34th ゆきのいろ
2011年11月23日
作詞作曲:新藤晴一、編曲:Tomi Yo,Porno Graffitti
今作より初回盤DVD付、通常盤の2種発売が基本となった(アニメタイアップの際にアニメ盤も加わる形)。初登場8位となり、「ヒトリノ夜」以外でトップ5落ちは初となり、2作連続で4万台で最低売上を更新したもののそこまでがた落ちしたわけではなく、またこの後さらに落ちるも毎回5位前後で収まっているのでこの週は若干運が悪かったといえる。
2010年代後半頃から2020年前後にはどこにでも回り込んでくる引く手あまたの業界内人気No.1アレンジャーとなったトオミヨウ。2011年での起用は早いほうで、槇原敬之や玉置浩二も同時期に起用していたがそこから一気に評判が広がっていった感がある(玉置浩二に関しては父親の須藤晃と親交が深く作詞にも起用していたのでその縁での接点もあったのかなとは思う)。ふんわりとした優しいメロディーとサウンドに暖かみを感じるウィンターバラード。派手さはないがバラードの晴一はやはり良い。当初C/Wのつもりだったが周囲で好評だったのでシングル候補に浮上したらしいが、前後のシングルが新体制での代表曲的なアップナンバーになった事もあり、ちょっと埋もれてしまっていた印象もある。というか実際リアルタイムでの印象があまりなくて、しばしそんなに覚えてない曲になっていた。後年になって改めて気づいて冬が来るたびに少しずつ印象が上がっていった。
★★★★☆
9thアルバム『PANORAMA PORNO』
5thベスト『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary”ALL TIME SINGLES”』
6thベスト『ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~』
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