確かにスケールの大きさを感じさせる。
ただ当時まあまあいいなと思いつつなんだかそんなには残らなかったんだよな…。サビ以外が残りにくかったのもあるし、個人的にもやはり2009年9月9日はビートルズに全部持っていかれてしまって印象が薄くなってしまっていたのもあるとは思う。あとこういうバラードにじっくり浸るには9月ってまだ暑いんだよ…
★★★☆☆
8thアルバム『∠TRIGGER』
5thベスト『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary”ALL TIME SINGLES”』
6thベスト『ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~』
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