年末年始の空気感が急速に薄れていき日常の気配が漂い始めた新年のよく晴れた日、大宮にある氷川神社へ初詣(アゲイン)のため、今年もまたこの地に降り立った。
再び始まる2キロの道程(実際はここまでもこれ以上歩いてきているのでもっと長い)。とはいえこの道中は変わらぬ道程だろうと思っていたら、この1年の間で一部が大きく変わっていた。昨年も紹介し、今年もご覧の通り始まり部分は車道にもなっていてこのまま神社まで一直線だったのだが、この先にある信号からしばらくの区間が完全に歩行者限定道路にされてしまい、車は強制迂回となっていた。ついに参道の一部が車道ではなくなってしまっていた。なんか今年は左右の路地を徘徊している車が少し多いなぁとは思ったんだけど、通れなくなったのを知らずに強制的に路地に入り込んで迷走している車が今もいたのかもしれない。
さらに神社のかなり近くにあった昭和のかほり漂うただのオンボロ大宮図書館が区役所とセットで最新鋭の建物に移転完了。この歩行者限定区間内のすぐ真横にこれが令和の時代の図書館&区役所だと言わんばかりの近未来感溢れる内装で佇んでいた。
学生が終ってから毎年払っているあれやこれやの税金がこんな風に市民に還元されているわけである。中も見てきたが別に公共の施設がここまで近未来全開である必要は無いのではないか、とは正直思わなくもない。とりあえず区役所ばかりどんどん最新鋭になっていくので生まれる前から変わらぬ佇まいの市役所がそろそろ1番ボロいのではないか状態になってきたな…。
そんなわけで少々の時代の変化とサプライズがありつつ、いつもの屋台ゾーンへ突入。時代が反映される屋台ゾーンだが、ついにステーキ系の屋台が消失状態となった。「い○なりステーキ」がいきなり伸ばしまくっていた頃は屋台でもステーキ屋が多かったが、いきなり失速しまくってついに社長の御乱心メッセージが掲示されたり、あえなく閉店ラッシュとなっている世相が見事に反映されているようだ。代わって今までは無かったものとしては「肉巻き」系の店が少し増えたような…。
昨年紹介しただんご屋は今年は行列が長いのでスルー。
昨年出現したと書いた謎のプロモーションスクリーンだが、昨年は普通に神社のお祓いとかのプロモーション映像を流していた。しかし今年はいきなり高橋英樹と真麻の顔がなんか見える。よく見たら思いっきりAmazonプライムのCM(今普通にTVで流れてるやつ)だった。しばしAmazonプライムのCMが流れた後は地元の建設会社のCMが流れ始め、本当にコマーシャル映像スクリーンになってしまっていた。さすがに神社の敷地内に入ってAmazonプライムの宣伝大スクリーンで垂れ流しっていうのは…雰囲気がさぁ…。
たぶん今後ほとんど毎年同じ写真じゃねーか突っ込みが入るであろう中で毎年変わるのがこれ。ネズミっていうのはあまりリアリティがありすぎると割と多くの人がドラえもん状態になってしまうと思うのでイラスト化のさじ加減が難しいと思うんだけどこれはけっこうギリギリまで攻めていると思う。
そしてお祈り後、今年は先日の小吉が良かったからスルーでいいやと思っていたのだが…。おみくじバトラーとしての性なのか、何かに導かれるようにおみくじBOXへ引き寄せられていき…。
というわけで吉。昨年も書いたように「大吉・吉・吉平・平吉・小吉・末吉・平・凶向吉・凶末吉・初凶末吉・吉凶未分・吉凶相交・凶」の13種があるといわれているらしいので、吉でも上から2番目。
大逆転の年とかもあるけど、今年に関しては支店でのお告げと概ね近い傾向で、ちょっと悪くても良くなってくるよ(超訳)的なので見解が一致しているらしい。これは地味に嬉しい。
しかし気になるのは「一度は住まいを去るほどの事があるが」の一文。これは穏やかではない。なんなんだこれは。え?何?部屋爆発すんの?「すぐに治まるべし」なので、家や部屋が爆発して要改修になり改修完了でカムバックというより、もっと単純に家出する予言でもされているのか…?
そして相変わらず言葉少ないながら頼もしい断言の数々。ほぼすべての項目がOKな中でここでも1つだけ「失物」が…。
「現るがおそし。水の中にあるべし」ってこれ水没ENDだよな?水の中にあって見つかるけどもう遅いってこれ完全に電子機器水没をストレートに予言されちゃってるよこれ。
今年は家爆発とスマホやウォークマン等の電子機器の水没に細心の注意を払いながら過ごしたい。
コメント