24th 日付変更線
2004年11月17日
編曲:村山晋一郎
2年10ヶ月ぶり、3シーズンぶりの活動再開作。初めて行ったツアーで高音の維持が出来なかった事から(ライブ1本原曲キーで歌えないのでガッツリキー下げの英断を下されていたという事か?)徹底的に肉体改造を行っていたとしてその成果を発揮したニューボーカルを聞かせるバラードシングル。確かに声の出し方が変わっており、パワフルさが増しているが妙にゴツゴツしたような感じもあり、以前のような明るさや表情豊かな感じがごっそり消え去ってしまったようにも…。なんと形容すべきか…生真面目マッスル化?みたいな。
穏やかに始まり、サビではパワフルになった歌声を存分に響かせる歌い上げバラード。6分10秒もあるのでかなりじっくりしていて長い。アコースティックサウンドと軽めのチキタカリズムによるシンプルなサウンドも時代には合っていたようには思うが…復帰作としての”掴み”は正直皆無。とりあえず明るい曲で掴んでから2作目とか両A面2曲目で鍛え上げたニューボーカルをがっつり聞かせます的な立ち位置ならもう少し映える曲だと思う。続けて発売されたアルバム『LOVEBIRD』はもっと充実している印象で今までのようにこの曲がシングルという気が全くしない。ただ『Kohmi30th』トップ10枠のDISC-1に見事に選曲されている事からファン人気は「Search-Light」「DEAR…again」と並ぶ三大バラード扱いになる…のか?マジか。
★★★☆☆
9thアルバム『LOVEBIRD』
5thベスト『SINGLE COLLECTION』
7thベスト『THE BEST “1992-2018″+”雪” Set List Non-Stop Mix』
9thベスト『Kohmi30th』
日付変更線(中国語バージョン)
日付変更線(韓国語バージョン)
編曲:村山晋一郎
アジア圏での活動を意識してなのかC/Wには中国語バージョンと韓国語バージョンを一緒に収録。言語が変わっただけでオケもサイズも全く同じ。そしてC/Wの新曲「涙腺のバルブ」はこの後に収録されているので6分10秒の言語違いなだけのこの曲が3連続、18分半である。きついって。さすがにきついって。なおようやくたどり着く別曲「涙腺のバルブ」も地味アコースティックで、かなりしんどいシングルだった…。
★★★☆☆
日付変更線(acoustic version)
2004年12月16日
From 9thアルバム『LOVEBIRD』
編曲:広瀬香美
よほど気に入っていたのか、シングルバージョンで4曲目に収録し、アルバムの最終曲ボーナストラックとしてこのバージョンでも収録。acoustic versionというとギターを想像するが、本人単独演奏によるピアノ弾き語りバージョン(原曲にも一応本人演奏のピアノがクレジットされていたが原曲はアコースティックギターの方が印象的に鳴っていた)。6分10秒あったオリジナルから2番カットで4分50秒程度まで短縮されている。元が長かったのがようやく普通サイズになったという感じ。1コーラスがA,B,サビ,Cで構成されているため1コーラス終えるだけで2分40秒近くかかってしまい、そこから間奏+ラストサビでも5分近くなってしまう。2番もやってればそりゃ6分越えになるわ…。
★★★☆☆
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