5th もう恋なんてしない

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5th もう恋なんてしない

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1992年5月25日
初動で30万近くをたたき出しながらB’z『BLOWIN’』に大差で及ばなかったため、初登場2位。2週目以降も3週連続3位→2位→2週連続3位…と今度は3位を連発しながら12週連続トップ10入りとまたもロングヒットし、139.7万枚2作目のミリオンヒットに到達。自身2番ヒットとなった。CHAGE&ASKAとB’zとと共に2年連続年間チャートトップ10入りを達成した。

前作まで4作連続イラストジャケットだったが、ジャケ写に初めて本人が登場した。

もう恋なんてしない

日本テレビ系ドラマ『子供が寝たあとで』主題歌。究極の失恋ソング。切なさ爆発のメロディーとアレンジにとにかく引き込まれる。精一杯に”もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対”とややこしい言葉回しで強がってみるものの未練残りまくりの情けない姿が泣ける。失恋ソングというと真っ先に浮かぶ曲はこれかもしれない。当時のサポートキーボードとして本間昭光(ak.homma)が参加しており、本間昭光の失恋話を聞いて書き上げたという実話エピソードは早いうちから知られていたが、2023年に『関ジャム』に出演した本間氏本人が語ったところによると失恋話を聞いた槇原が元気になる曲を作ると言って作られた曲ではあるけどこのような良い話ではないとも語ったらしい。また槇原本人によると当初は「もう恋なんてしない」と言い切って終わる曲だったが、プロデューサーの木崎賢治から救いがないとダメだと言われてこのような形に書き直したらしい。結果的に”もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対”はサビ頭よりもキラーフレーズになったと思うし、タイトルのままだったらここまでインパクトが残せたかどうか…。

なおこの曲を巡ってかつて友人が「槇原のさー、「もう恋なんてしないなんて~♪」って曲のタイトルさー、「もう恋なんてしない」だよね?あいつが「もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対」がタイトルだよとか言い張るんだけど!」とかいうややこしい電話がかかってきたことがある。なんだったんだ。酔ってたのか。

エイベックス移籍後にC/Wで「どんなときも。’07」が制作された翌年に「もう恋なんてしない’08」としてセルフカバー版が制作された。「どんなときも。」は『Best LIFE』でさらにもう1回作り直されたが今作は『Best LOVE』に’08のまま収録されている。そっちはやや無機質な印象。

『秋うた、冬うた。~もう恋なんてしない』では何故かタイトルソング扱いにされたが秋冬の要素は無くそもそも5月発売の春夏枠が妥当だったと思う。公開されたアンケート結果では15位とタイトルにするにはかなりビミョーな結果だった。
★★★★★
3rdアルバム『君は僕の宝物
1stベスト『SMILING~THE BEST OF NORIYUKI MAKIHARA~
4thベスト『SMILING GOLD~THE BEST&BACKING TRACKS~
5thベスト『10.Y.O~THE ANNIVERSARY COLLECTION~
5thベスト『10.Y.O~THE ANNIVERSARY COLLECTION~』(「THE 10th ANNIVERSARY MEGA-MIX」の1曲)
8thベスト『Completely Recorded
11thベスト『秋うた、冬うた。~もう恋なんてしない
38thシングル『Firefly~僕は生きていく』C/W(’08)
9thベスト『Best LOVE』(’08)
13thベスト(販路限定)『SELECTED BEST』(’08)
1stライブアルバム『THE CONCERT CONCERT TOUR 2002~Home Sweet Home~』(Live)
4thライブアルバム『SYMPHONY ORCHESTRA “cELEBRATION 2010″~Sing Out Gleefully!~』(メドレーの1曲。アンコールでメドレーをもう1回やったので2回収録)
1st配信限定ライブアルバム『MAKIHARA NORIYUKI SYMPHONY ORCHESTRA CONCERT “cELEBRATION 2015”~Starry Nights~』(Live)
3rd配信限定ライブアルバム『Makihara Noriyuki Concert 2024″TIME TRAVELING TOUR”2nd Season~Yesterday Once More~』(Live)

C/W 夏のスピード

異国情緒のある笛系のアレンジが効果的な失恋ミディアムポップス。5月末発売のシングルだったのでタイトルにはリリース時期にも合った初夏の雰囲気もあったが、サウンドからはそんなに夏っぽさは感じられない。『君は僕の宝物』には別の夏歌「くもりガラスの夏」が収録されたせいかアルバム未収録のまま放置された。21年の時を経て『春うた、夏うた。~どんなときも。』に収録された。今作はシングル盤も所持してなかったのでこの時に初めて聞いたせいもあるがそこまで印象に残らなかった。早い時期に聞く機会があればもっと馴染んだかもしれない。
★★★☆☆
12thベスト『春うた、夏うた。~どんなときも。

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