V6 30周年シングル回顧4~2016-2021~

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20周年を経てからはV6の安定っぷりが改めて再確認される事態が続いた。2014年からの紅白連続出演は2016年までの3年であっさり途絶えてしまい、井ノ原の『あさイチ』キャスターも2018年3月で終了したが、2016年のSMAP大分裂解散劇、2018年TOKIO山口脱退騒動(音楽活動は結果的に2017年が最後)と直近の先輩2組が”25年”のタイミングで突如終了(TOKIOはバンド活動終了)する事態となり、事実上V6が1番上のグループとなった(少年隊は存続こそしていたが既に活動していなかった)。

ここに来て新たなヒットが生まれる事はなかったものの、一時期6,7万程度まで低迷していた売上は最低値の2倍弱、概ね10万越えで安定していた。また両A面の連発や、全種トールケース仕様になるなど独自形態でのリリースが定番化した時期でもあった。

SMAP、TOKIOが越えられなかった25年の壁を越えた事で25周年時は“勤続25年の男達”を堂々掲げ、20周年時以上にさらにV6の安定感、継続力が注目された。個々の活動を軸にしながらもV6としてのグループ活動も安定して続いていくかに思われたが…。

翌2021年突如として解散発表。ドラマ出演からは遠ざかりつつあったが、舞台で役者経験を積み重ねていた森田剛が事務所を離れた環境で役者に挑戦したいと脱退・退所の意向を表明した事で話し合いの結果、解散が決定。既に後輩グループのほとんどはメンバー脱退どころを経験していたが、グループ名がV6である事もあってか「1人でも抜けたらV6はない」という思いも語られている。SMAP/TOKIOが出来なかったシングル、アルバム、ベストアルバム、ツアーをやれることは全て展開してしっかりピリオドをつけての円満解散を迎えた。

Coming Centuryは森田脱退に伴いV6と同時に解散。カミセンとしての最後の活動は特に行われていないが、V6一連の最後の作品リリースの中ではカミセン、トニセンの新曲枠やカミセン、トニセンのベスト枠も用意されており、これらが総括となった。

2022年には三宅健がソロデビュー。MENT RECORDING(V6解散翌年の2022年にエイベックスとJニーズで新たに立ち上げたレーベルでエイベックスにいたキスマイや活動継続した20th Centuryもこちらに移動していた)でデビューしたがKEN☆Tackeyとして組んだこともあった滝沢秀明が突如退社し翌年新事務所TOBEを立ち上げると三宅健も即座にTOBEへ合流し、Jニーズ退社となった。

Jニー氏が世紀の犯罪者扱いとなりJ社が消滅する事態に陥った2023年になると岡田准一が退社(J社所属の俳優として単独活動していた生田斗真、風間俊介らもほぼ同時期に相次いで離脱しており完全にそういう流れになっていた)。これによりカミセンメンバー3人は結果的に全員退社となった。

急に辞めた滝沢秀明に代わるジャニーズアイランド新社長に抜擢されていた井ノ原快彦はSMILE-UP.副社長→STARTO ENTERTAINMENT取締役COOと人柄と世間一般の好感度の高さもあって厳しい状況で重要な役柄を任されていた。本人は芸能活動継続を強く希望しており、最終的に2025年になって任期満了で退任、役職なしの1人の所属タレントに戻っている。坂本・長野も20th Centuryは全員残っていたためそのまま継続とされていたが、V6定期タイアップの『9係』→『特捜9』の主題歌枠をそのまま引き継いだ事で形だけでなく音楽活動の継続も決定的となり、以降配信を中心にV6時代よりもコンスタントな新曲リリースが始まった。2025年の『特捜9』終了により最低年1新曲確約枠が無くなった後どうなるかは不透明だが、井ノ原がソロでの歌唱活動も始めていく意向を示している。これはフェス出演依頼があった際に3人がスケジュール(というより坂本のミュージカル?)の都合で揃わずトニセンとしては断らざるを得ないという事が続いたためと思われ、2024年はイナズマロックフェスに井ノ原と長野で「ながの~ず」として出演(2025年も引き続き出演)。用意した新曲は後にトニセンとしてレコーディングして発表するという事もあった。2025年には「Mt.FUJIMAKI 2025」始め複数のフェスに井ノ原単独で出演するようにもなっている。

