12thアルバムリリース前後に渡瀬マキが出産となりそのまま産休。2000年はライブ復帰はしたものの新曲リリースは無く、作家別3枚組ベスト『WORKS COMPOSER’S BEST』のみがリリースされたが、ベスト盤が連続していたため初登場80位と大低迷。そのままテイチクとの契約は終了し、2001年にはポリドールへ移籍して再始動した。
ポリドールではシングル1枚、アルバム1枚のみで終了、現役時代はこのポリドール期の作品がO社100位以内ランクインの最後となった。
2002年にはインディーズレーベル(クリエイティブ・フューチャー・コンテンツ)へと移動。このクリエイティブ・フューチャー・コンテンツ(CFC)というレーベルでは徳間JAPAN時代のディレクター木村敏彦がプロデューサーとしてクレジットされていたのでかつての縁で所属が決まったものと思われる。
インディーズでは全作が100位圏外となり、同年ついに解散を発表、SHIBUYA-AXレベルまで落ちていた会場キャパを何とか渋谷公会堂に引き上げての2002年8月24日ラストライブを行い、数日後にFC限定のシークレットライブを行って正式に解散した。後年渡瀬マキが自伝で振り返ったところによると地方へのツアーで家を空けた際に子供が高熱で寝込んだことがあり、泣きながら夫の平川達也にどうして側にいてあげられないのかと泣きついたこともあったようでこれがきっかけで両立が無理と判断して解散を選んだようだ。解散後間もなくして2002年の暮れに第2子を授かったとしている。
ポリドールへ移籍してからもテイチクからはベスト盤が無許可でリリースされ続けた。『BEST OF SINGLES』はポリドールでのシングル『frosty love』と同時発売であった。解散が判明すると勝手に『FINAL BEST』をリリースするなどやりたい放題だったが、『FINAL BEST』という最後の総括ベストっぽさ漂うタイトルは注目を集め、公式全作品100位圏外となった2002年の作品群に置いて唯一99位へのランクインを果たす皮肉な結果となっている。
渋谷公会堂でのラストライブを収録したライブアルバム『FINAL FLIGHT』は公認作品だが、このアルバムだけは徳間JAPANのレーベルの1つだったMeldacからリリースされ単発でのメジャー復帰となっていた。最後に古巣に戻ったともいえるが、勝手にベストやPV集DVD出すだけで協力しないテイチクェ…。
このようにレーベルを渡り歩いた上、最も多くの権利を有するテイチクが他社の管理音源を手間かけて収録しようとは全くしないため、この末期はベスト盤選曲対象外で一切未収録。解散後もオールタイムベストはリリースされていない上に売れなすぎて恐ろしく入手困難。そんな末期を振り返る。
なお以前からポリドールの13thアルバムはDL配信のみされていたが、2024年になってインディーズの14th、15thアルバムのDL/ST配信が解禁された。これによりEXTRA FLIGHTシリーズやベストを除く1st~15thアルバムが配信された事になるが、13thだけDLのみでST未配信のまま取り残された。
2024.3~6 C/W全曲追加&アルバム曲一部追加で執筆
32nd frosty love
2001年2月21日
ポリドールへ移籍しての唯一のシングル。同時発売でテイチクに勝手に『BEST OF SINGLES』をリリースされた。
1ショット契約だったのかポリドールからは今作と『LINDBERGⅩⅢ』リリースのみ。ただポリドールもこの時点でユニバーサルに吸収されていて消滅寸前の末期状態、程なくしてポリドールという名称が消え去ってしまうことになった。
初登場87位という衝撃的な低順位で1週ポッキリ0.3万枚の売上となったが、これでも売れた方で残りシングル3作を残して解散前最後のシングルチャートイン作品となった。
frosty love
作詞:渡瀬マキ、作曲:小柳昌法、編曲:LINDBERG,神長弘一
フジテレビ系「発掘!あるある大事典」エンディング。もう冬も終わりそうな時期だったというのにどこまでも雪が降り積もる全開のウィンターソング。全盛期を彷彿とさせる疾走系アップナンバーだが、ボーカルがリバーブがかった変なバランスになっている上に終始カシャカシャした打ち込みの機械音が混ざりまくっているというこれまでになかったようなロボットみたいな音像になっている。R&Bブームで軽い音が流行りになっていたので軽量化を図ったのかもしれないが、カシャカシャ感が気になってしまう。逆にいかにも2000年代序盤という変に時代を感じる曲になってしまった。またやや声に元気が無くなってきている感じもして何かが足りない感もある。
MVは何故か地下配管室みたいなところをうろついているざらついた暗い映像になっており、曲に全く合っていない。雪景色の中で歌うだけで綺麗にサビの歌詞にハマる曲だったと思うんだけど何故こんなことに…。
★★★☆☆
13thアルバム『LINDBERGⅩⅢ』
C/W P.S.♡
