ジョーシン×ヤマト運輸×自粛の日々というトリプルコンボ(最後の1つがなんか違)により、フラゲ日午前中に余裕の到着。まあジョーシン通販の到着は普段もこれくらい早いんだけど(Amazonだとプライム会員にならないと早くならない上によく最安とは言われるがポイント還元を考えるとAmazonで新譜を購入する理由は実は無い)、普段だと夜まで聞けないわけで、自粛による在宅もあって学生時代でもなかなかやった事のないデスクワーク放り捨ててソッコー聞く、という事が実現した。それが解散時最も熱く応援していたFIELD OF VIEWの25周年作だったというのがまた嬉しい。正直FOVじゃなかったら届いたところで脇に置いておいて粛々とデスクワークしていたと思ふ。
本来の感想ページによる感想に先駆けた下書きとしてひとまず分かった事をメモしておく。
まず付属DVD。これは解散時のPV集『VIEW CLIPS~Memorial BEST~』を強く意識した内容になっていて、被りゼロ、全ての映像が『VIEW CLIPS~Memorial BEST~』未収録のPV+ライブ2曲で構成されているというものだった。T-BOLANやWANDSやZARDが重複しまくりのPV集を2度以上出しているので今回もそんな感じかなと思っていたらここまで徹底するとは…。
ただまさかのDVD仕様がトラック分けオンリー。メニュー画面も曲目選択画面も一切無いので、曲選べないし(スキップはできる)、そもそも曲を知らないと何の曲なのか全く分からないというアルバム全部聞いて曲を判別できるコアファン向け。感想ページの際には曲目と尺をいつもの表にまとめる予定だが、何が入っていたかをここで書き出すのは物凄くめんどいので割愛する。
未発表テイク5曲について
別アレンジとかそういうテイク違いではないのでパッと聞きだと全部オリジナルと同じ。集中して聞いてどこか取っ掛かりポイントを見つけて聞かないと区別がつかない。
以下とりあえず分かった聞き分けポイント
君がいたから
冒頭からボーカルがダブって聞こえる。
突然
Aメロ突入前とアウトロにあるタッタータッタタタッタッターと鳴ってるドラムの音が明らかに違う
DAN DAN 心魅かれてく、ドキッ
DAN DANはド頭から、ドキッはイントロ少し過ぎてドラムが入った時にいずれもドラムの響きが違う(ちょっと重め)。
Last Good-bye
全体になんか違うかな~程度。
「青い傘で」が完全に別音源
何の表記も無いが「青い傘で」はイントロの瞬間から音色が異なっていて聞いたことのないようなフレーズが出てくるなど明らかに別音源。未発表テイクとされた5曲よりも段違いで違いが分かるほどの別音源なのでこの曲が1番聞いてて面白かった。
未発表新曲について
浅岡雄也によるライナーが記載されているので大体いつ頃の未発表でどのように手を入れたのかは分かる。またFOVは浅岡さん以外の作曲開始が3rdアルバム期以降、編曲者が関わっていた時期に一定の法則があるのでこれらからも予想できる。例えば池田大介編曲でも、浅岡さん以外のメンバー作曲で池田大介の単独編曲であれば「冬のバラード」以降っぽい、とか。
巻末の演奏クレジットでAdditional Musicians表記があるのである程度は当時のメンバーの演奏音源なのか、新規で(=小田・新津抜きで)録音し直したのかも予想できる。
とりあえず浅岡さんは全曲歌を入れているようだけど、小橋さんがどこまで新規で関与したかはライナーでは1曲しか小橋さんの関与に触れていないので分からない(それも新規にドラムを録音したのではなく元々打ち込みだったドラムを小橋さんが新規に打ち込みし直したという言及が1曲にあるのみ)。こんな感じなので小田さん新津さんは本当に全く関わっていないっぽい。
あとライナーでも触れているが、最新曲まで浅岡雄也ソロ曲をチェックしていると聞いたことあるイントロが1曲出てくる。
FOVとしての新たな曲を聞けるのは解散から8ヶ月後に未発表音源が収録された03年の『complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio』以来だ。受験生なのに02年12月1日の解散ライブを見に行った8ヶ月後、大学1年生になっていた。まだまだ活動当時の記憶は新しく、浅岡雄也ソロデビューから1ヶ月も経ってない時期だった。また末期のFOVは00年3月に5thアルバム出してからはシングルが点で出るようなリリースで飛び飛びだった上に、theがついて2枚シングル出してから解散発表&最後の新作が出るまでも1年沈黙があったので、03年時点での未発表曲は感覚としてはそんなに久々でもなかった。むしろちょっと早すぎるくらいだった。正直初期ヒットシングルの最新リマスターも1年も経ってないので聞き飽きる勢いだっ
しかしここから16年9ヵ月、新たなる未発表曲が公開される事は無く、FIELD OF VIEW名義としても07年の『BEST OF BEST 1000』、2013年のSA/PA、サンクス/ファミマ等での販路限定『BEST HITS』という企画ベストが出たものの、それすらもかなり遠い過去になってきていた。思えば20周年も何も無かったわけで、まさか25周年でこうなるとは。
2012年のBEING LEGENDでは小田さん以外の安部さん含めたメンバーが日替わりではあったが揃ったのでその時に比べると今回は浅岡・小橋の2名のみの稼働なのでさみしさはあるが、それでも新たなる曲が聞けるというのは単純に感慨深いし嬉しい。噛みしめて聞こう。
ってことでまた聞きに戻る。
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