そして30周年を迎える2025年11月1日は配信で全曲解禁となった。いくつかのシングルアルバムのシークレットトラックが全てカットされているほか、Marsa Sakamoto「You’ll Be in My Heart」がカットされたため『Very best』のみSpecial Edition表記となった。また先に解禁していた20th CenturyはシングルC/Wのリミックス、別バージョンが放置されたままだったり、別名義(MiMyCEN、GOタリモ&ミニカレー、トリオ・ザ・シャキーン、木更津キャッツアイ feat. MCU、KEN☆Tackey)までは網羅されていないが、複数商法のC/Wやアルバム曲も全て1作にまとめられ、映像作品に付属した特典CDも網羅されたり、未発表曲の配信もあった。

2025.12~2026.1 新規執筆

46th Beautiful World

Beautiful World(CD+DVD)(初回生産限定盤A)
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2016年6月8日
作詞作曲:秦基博、編曲:皆川真人
共通C/W「by your side」、初回生産限定盤AはMV、MVメイキング&ジャケット撮影メイキング収録DVD付、初回生産限定盤Bは「by your side(Lip Synch Video)」、「“君”に選ばれるのは誰だ?!スペシャル」「Beautiful World(Choreographed Video)」収録DVD付、通常盤は「不惑」「テレパシー」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック。3種発売に戻ったが売上12.7万枚とさらに回復した。20周年でTVにも大量出演して存在感を示し、SMAPが危機的状況に陥る中で変わらぬ安定感で再注目されたのだろうか。

井ノ原快彦出演テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係 season11』主題歌。秦基博による当時の制作陣そのままの提供で好印象だったのも後押しになった(前後シングルだったらベスト盤だけでまたそのまま聞かなかったかも…)。秦基博は自身のシングルもバラード多めで2014年「ひまわりの約束」のSTAND BY MEドラえもん効果ヒットの余波で2年経過してもまだ音楽番組に呼ばれれば「ひまわりの約束」「ひまわりの約束」また「ひまわりの約束」…と正直若干ウンザリしていたのと、『9係』はバラードが続いていたので、9係バラードが秦基博風になるだけで結局またバラードなんじゃないかと思ったら爽やかなポップナンバー。自分ではなかなかやらないんじゃないかというくらいこの時期の秦基博としては意外な方向性だった(秦基博は提供やコラボだと開いた作風になるところはある)。

「愛なんだ」からのV6の明るくポップなイメージの延長にある大人になったV6が歌うのを想定したような大人の明るいポップスになっていてこれは最良の判断だったなと思う。電子音が無く、バンドサウンド主体で厚みのあるサウンドだったのも安心感があった。

ベスト盤で再度戻った+秦基博提供だったので今作で久々にシングルを手に取り以降は最後までリアルタイムで聞いている。
★★★★☆
13thアルバム『The ONES
4thベスト『Very6 BEST
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

47th Can’t Get Enough/ハナヒラケ

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2017年3月15日
両A面シングル。今作以降解散まで全作両A面シングルとなった。初回生産限定盤Aは「Can’t Get Enough」MV、MVメイキング&ジャケット撮影メイキング収録DVD付、初回生産限定盤Bは「ハナヒラケ」MV、MVメイキング、「メンバーの不満を解消できるのか!? スペシャル」収録DVD付、通常盤は「足跡」「MANIAC」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック、セブンネット限定盤はC/W「足跡」のみ+「Can’t Get Enough VRダンス映像」「足跡 レコーディングVR映像」とVRコンテンツを収録。またもAKB48にぶつかって初登場2位だったが売上13.9万枚と何故かさらに伸ばした

