3rd 風と行きたかった

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3rd 風と行きたかった

風といきたかった
97年10月8日
デビュー前のEXIT LINEでのストリート時代からあった代表作を満を持してのシングル化。勝負作と意気込んだが全く売れずにショックだったという。

ジャケットでは3人ともアコースティックギターを抱えているが、裏ジャケのクレジットでは大久保がVocal,Guitar,Mandolin、伊藤がBacking Vocal,Guitar、今井がBacking Vocal,Keyboardとなっている。

風と行きたかった

作詞作曲:今井千尋、編曲:河合徹三&Something ELse
実際の演奏表記では大久保はMandolin、伊藤はA,Guitar、今井はWurlitzerとなっている。

いわゆる売れる前の名バラード枠な1曲。ミスチルに「抱きしめたい」、GLAYに「ずっと二人で…」があるようにサムエルの場合はこの曲である。これまで以上にシンプルなアコースティック路線を押し出していて聞き始めは地味な曲だが、回想系の歌詞といい、サビのメロディーといい入魂バラード。これも売れないとなると確かに絶望的な気分にはなるし、これがダメなら方向性を根本的に変えなきゃどうにもならない気がしてくるし…。解散前には続編「続・風と行きたかった」も発表されているがそちらの音源はライブ限定シングル『バンドワゴン』収録のみで入手は滅茶苦茶困難。

502MIXは序盤の音数が少ない事もあってそこまで大きく違うわけではないがやはり全体にシャッキリした感じ。この曲に至るともう502MIXってたった1年半くらいしか先じゃないんだけど、こうも良く出来るものなのか。ちょっと1stアルバム期の他の曲も502MIXしたらどうなっていたのか気になる。
★★★★☆
1stアルバム『Triple Play
ミニベスト『502』(502MIX)
1stベスト『TICKET
2ndベスト『ゴールデン☆ベスト Something ELse

C/W MONKEY MAGIC

作詞:奈良橋陽子、作曲:タケカワユキヒデ、編曲:河合徹三&Something ELse
1978年ゴダイゴのヒット曲のカバー。一発録音のようなサポートバンドアンサンブルを軸にしつつもサムエル流のアコースティックを生かしたアレンジ。これまでもこれからも同系統の方向性はあまりないように思うし、選曲自体も異色で意外性はあるもののけっこう好カバーだったと思う。

これも現在聞く手段がなく、中古をネット入手するしかない(中古屋回って発見できるような代物ではない)。
★★★★☆
アルバム未収録

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