作詞:渡瀬マキ、作曲:平川達也、編曲:LINDBERG,神長弘一
こちらの方がもう少しシンプルにメンバー+キーボード+ブラスっぽい音色の演奏で構成されたポップロックナンバー。遠距離恋愛の切なさと愛情を描いたラブソングで寂しい思いを振り切るように曲調はかなり明るい。また明らかにメロディーのインパクトが落ちてきている中ではサビのキャッチーなメロディーはそこそこ印象的。
★★★☆☆
アルバム未収録
C/W dear…
作詞:渡瀬マキ、作曲:小柳昌法、編曲:LINDBERG,神長弘一
重めのロックナンバー。重厚にギターとキーボードが響く中でドラムはやや軽めでこの辺りはこの時期っぽい。故人への思いを歌ったナンバーでタイトルでは不明だが最後の最後で“dear friend”と相手が友人だったと明かされる。翌年の解散年の作風や歌い方に比べれば往年にまだ近い色合いを残しているような気はする。
★★★☆☆
アルバム未収録
33rd you were there
2002年1月1日
今作でインディーズレーベルのクリエイティブ・フューチャー・コンテンツ(CFC)へ移籍。メジャーレーベルで10年近くトップ10ヒットを飛ばしていたバンドとしてはあまりに急速に人気を落とした印象であり、当時は珍しかったインディーズ落ちは衝撃だった。今作以降解散までインディーズレーベルでの作品は全て100位圏外。集計対象になっていなかったのでは…?と疑うほど全くランクインしなかったがO社のデータベースにはしっかり登録されているので純粋に当時の100位以内ボーダーにマジで引っかからなくなってしまったものと思われる。
『LINDBERGⅩⅣ』と同時発売。シングルのタイトル自体は『you were there』だが帯と歌詞カード、CDレーベル面に記載されている曲目ではsingle versionの表記があり、同時発売のアルバムとはバージョンが異なる事が明記されている。また3曲目「you were there(back track)」の次の4曲目が「you were there(CD-ROM VIDEO)」という表記になっているが、CDプレイヤー上では全3トラックとなっている。これはいわゆるCD-EXTRA、エンハンスドCDに類する仕様で映像ファイルが収録されていてPC上でMVを見る事が出来るようになっているというもので厳密に4トラック目というわけではない。一応現代のPC環境でもエクスプローラーから直接内部ファイルを開けば再生可能なAVIファイルとなっているが、115MBしかないので極小画面でも映像がボッヤボヤな極悪画質という前時代の代物となっている。
C/W「Kelly」はアルバムには収録されなかった。2024年になって14th、15thアルバムのDL/STがようやく解禁になったもののアルバムだけなのでシングルバージョンとC/Wは未配信入手困難のままである(シングルのネット相場は安いままではある)。
you were there
作詞:渡瀬マキ、作曲:平川達也、編曲:LINDBERG
非常に退廃的空気の漂うけだるいミディアムなロックナンバー。歌い方もかなり変わっていて逆にこれLINDBERGなのか?と分からないほど。かわいらしい歌い方に変えた事はあったけど、ここまでクールな方向性は新境地で、これが見事に哀しい雰囲気にはまっている奇跡の名曲。応援歌に疲れ果てた時でも「GAMBAらなくちゃね」なら言えるとして期待に応えていた渡瀬マキが“ボクの傘は役に立たない”とネガティブで無力感全開な詞をシングル曲として書いたのは衝撃的だ。今までこんな哀しみだけの曲はなかった。切ないとかじゃなくひたすら哀しい。
ここから全部この方向性になってしまったらマジでどうしたのかとは思うけど、結果的には異色の楽曲となり、この時だからこそやれたような最晩年屈指の名曲だと思う。再結成以降は往年のイメージを要求されるだろうし、もうそれに応える事が役目として継続を選んでいるだろうからこのモードになることも無いと思う。
single versionとアルバムの違いは長年良く分からなかった。パッと聞き演奏は同じ。ただよく聞くとサビで最も声を張り上げる部分”ボクの傘は役に立たない”(1番)、”もう君に教えられない”(2番)の部分の歌い方に差異が感じられる。シングルの方がやや感情的に声を張り上げていて、アルバムの方がもっと冷静なままさらっと歌い上げているように思う。という事でたぶんボーカルテイク(だけ?)が違うという事なんじゃないかなと…。
『LINDBERGⅩⅣ』では全曲に謎の数字の副題がつけられており、今作は690206となっているが、アルバム自体が身近な人など実在する他者それぞれを主人公にして歌詞を書いたとされているので1969年2月6日生まれの主人公という意味なんじゃないかなと解釈している(ただ「16-840912-」は2002年1月1日時点で17歳になるはずで微妙にズレるので違うのかもしれないが曲を書いた時期が2001年9月より前なら16歳にはなる)。
★★★★★
single versionアルバム未収録
