11th びいだま

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11th びいだま

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01年2月9日
アルバム『光の糸』の先行シングル。前作を踏襲しての3曲入り、カラオケなし。

軌道修正せずに前作の路線のままタイアップも変えずにリリースしたため、さらに順位を落として初登場41位。そのままアルバム『光の糸』も大失速してしまう結果となった。

びいだま

作詞:今井千尋 support 福本ゆみ、作曲:今井千尋、編曲:深沼元昭、コーラスアレンジ:杉真理
テレビ東京系深夜ミニドラマ『少女日記』主題歌。最早タイアップを取ってくる努力を放棄していたとしか思えないような同じタイアップ2連投。後に「ラストチャンス」の時に必死に応援してくれた地方のラジオ出演周りを大切にしていたなどとスタッフの言い訳DVD『夏華』で語られていたが、力を入れるべきところを完全に間違えていたのではないか。需要が無くなってきたにしてもブレイク以降、特に日テレとの関係が無くなってからほとんどメディアで見かけなかったのは地方ラジオばかり回っていたからだったのか…?

かなりレトロな空気の漂う不思議な1曲。「ラストチャンス」以降コーラスの存在感も徐々に増していたが、さらにコーラスワークに注力していてコーラスアレンジに杉真理を起用、冒頭からハーモニーを聞かせる。ズッチャズッチャと進んでいくのが印象的だが、サビのメロディーは意外と開放的で、当初のナニコレェ…っていう印象から聞き込むとそれなりに好きな1曲に変わった。とはいえあまりにも異色過ぎるし、シングルで出してどうにかなる曲ではなかったのも確かだと思う。前作と今作で「ウソツキ」で盛り上がっていた友人間でサムエルを聞いているのはあっという間に自分1人になってしまった。

なおシングル盤の歌詞カードでは最後のサビの部分が誤植されている。

MVではメンバーが振り下ろす系にしようという謎なアイデアを出したため、前半は3人がそれぞれ延々と土を耕したり、薪を割ったり、鉄鋼をカンカンやっていたりする。あまりに必死な形相はもはや曲と何の関係があったのか…正直謎過ぎた(さすがに1曲延々それは謎過ぎるためか後半からは普通の演奏シーン)。迷走しすぎだろ…。
★★★★☆
3rdアルバム『光の糸
2ndベスト『ゴールデン☆ベスト Something ELse

C/W 桜雨~あの日の雨と今日の雨Ⅱ~

作詞作曲:伊藤大介、編曲:中村哲
2ndアルバム『ギターマン』収録曲「あの日の雨と今日の雨」の歌詞を全面的に変更してアレンジも変更した続編というかリメイク。比較的あっさりした曲だが、耳には残る曲。桜ソングになったせいか、原曲よりは少しライトな雰囲気になったように感じる。タイトル通り春の雨の日にしっとり聞きたい。

『ギターマン』収録曲がほぼ収録されたベスト盤『TICKET』においては原曲ではなく、今作が収録された。前作と今作収録曲で『TICKET』に選曲されたのはこの曲のみである。まさかそんな出世するとは…。
★★★☆☆
1stベスト『TICKET

C/W 思い出であれ、後悔であれ

作詞作曲:今井千尋、編曲:Something ELse
前作の「1224~25(今井家demo)」に続いてマニピュレーター参加以外はメンバーだけの演奏だが早くもデモ以上の本クオリティに仕上げてきた。今井はシンセプログラミング、ベース、ピアノを担当、伊藤が全ギターを担当し、大久保はボーカル専念。当時主流だったR&Bのチキチキタカタカしたリズムを導入しているのは時代に合わせました感があるが、印象としては穏やかな曲。買った当初あまり印象に残る曲ではなかったんだけど、聞き込んでいたらこの曲、案外3曲の中で1番一般に受ける曲じゃないかなぁと思った。
★★★☆☆
アルバム未収録

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