ドラゴンボール超 93話

フリーザを地獄から占いババの力で24時間だけ連れてくることを提案した悟空。アニメ版悟空の常識外れっぷりも行くところまで行った感があったが、いざスカウトの場では久々にクールに頭のキレる悟空が思いがけず顔を見せた。大会出場を持ち掛けての駆け引きは近年の悟空とは思えない言動のキレっぷりで、フリーザが断ると見るやとっととあきらめて去ろうとして逆にフリーザを慌てさせたり、うまくいったら生き返らせろ!という条件も1度では飲まずに却下。MVPは超DBだから自分で活躍して獲得しろと言い放つ。フリーザは自分と戦いたくはないのか?と悟空の闘争本能に訴えかけ、地球のDBでいいから生き返らせることを条件にして悟空もそれを飲んだ。

結果的にフリーザを生き返らせることを独断で承認してしまい、いつものクレイジー独断悟空にはなったけど見せ方が違うだけでこうも印象が変わるものか。既に黒歴史化している悟空のせいで宇宙消滅危機になってしまったみたいな流れもまさに悟空の言動行動の描き方が最悪だったせいなわけだけど、このくらいのキレで悟空を描いていれば…。とりあえずフリーザを生き返らせるのをみんなに黙っているかどうかでまた信用問題になってきそうだけど、何故かレーダー使ってとっとと集められるDBを「ちょっと集めるのに時間がかかる」と言っていたので、集まらなかったフリして約束を反故にするつもりなのだろうか。だったら凄いけど。

別の宇宙のスパイがフリーザを利用して大会前に悟空たちを潰そうと画策する中で、第6宇宙ではキャベがスカウトした女サイヤ人カリフラが超サイヤ化したのに続いて妹分のケールも超化させようとしていた。しかし気弱でおとなしい性格のケールは変身できず。

だがキャベとカリフラが仲良さげに言い合いしているのを見たケールは突如ブチ切れて変身。しかもなんかヤバそうな気をまといながら変身した姿は元の面影の無いムキムキ巨体化で、かつてのアニメ映画版に3度出演したブロリーそっくりの姿に。

この女ブロリー、キャベを指さしながら「まずはお前から血祭りにあげてやる…」だの「力が高まる…溢れる…」だのブロリーの印象的な台詞やポーズ、技などをほぼ完コピしまくり。キャベは早速3人の中で最弱扱いになってしまい、超サイヤ人2に覚醒したカリフラが攻撃を防いだ事で助かり、女ブロリーもケールに戻った。

完全にブロリーのパロディで懐かし世代にクリティカルヒットだなこれ。ブロリーが出た映画3作って93~94年だからもう23,4年前だけどな!

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