近年安定していたテレ東の深夜30分枠で面白そうなのが一気に尽きたのも響いて初の秋クール全リタイアとなったため、冬春夏が対象となった。
1位 ゆるキャン△2
昨年に続く2連覇という事にはなるが、勢いは大幅にグレードダウン。しかしこれ以上のドラマも無く…率直に今年は外れ年だったのは否めない。アニメ版も含めるとアニメ版は2位に来る形になる。
2位 ひねくれ女のボッチ飯
無情なマスク世界でひねくれ女が1人飯を食う佇まいが正しく今を映し出していた。
3位 イチケイのカラス
久々に見た月9。
4位 24 JAPAN
昨秋からの年跨ぎ2クール。忠実にオリジナルを再現していたのでよほど制約があるのだろうなと思っていたらもう続編作れないのが分かったからなのか最終回での突如のドッカンオリジナルENDぶちかましてきたのが衝撃的だった。
5位 声春っ!
企画・原作:秋元康となっていても秋元康のそれ系のコメントが特に出ていない(「○○が○○したら面白いんじゃないか」等、明らかに思い付きだけを告げてほとんど部下に丸投げして部下が困って物語も丸投げして終わる歴代の数々の低予算深夜4846系ドラマ)と、割とちゃんとしたドラマになるんだなと。
6位 お耳に合いましたら。
テレ東恒例の深夜の飯系ドラマの新型かと思ったらテーマのチェン飯は空気で就職した後の青春的なテーマを盛り込んで意外な名作に。数ヶ月で退職・転勤で築き上げた関係がバラバラになってしまうなど1つの時代が一瞬だけ燃え上がって終わる感じもちょっとはかなかった。
7位 ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」
リアルな人々の模様をさらにドラマで脚色した上に濃いエピソードを厳選したのでなかなか濃いドラマだった。
8位 あなた犯人じゃありません
結果的に『青春高校』最後の思い出。これも企画・原作:秋元康の割にはかなりまともだった。例によってアイデアだけ渡された部下が困ってもっと丸投げて終わるもんかと思ったけどさすがに欅坂のアレで丸投げしすぎて大不評、企画・原作:秋元康の顔に泥を塗りまくったのでもっとちゃんと話を練れというお達しがあったのか。
9位 君と世界が終わる日に
全く応援できないヒロインなど絶望的な描写が多かったが、ワクチンに対する描写(偽モノだった、打つと体調不良になった挙句に最後はゴーレム化する)や狂っていく人々(明らかに怪しげなのに教祖的存在の教授とワクチンを信じてついていく主人公一派以外の人々)など今にしてみると妙に攻めすぎた内容のドラマだった。たぶん今だったらこれは作れない。
10位 バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~
新たな試みで良かったんだけど急にジャスミンを変な使い方した最終回や、控えに回り過ぎた元々の元祖バイプレイヤーズなど(特にやりたくないとごねて出番を最小限に絞った結果変なフィリピンコントに終始したエンケン)一筋縄ではいかない中で大杉蓮の追悼のために何とか映画に繋げた感じでもあった。
11位 クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術
ドSな久保ちゃんという新境地は見せたが人外の魔女みたいな設定が…。
12位 サレタガワのブルー
不倫ドラマは何が面白いのか分からない。悪女堀ちゃんのサイコっぷりだけ面白かった。
13位 春の呪い
主人公が精神不安定なだけだった。
14位 ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
北川劇場。何も考えてなかったのか全く進まない各々の恋模様、途中登場の豊川悦司を(過去の北川の代表作で主演だったという縁で)カッコよく描きすぎて着地点見えなくなる…などのらりくらりし続けたままほぼ全員ラブストーリーとしては退場していき、超脇役の福原遥と中村雅俊というリアルに半世紀近い年の差カップルだけ安定して終わるという顛末はどうしてこうなったとしか。
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