Can’t Get Enough

作詞:SUNNY BOY、作曲:Junichi Hoshino/Kameron “Grae” Alexander、編曲:Junichi Hoshino
セブンネット春のキャンペーンソング。タイアップの割には本格洋楽テイストで攻めすぎな1曲。いきなり裏声から始まり、全体に高音で裏声と英語詞を連発しながら非キャッチーなメロディーをクールに歌い上げていく本格志向な曲で最早誰だか分からない勢い。制作側も裏声主体で誰だか分からないのを考慮したのか、歌詞カードには異例の歌割が記載されている。しかし苗字ではなくイニシャル2文字を各パートの歌詞の上に小さく表示しているため、コード譜みたいな見た目になっている上、「ALL」以外の数人で歌っているところはイニシャルが並んでいるのでかなり見難く、イニシャルの羅列でパッと見で誰か判断するにはそれなりの慣れを必要とする。
★★★☆☆
13thアルバム『The ONES
4thベスト『Very6 BEST
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

ハナヒラケ

作詞:岩崎愛、作曲:Peter Nord/Mats Larsson/岩崎愛、編曲:鈴木雅也
井ノ原快彦出演ハウス食品「とんがりコーン」CMソング。「Can’t Get Enough」が攻め過ぎったのもあってこっちは華やかなブラス音も鳴り響くド王道の明るいアイドルポップナンバー。この曲だけ単独で出てきたらマンネリ過ぎて面白味は無かったと思うんだけど、正反対の「Can’t Get Enough」と両A面になる事で相乗効果を発揮し、王道の良さを実感できる。

『The ONES』は容赦なく47~49thの3シングル両A面2曲目をバッサリカット、『Very6 BEST』は『The ONES』の後に出た49th~53rdの両A面全曲収録を徹底したため、47~49thの3シングル両A面2曲目は取り残される形となり、一般発売アルバム未収録のままとなった。
★★★☆☆
一般発売アルバム未収録
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

48th COLORS/太陽と月のこどもたち

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COLORS/太陽と月のこどもたち(DVD付)(初回生産限定盤B)
2017年5月3日
両A面シングル。初回生産限定盤Aは「COLORS」MV、MVメイキング&ジャケット撮影メイキング収録DVD付、初回生産限定盤Bは「太陽と月のこどもたち」Lyric Video、「色で振り返るV6の歴史!」収録DVD付、通常盤は「GOLD」「SPARK」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック。

今作で一旦売上が下がり売上は10.0万枚(99798枚で10万にギリ届かず)だった。

COLORS

作詞:micca、作曲:Ryuhei Yamada、編曲:ha-j
井ノ原快彦主演 テレビ朝日系ドラマ『警視庁捜査一課9係 season12』主題歌。主演の渡瀬恒彦が3月に亡くなり、クレジットされながらも主演不在で実質的に井ノ原が主演代行のような形で制作された。

9係バラード…だが、過去の真面目バラードとは少し異なり、今作は暖かみのあるミディアム系。王道J-POPなストリングス風の柔らかなサウンドで盛り上げるアレンジになっていて大人っぽさを意識するよりも自然体といった印象。全盛期の嵐のミディアム系シングルにも近いものを感じるが実際にha-jは「Beautiful days」「果てない空」などを担当していてJニーズの中でも嵐への参加が圧倒的に多い作家だった。

『Very6 BEST』ではすっ飛ばされるシングルも多かったものの前ベスト『SUPER Very best』以降のシングルは優遇される選曲となっていたが、何故か44th~53rdまでの1曲目の中で今作だけハブられてしまった。よって『SUPER Very best』+『Very6 BEST』でとりあえずシングル1曲目の網羅(両A面2曲目は無理)を目指そうとしても今作だけ抜け落ちる
★★★☆☆
13thアルバム『The ONES
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

