27th GOOD DAY

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27th GOOD DAY

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98年12月2日
「新しいドア~冬のひまわり~」と同時発売。今作が2位、「新しいドア~冬のひまわり~」が3位となり、そのまま終始上回る売上で推移したため、最終的に「新しいドア~冬のひまわり~」を2万近く上回っていた。

GOOD DAY

作曲:綿貫正顕、編曲:池田大介
綿貫正顕はロック系の曲を多く提供していて、提供していない曲でもこの時期にギタリストとして参加していた…が間もなく本格GIZA移行に伴い、GIZA系ミュージシャンではほとんどロック系が必要とされなくなってしまいそのままフェードアウトしてしまったのが惜しい。時代が時代ならもう少し重宝される作家になっていたかもしれない。ただ現在もビーイングとの関係は良好なようでZARDの追悼ライブにもゲスト出演したことがあれば、当時全員離脱していた元3期WANDSメンバーが集結した松元治郎のアルバム制作の際にも関与したりしていた。

重くて暗いロックバラード。妙に感情が入ったボーカルになっているのでよりいっそう重さが増している。アルバム『永遠』収録の際には無表記だがアルバムバージョンでギターなどが追加されてさらにロック色が増すなど重さに重さを重ねたような尖った方向性の1曲だと思う。雰囲気的にはグッデイというよりバッデイ(BAD DAY)って感じ。こっちの方が2万近く売れたというのは意外だったが、ロックな時代だったのだろうか。GLAYでも「SOUL LOVE」より「誘惑」が売れた年だったしな…。

99年の『ZARD BEST~Request Memorial~』では22位、25位の「新しいドア~冬のひまわり~」を上回っていたが、没後『Request Best~beautiful memory~』では30位圏外となり選曲されずいつの間にか人気は逆転されていた模様。また『永遠』以外に収録されていなかったのでBOXでしかシングルバージョンが収録されていない状態が長く続いていたが、『ZARD Forever Best~25th Anniversary~』で選曲されてシングルバージョンアルバム初収録を果たした。

2枚同時発売は結局両方影が薄くなってしまい、ZARD自体の存在感も著しく落としてしまって失策だったかも。
★★★☆☆
8thアルバム『永遠』(アルバムバージョン)
1stBOX『ZARD PREMIUM BOX 1991-2008 Complete Single Collection』
2ndBOX『ZARD SINGLE COLLECTION~20th ANNIVERSARY~
5thベスト『ZARD Forever Best~25th Anniversary~

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