2ndアルバム O

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2ndアルバム O

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02年11月27日
初のフルアルバム。

初回盤は若干縦長でCDラックからちょっとはみ出す特殊紙パッケージ仕様。ブックレットの大半がフォトブックになっていた。初回盤は通常価格3000円で通常盤は若干安く設定されていた。

前作同様に今回もシングル『白い花』が同時発売

7th 証
7th 証 02年9月25日 「一雫」のタイアップ話により急遽延期になっていたシングル。元々初ツアーに向けてのシングルの予定だったので発売中止になって相当落胆としたというが、ツアーでは発売前の新曲として披露する形となり、結果的には新たな一面...

さらりーまん

作詞:町田紀彦、作曲:井上ヨシマサ、編曲:高橋KATSU
メンバー曰く久々にはじけたおちゃらけた感じのナンバー。サウンド自体はけっこうロックンロールしていてロックバンドやってるぅ!感(?)も出るためか、ライブで歌われる機会も多かった。おちゃらけているというのは主に歌詞の内容だが、サラリーマンの繰り返しの日々をチャカした感じの歌詞を当時中高生だった4人が理解できていたとは思えないし、同世代のリスナーとしてもイマイチ実感はわかないままだった。

“いつもの服 いつもの顔 いつもの繰り返し ゴマすっては ケツ振っては 首振ってはNo”だとか“私達は 君達は いつでも さら さら さらりーまん”とか1度でもサラリーマン経験すると正直そんなにおちゃらけた歌詞とは思えないし、締めのフレーズでは“私達は 君達は いつまでも さらりーまん”定年までどころか定年延長で続くかもしれない人生を考えてしまい軽く絶望的な気持ちになってくる。いやマジやべぇ曲だったんじゃないのかこれ。解散ライブでもしれっとラインナップに入っていたが、その後社会で苦労したであろうメンバーは後でどう思ったのだろうか。

”10年後の8月”ではMAIKO率いるJack&Queenでセルフカバー、”NANIKA”では普通に披露されたが…02年当時学生だったリスナー達の大半がサラリーマンになっていたと思われる中であれこんな…曲…だったか…!?とうっかり歌詞をかみしめて苦しくなったリスナーも少なくなかった…かもしれない…。
★★★☆☆
2ndアルバム『O

Sae Zuri

作詞:カンナ、作曲:イトウシンタロウ、編曲:知野芳彦
MAIKOのソロ曲。穏やかなバラード。解散までに格段に表現力が増したのがMAIKOで解散ライブではCD音源を遥かに越える伸びやかな歌声を披露した。当時からこの手のバラードが好きと語っていたMAIKOがその持ち味を全く生かせないロックバンドMARIAに進んでしまったのは正直ちょっともったいなかったと思う。張り上げるタイプのロックはTOMOKAの得意分野だと思うし、MARIAのMAIKOは全く別のメインボーカリストとして頑張ってはいたものの声質が喋り声からハスキーに変貌してしまったし、ちょっとしっくりこないところもあった。
★★★☆☆
2ndアルバム『O
2ndベスト『ura E~Complete B side Melodies~

For Tomorrow

7th 証
7th 証 02年9月25日 「一雫」のタイアップ話により急遽延期になっていたシングル。元々初ツアーに向けてのシングルの予定だったので発売中止になって相当落胆としたというが、ツアーでは発売前の新曲として披露する形となり、結果的には新たな一面...

GO!

作詞作曲:渡辺未来、編曲:山原一浩
MIZUHOソロ曲。ストレートに元気ロック系のバンドサウンド。山原一浩がアレンジャーだったのも大きいかも。MIZUHOの元気すぎるキャラクターそのままのアイドルノリで、CDにはないがライブではL・O・V・EラブリーMIZUHO!の掛け声が入り、この曲の披露時だけ完全にアイドルブリブリ全開な会場と化す。解散ライブで初めてこの光景を見たので正直ビックリして硬直した。
★★★☆☆
2ndアルバム『O
2ndベスト『ura E~Complete B side Melodies~

夢のカケラ…(Album Version)

5th 夢ノカケラ…
5th 夢ノカケラ… 02年2月14日 1stアルバム『Z』と同時発売。ミニアルバムにして2100円に押さえたアルバムだったが結局今作と一緒に買うと3150円でアルバム1枚買うのと同じであった。 再びバンド路線へ戻って「secret bas...

冒頭のサビがカットされいきなりAメロから入るほか、サビの裏のコーラス(シングルの歌詞にカッコで表記されている部分)も無くなっている。なんといってもシングルで派手にかかっていたリバーブが無くなっているのでボーカルも演奏もシンプルにくっきりした感じになっている。こっちの方が好き。

今作が制作されて以降のライブでは基本的に今作のバージョンで披露された。
★★★★☆

+.-.×.÷

作詞:カンナ、作曲編曲:イトウシンタロウ
TAKAYOソロ曲。同じ事務所で1枚シングルを出したきりで解散してしまったアコースティック女性デュオ鈴の音の音楽や姿勢への憧れを語っていたTAKAYOだが、それを裏付けるかのようなアコースティックバラード。脱退後に短大を卒業してからのソロ作品でも概ねこの路線だった。そっちばかりに行きすぎてしまったかなとも思う。脱退後この曲に関しては誰にも引き継がれずに封印された。
★★★☆☆
2ndアルバム『O

一雫

6th 一雫
6th 一雫 02年7月17日 タイアップを受けて次のシングル『証』のリリースを中止・延期して先に今作が発売される事になった。しかしタイアップ先映画の公開に合わせる必要もあってかこれまでで最長ブランクの前作から5ヶ月開くことになった。この時...

confidentially

作詞作曲:町田紀彦、編曲:ha-j
MIYUソロ曲。後の「白い花」に近い壮大系のバラード。町田紀彦の曲だが10歳の頃にもらった曲だというからインディーズより前の頃にイベント等での持ち歌だったようだ。歌詞はけっこう大人っぽいのでこの当時のMIYUの年齢(中2)でもかなり背伸びしている感がある。

04年のツアー時にはダンス曲として披露され、バックダンサーと化したメンバーやサポートを従えて女王のようだったのが印象的。それ以上行くとなんか行き過ぎてしまいそうでもあったので、まだ幼さの残る中で大人っぽい曲というバランスが良かったのかも。
★★★☆☆
2ndアルバム『O

足跡

作詞:ミウラタカシ、作曲:櫻井真一、編曲:山原一浩
ほのぼのとした前向きなバンドポップス。明るく背中を押してくれるような歌詞が元気をくれる。アルバムを締めくくるのふさわしいラスト感漂う1曲にしてまだまだZONEは続いて進化していくよという期待感も持たせてくれる。

エンディングっぽさ漂う1曲なので普通にライブ終盤の定番曲になっても良かったように思うが、C/Wの「一緒にいたかった」と「Once Again」が強すぎたためかライブで定着する事はなかった。
★★★☆☆
2ndアルバム『O

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