太陽と月のこどもたち

作詞作曲:岩崎愛、編曲:井上陽介/岩崎愛
NHK『みんなのうた』2017年4, 5月放送曲。「WAになっておどろう」はV6としてではなく原曲のAGHARTAが採用されていたものだったので、V6として『みんなのうた』採用は初となる。

さすがに『みんなのうた』なので、今回は両A面でも両極端な方向性ではなく、同じような暖かみのある平和的なナンバー。「世界に一つだけの花」以降平和の使者SMAPになってしまった後のSMAPが歌っていてもおかしくないような平和の使者感(?)もある。音数が抑えめだったりより穏やかなところで差別化はされているものの、両A面シングル連発の中では相殺してしまった感じはあるか。実質アルバム未収録にもなり、かなり影が薄くなってしまった。
★★★☆☆
一般発売アルバム未収録
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

49th Crazy Rays/KEEP GOING

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2018年5月30日
両A面シングル。初回生産限定盤Aは「Crazy Rays」MV、「KEEP GOING」Dance Video、MV Making & Jacket Shooting Making収録DVD付、初回生産限定盤Bは「KEEP GOING」MV、「V6人狼バトル 〜V狼〜」収録DVD付、通常盤は「意味のないドライブ」「TL」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック。またしてもAKB48にぶつかっての初登場2位だった。AKB48に狙われていた…というより当時のAKB48の初動は敵なしだったのでAKB48とぶつかる事が判明した時点で1位狙いの人たちはみんな避けるのにV6陣営は気にしてなかったという事だとは思うさらに前作より下げて9.2万枚と明確に10万を割り込んだ。

後述のように次回作以降DVDで使用されるトールケース仕様になったので、一般的なCDプラケースで発売されたシングルは今作が最後になった。

Crazy Rays

作詞:桜井秀俊、作曲:Greg Bonnick/Hayden Chapman/Adrian Mckinnon/Takuya Harada、編曲:CHOKKAKU
井ノ原快彦主演テレビ朝日系ドラマ『特捜9』主題歌。『警視庁捜査一課9係』主演の渡瀬恒彦が前年Season12撮影開始前に亡くなり、暫定的に2番手だった井ノ原を主人公としてSeason12を終えたが、今作では正式に井ノ原を主演としてリニューアル改題した。

コライト形式横文字作家が並んでおり、アレンジ次第でもっとクール路線にもなっていたと思うんだけど、桜井秀俊による歌詞はメンバー世代の大人向けの応援歌っぽく、CHOKKAKU大先生による絶妙アレンジで現代風クールな雰囲気と昔ながらのファンク風味のサウンドが融合したようなハイブリッド型の1曲に仕上がったような印象。後期はどっちかに振り切った曲も増えてきていたが、両軸の中間点にあるのが今作と言えるかもしれない。
★★★★☆
4thベスト『Very6 BEST
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

KEEP GOING

作詞作曲:☆Taku Takahashi(m-flo)/久保田真悟(Jazzin’park)/栗原暁(Jazzin’park)、編曲:☆Taku Takahashi(m-flo)/久保田真悟(Jazzin’park)/栗原暁(Jazzin’park)/Mitsunori Ikeda(Tachytelic Inc.)
WOWOW「スペインサッカー 17-18シーズン 2nd half」イメージソング。イントロ部分やウォウウォウパートなど随所がサッカーっぽいのはタイアップのためか。m-floとJazzin’parkの共作でトラックメイカー路線全力全開な1曲。メロディーよりも高揚感のあるトラック重視といったところか。サビ前の三宅による早口英語詞パート”Feel the rhythm comes up”が詰め込み過ぎてそこだけ噛まないように言えるかなチャレンジ!みたいになっててインパクトが凄い。
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
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50th Super Powers/Right Now

