26th またここであいましょう

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26th またここであいましょう

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2002年7月24日
2週連続シングルリリースの1作目。2001年以降アルバムと同じケース(10㎜)が続いていたが今作では「HAPPINESS-WINTER MIX-」以来の薄型マキシシングルケースとなった。またカラオケ(Instrumental)が収録されていない

初動はついに20万割れとなり、浜崎あゆみの3A面シングル『H』に届かず初登場2位となり、2年連続で夏シングルで1位を持っていかれる事となった。6週ランクインで25万枚を越えた程度となり、前作はヒットしたものの実人気はさらに落としていた。

またここであいましょう

作詞作曲:TAKURO、編曲:GLAY&佐久間正英
久々にGLAYらしいド王道のポップロックナンバー。「BE WITH YOU」の『DRIVE』ライナーで書かれていた“小振りかな?と感じた”というのはこの曲で感じたところがあって、90年代の王道っぽいんだけどさらっとしていてあの頃の無敵のオーラはだいぶ弱くなったなというか。それでもイントロやアウトロのピアノもいいし、21世紀になってからこれぞGLAYという曲をわざとハズしまくってきていたのでこういうのがそろそろ聞きたかったところにストレートに応えてくれたような爽やかGLAYの王道の1曲だったと思う。

『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』は情緒的な曲やおとなしい曲ばかりなので爽やかなこの曲だけ明らかに浮いていた印象だが、逆にシングルで出た時よりもバリバリに目立っていてアルバム自体に馴染めなかった事もあって結果的にこの曲の印象だけ一段以上跳ね上がった。
★★★★☆
7thアルバム『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY
4thベスト『THE GREAT VACATION VOL.1~SUPER BEST OF GLAY~
アンソロジー『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY Anthology』(Remix&Remastering 2023)
アンソロジー『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY Anthology』(Demo)

C/W GIANT STRONG FAUST SUPER STAR

作詞作曲:HISASHI、編曲:HISASHI,草間敬&佐久間正英
アルバム『ONE LOVE』では実験性を抑えてアルバム内でもさほど浮かない良曲を提供していたHISASHIだが、C/Wでは引き続きやりたい放題を極めた。編曲も個人名義で行っており、歌詞も何を言っているか分からない。

シングル盤では歌詞がスペースなしで一塊にぎっしり記載されていて“対訳:GIANT HISASHI”と最後に書いてある上、記載通りに歌われないという分かりにくさであった。『rare collectives vol.2』のブックレットではさすがにブロック分けは行われており、一塊ぎっしりだった歌詞は3ブロックに分けられて適度な改行もされている(“対訳:GIANT HISASHI”の表記はそのまま)ので見やすくなった。

GIANT STRONGというキャラクターの活躍を描いたような内容にはなっていて曲中では声優によるキャラボイスが随所で挟まれる。実際にDr.MOOG:山寺宏一、GIANT STRONG:緑川光、CAPSULE KEI:西田裕美と3人の声優が起用されているが、アニメの予告プロモーションムービーの断片的な場面場面の台詞を切り取ったみたいな感じで、曲を聞いてもストーリーは一切不明だし、台詞も断片的過ぎて意味不明。とりあえずGIANT STRONGがヒーローで、応援するヒロインがCAPSULE KEI、そして敵役がDr.MOOGっぽいという事くらいしか分からずなんかそれっぽい(予告っぽい)だけだがそれ以上の細かい設定はあるんだろうか。HISASHIの漫画・アニメ趣味が前面に出た記念すべき1曲。
★★☆☆☆
2ndコンセプトアルバム『rare collectives vol.2
アンソロジー『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY Anthology』(Remix&Remastering 2023)

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