20th ハネウマライダー
2006年6月28日
作詞:新藤晴一、作曲:ak.homma、編曲:ak.homma,Porno Graffitti
「ポカリスエット」2006年度CMソング。C/W2曲も「ジューンブライダー」「タネウマライダー」で“ライダー”統一された。初動11.1万枚でENDLICHERI☆ENDLICHERI「The Rainbow Star」と893枚差で初登場2位で2週連続2位を記録。累計は20万枚を突破し、目立ってヒットした最後のシングルCDヒットとなった。累計で見ると前作と大差ないし、「ネオメロドラマティック」や「シスター」を下回るが、登場週数が27週に達しており、これは同条件(200位集計)になった2003年以降では「メリッサ」に続く数字となる。前作(17週)より10週も多いし、次回作以降なんか10週にも届かないくらいになっているので累計はそこまで伸びなかったが浸透している感覚はあったのかも。2006年末のO社誌のインタビューで岡野昭仁が今年はヒット曲が出せて良かったと語っていたので今作にはかなりのヒットの手応えがあったようだ。Mr.Children「未来」が使用されていた2005年から引き続いで綾瀬はるかが継続出演して2年間お馴染みとなっていたポカリCMで年中かかっていたのも大きかった。90年代のビーイングによるヒットを経てこの綾瀬はるか出演のシリーズでポカリのCMが再度存在感を発揮した印象があったけど、これを最後にポカリのCMってあまり印象に残らなくなったな…。
安定爽やかなヒットチューンといった印象。これまでのak.hommaに比べると勢いは減退していてどこか落ち着いた爽やかさにも聞こえる。代表曲であるのは違いないが、これまでとは少し枠が違う感じがずっとしている。この後明確にak.hommaの作曲の勢いは衰えていくように思うがピークを過ぎた瞬間だったのか、ak.hommaが作り上げたポルノグラフィティ的なシングル曲という方向性を出し尽くしたのか。今作のヒットを機に自作に本格的に傾いていってak.homma離れを少しずつ準備し始めたので区切りになったのは間違いない。
★★★★☆
6thアルバム『m-CABI』
3rdベスト『PORNO GRAFFITTI BEST ACE』
5thベスト『PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary”ALL TIME SINGLES”』
6thベスト『ポルノグラフィティ全書~ALL TIME SINGLES~』
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