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2019年1月16日
両A面シングル。初回生産限定盤Aは「Super Powers」MV、Making、「Right Now」MV Making & Jacket Shooting Making収録DVD付、初回生産限定盤Bは「Right Now」MV、「スーパーパワーで乗り越えろ!アドリブ6」収録DVD付、通常盤は「LADY, LADY, LADY 」「そんな顔しなくたっていい」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック。

今作で何故か3種全てパッケージが通常はDVDに使用されるトールケース仕様となった。50枚目記念で特別仕様なのかと思ったらどういうわけか解散までシングル全部この仕様のままとなった。ジャケ写が縦長なのはこのためである。

Super Powers

作詞:森雪之丞、作曲:Samuel Waermo/Stefan Ekstedt/Didrik Thott、編曲:Stefan Ekstedt/ha-j
フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』オープニングテーマ。『ONE PIECE』タイアップはエイベックスが多く担当していたので来るならもっと早く来てそうではあったがここに来て久々のアニメタイアップ。といっても昔からさほど当たるタイアップではなく、『ONE PIECE』だから注目されるという事もあまりなかったような…。

凄まじい勢いで突き進んでいくようなアップナンバー。とにかく押せ押せのパワーが凄い。少年色、冒険色も加味されているので近年の作品の中では少し若さも感じる。文字通りにスーパーパワーが溢れた1曲。
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
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Right Now

作詞作曲編曲:清水翔太
「セブンネットショッピング」CMソング。清水翔太による提供曲だがメロウな路線ではなく、洋楽っぽい路線でクールな1曲。サビのメインメロディーが歌ではなくシンセのリフみたいなフレーズで歌はそれに呼応して同じフレーズを繰り返すだけというインストと歌が掛け合いするような構成が異色。ただ最初に聞いた時に明らかに聞き覚えのある展開でこれは2017年の東京女子流「predawn」と似てないかと。

今作の方がゆったりしているんだけど、サビでメインになるテッテレーテ,ッテーテレレ,テッテレーテ,ッテーテレレがかなり酷似していたので初めて聞いた気がしなかった。この手の曲を聞かないので全く分からないが、洋楽でこういう構成の曲が流行っていたのだろうか…?
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
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51st ある日願いが叶ったんだ/All For You

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2019年6月5日
両A面シングル。初回生産限定盤Aは「ある日願いが叶ったんだ」MV、Making & Jacket Shooting Making収録DVD付、初回生産限定盤Bは「All For You」MV、「時代順に並べ替えろ!50マーベラス6」収録DVD付、通常盤は「Sweet Bitter Rain」「NOIZ」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック、セブンネット限定盤はC/WなしでARコンテンツ付。

ある日願いが叶ったんだ

作詞:RYOJI from ケツメイシ、作曲:RYOJI from ケツメイシ/田尻知之(note native)/本澤尚之、編曲:田尻知之(note native)/本澤尚之
井ノ原快彦主演 テレビ朝日系ドラマ『特捜9スペシャル』『特捜9 season2』主題歌。ケツメイシRYOJI提供と宣伝されたが実際には作曲は3人の共作となっていた。

カラッと明るい曲調でメロディアスというわけではないんだけど、初聞きでもたぶん1番聞いた後は2番のサビは一緒に歌えるくらい物凄く覚えやすいサビメロでこの時期のシングルでは格段に残りやすい。それこそ「Super Powers」の方が圧倒的な押しの強さはあるんだけど、気が付いたら口ずさんでいるような親しみやすさでは今作が圧倒的だ。
★★★★☆
4thベスト『Very6 BEST
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All For You

作詞:宏実、作曲:AmPm/Chocoholic/Jason Arner Housman/Bane Scott、編曲:Bane Scott
坂本昌行出演「セブンネットショッピング」CMソング。「Can’t Get Enough」「Right Now」路線をさらに突き詰めたようなクール洋楽路線。セブンネットはこの路線と決まっていたのだろうか。

「Right Now」もサビが半分インストみたいなものだったが、今作はマジでサビが完全にインストになってしまい歌が無い。全編英語詞、平メロは全てソロパート回し、サビが無いので全員で歌うパートがそもそも無い…というシングル表題曲の中では最も攻め込んだ極地の1曲。この時期、嵐は配信を解禁し、最後の1年でオレセカ路線(鎖国状態だった当時のJ社において配信進出で俺達世界に進出しちゃってるぜ!的にハイになっているように見える様子の意味)で世界進出感をアピールしまくっていたが、今作ここまで完全洋楽なのに国内向けCDのみでしか聞けない国内ファン向けである。正直何度聞いても全く印象には残らないが、この欲の無さもまた凄かった
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
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52nd It’s my life/PINEAPPLE

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2020年9月23日
両A面シングル。初回生産限定盤Aは「It’s my life」MV、Dance Video、Music Video Making & Jacket Shooting Making収録DVD付、初回生産限定盤Bは「PINEAPPLE」Dance Video、「以心伝心!爆弾処理6」「6×25必笑振り返り座談会」収録DVD付、通常盤は「ただこのまま」「夢のつづき」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック。

今作が初登場1位となった事で、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代の4年代1位獲得を達成した。既にKinKi Kidsが6月の「KANZAI BOYA」、嵐が7月の「カイト」1位で達成済みでJニーズで3番目の達成となった。嵐は1990年代と2020年代が1作ずつしかないのに対して、KinKi Kids、V6は次のシングルも1位になったので4年代全てで2作以上の1位を獲得しているJニーズとしてはKinKi Kidsに続く存在となった。

またSMAP、TOKIOといった先輩勢が25年前後で散っていく事となり(TOKIOの正式な解散は2025年だが音楽活動は山口脱退時点で終了)、過去の歴史を塗り替えて安定した人気を獲得して安泰と思われても越えるのが至難になっていた25年の壁を無傷で突破。Jニーズ史上初めて活動を止めずに毎年リリースし続けたまま25周年を迎えた事から、公式に“勤続25年の男達”がキャッチとして大々的に使用された。ブックレットのメンバー表記でも“勤続25年 V6 is…”と書かれている。偶然にも25の数字をひっくり返した52枚目だったのもキリが良かった。

It’s my life

作詞:宮田’レフティ’リョウ(REVEL MUSIC)、作編曲:Radical Hardcore Clique
井ノ原快彦主演 テレビ朝日系ドラマ『特捜9 season 3』主題歌。元FACTのドラマーEijiらによるDrums+2DJの変則バンドRadical Hardcore Cliqueによる提供曲。宮田’レフティ’リョウはボカロP”レフティーモンスターP”、伊東歌詞太郎とのユニット“イトヲカシ”としてもデビュー経験がある作家だった。

ここに来て新たな作家を起用しつつもV6王道ポップスと流行も混ぜ合わせたようなハイブリッドな装い。あまり勤続25年記念曲という気負いは感じられないが、飾らない自然体こそが継続の秘訣でもあったのだろう。これぞ今のV6な1曲であり、それで良い。結果的に明るいポップなV6としては事実上最後の1曲となった。
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
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PINEAPPLE

作詞:土岐麻子、作曲:P3AK/Andy Love、編曲:P3AK
今作は特にタイアップも無いが両A面扱いとなっている。二軸の両A面曲としても恒例となってきた攻めの洋楽クールダンス路線の2曲目。前作よりはメロディーがちゃんとあるが、トラックも歌唱もひたすらクール。
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
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53rd 僕らは まだ/MAGIC CARPET RIDE

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2021年6月2日
勤続25年を越えたばかりで2021年突如解散を発表。解散を発表してから最初のシングルだが、当時は明確にラストシングルとは銘打たれなかったため、”解散発表後初のシングル”というような紹介をされることが多かった。結果的にこの後に全曲新曲のアルバム『STEP』を発売、ベストアルバム『Very6 BEST』で締めとなったため今作がラストシングルだった。

両A面シングル。初回生産限定盤Aは「僕らは まだ」MV収録DVD付、初回生産限定盤Bは「V狼 2021」収録DVD付、通常盤は「95 groove」「Heart Beat Groovin’」と4曲のInstrumentalを収録した全8トラック。特にいつもと変わらず、50th以降続いていた謎のトールケース仕様も最後まで貫かれた

11月1日の最終公演ではC/W含めた今作収録曲の中で「僕らは まだ」だけ披露されず、ライブ未披露のままとなった。また最後の曲は通常盤C/Wの「95 groove」だったという。

僕らは まだ

作詞作曲編曲:岩崎慧
井ノ原快彦主演テレビ朝日系ドラマ『特捜9 season4』主題歌。最後のシングルも恒例定期タイアップ。翌年以降は20th Centuryに引き継がれた。これも延々と続いていくシリーズになるかと思われたが2006年に始まった『9係』から20周年を翌年に控えた2025年にこれまた突如final seasonを銘打って終了してしまった。

少年時代を振り返りつつ大人になった今でも”僕らはまだ未完成”と歌われるミディアムナンバー。ここまで来ての解散、まだ6人の人生の先は続いていくという意味合いが強く感じられ、今出すべきシングル曲はこれだと全員一致で決まったというのも納得のザ・ラストシングル

しかしこれほどまでにラストソングっぽい今作が何故か解散ツアーで披露されなかったという。どうやらオープニングでBGMとしては使用されていたようなんだけど、ライブ本編での歌唱はツアー通して無く、最後の最後での追加も無く、そのままライブ未披露シングル曲になってしまったとか。発売時の歌番組や夏の音楽特番辺りまでは今作も歌唱されていたのでそれでもう披露は十分だろうという事だったのだろうか。かなり意外だった。

代わりにツアーでは未発売新曲「目を閉じれば」が披露されており、そちらもラストソングっぽい曲となっている。”僕ら”の事を歌う今作よりもファンへ寄り添うような感謝ソング「目を閉じれば」の方が最後のライブにはふさわしいと考えたのかもしれない。2022年4月13日に発売されたライブBlu-ray/DVD『LIVE TOUR V6 groove』初回盤Bのみ特典CDとして同じく未発売の「鏡」と共に2曲入りCDとして収録され、配信解禁時には未発表曲「笑顔が好き」の1つ手前の2022年4月13日発売のシングルという扱いで一緒に配信されて多くの人が気軽に聞けるようになった。
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
4thベスト『Very6 BEST』通常盤のみ(sakomoto solo ver.)
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

MAGIC CARPET RIDE

作詞:土岐麻子、作編曲:田尻知之(note native)/本澤尚之
前作同様に今回も2曲目にタイアップなし。今作に関してはMVやそれに準ずる映像も制作されなかった(このためDVDの特典映像の数がいつもより少ない)。二軸の両A面曲としても恒例の攻めの洋楽クールダンス路線の2曲目も最後まで継続。今作に関しては前述のように表記されているだけでタイアップもMVも無くまともにA面扱いされていないので両A面にする必要も無く、最後になるなら「僕らは まだ」単独A面で締めた方が締まった気はする。

時系列ではこれが最後のシングル曲でこの後に新曲が入ってベスト盤の締めとなるんだけど、全く最後な気がしない通常営業な洋楽クール路線なんだよなぁ…。ただベスト盤でMVも制作された最終リード曲「Full Circle」も歌詞は最終曲っぽいんだけどDef TechのMicroによるクール路線だったので明るいポップ路線のV6って勤続25年の「It’s my life」が最後だったりも…。
★★★☆☆
4thベスト『Very6 BEST
4thベストmu-mo限定予約生産盤『Very6 BEST』あなたのお名前入りスペシャルBOX盤

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