14thアルバム『LINDBERGⅩⅣ』(-690206-)
C/W Kelly
作詞:渡瀬マキ、作曲:川添智久、編曲:LINDBERG
プッシュ音のようなキーボードとダンサブルなバンドサウンドによるオシャレ系でノリのいい曲だがこの時期特有の一定のクールさはある。アルバムに収録されなかったので謎の数字副題もつけられていないが、今作も今までとキャラが違ってちょっと冷めた感じなので他の曲同様に他者を主人公にしたような色合いが強く、14thアルバムの方向性ともそんなにズレていない。収録されていれば割と存在感のある曲になっていたように思う。
★★★☆☆
アルバム未収録
34th Teenage Blue
2002年6月26日
前作から半年ぶり。解散を発表。ラストシングル、アルバムの発売とツアー開催が発表され、今作はラストとなる15thアルバム『LINDBERGⅩⅤ』への先行シングル。C/W2曲はアルバム未収録。今回は表題曲カラオケが収録されず、新曲3曲となった。
解散特需を見込んでツアーは4本だった前作のツアーから10本を越える本数となり、後半の愛知・大阪・東京の3公演は久々にホール規模までキャパを引き上げ、FINALは渋谷公会堂。ライブは盛況だったようだが、CDを買うファンはほとんど戻ってこなかったようで前作に続いて100位圏外。ラストアルバムくらいは…と思ったがこれも100位圏外となり、テイチクが勝手にリリースした『FINAL BEST』だけが99位に食い込むという皮肉な結末となった。まあツアーは過去ヒット曲に全振りしていて新曲ほとんど演奏しなかったのでたとえ会場物販で並んでても欲しくもならないわな…。
Teenage Blue
作詞:渡瀬マキ、作曲:川添智久、編曲:LINDBERG
7thシングル『GLORY DAYS』C/W、4thアルバム収録曲でもあった「SUNSET BLUE」のその後を描いた楽曲。解散決定後の最後の新作群では過去の楽曲のその後を描いた曲がある事が明かされている。しかし渡瀬マキは詳細を説明せず、ファンに解釈を委ねたため、各楽曲がどの曲の続編なのか、または続編楽曲ではないのか良く分からないところが多い。その中では今作は最も分かりやすく、明確に「SUNSET BLUE」の要素が盛り込まれている。ていうかコーラスでボーイミーツガールを連呼した最後に思いっきり“SUNSET BLUE”ってコーラスしてるし…。
「SUNSET BLUE」以来久々にこの街を訪れた主人公が過去を回想。“私の中の少女はあの頃の少年に永遠に恋してる”は名フレーズだ。4thアルバムをリアルタイムで聞いていた少年少女がちょうどいい年になって、まさにこのフレーズを解散していくLINDBERGに当てはめる事もできる。疾走感のある往年のLINDBERGを彷彿とさせるロックチューンが久々に聞けたのも嬉しいが、声はすっかり枯れきったような味わいに変わっており、あまり声を張らず、明らかに以前よりも低め。これが重ねた年月を改めて感じさせるが…。しかし後になって思うとこの時点でまだ33歳(男性メンバーはアラフォー)なんだよな…。子育てとの両立が出来ずに解散を選択したような事を後年語っているのでやはり疲れ果てていたのだろうか。
解散、終着点を飾るにはふさわしい曲だったのだが扱いは悪く、解散ツアーでは全く演奏されなかったようだ。
★★★★☆
15thアルバム『LINDBERGⅩⅤ』
C/W I love it
作詞:渡瀬マキ、作曲:平川達也、編曲:LINDBERG
軽めのサウンドのミディアムナンバー。それなりに楽しいシングルライフを満喫している主人公の姿が淡々と描かれた淡々とした楽曲。少し前のお気楽OL路線やおふざけはどこへやら、枯れた味わい全開なので、歌詞の内容よりも遥かに地味でつまらなそうに聞こえてしまう。解散前のこの時期はそういうモードだったんだろうな。
★★☆☆☆
アルバム未収録
C/W Modern Woman Weekend
作詞:渡瀬マキ、作曲:小柳昌法、編曲:LINDBERG
前曲と同じような軽めのサウンドのミディアムナンバー。こちらは歌詞まで疲れきった雰囲気全開で滲み出る孤独感がなんとも寂しい…。しかもこの曲、タイトルからして恐らく3rdアルバム収録曲「MODERN GIRL」の続編と思われ、そうだとするとますますキツイ…。かなりイケイケで自信たっぷりだったあの「MODERN GIRL」が、“寂しさに負けるほどBaby私弱くない”と堂々言ってのけていたあの強気な「MODERN GIRL」がだよ…寂しさに負けてしまっていて何の救いもなく、“私は何を見失っていたのだろう?”って…。ここまで来ると何故こんな救いがなく、暗くなるだけのダークソングを解散前最後のタイミングでわざわざ発表したのだろうか。前曲からの流れからしても後年明かした解散を決意したきっかけにしても渡瀬マキが子育てとバンドの両立に疲れきっていたのは確かなんだろうけど…。「MODERN GIRL」主人公はちょっと自意識過剰で嫌な奴っぽくもあったので、その嫌な奴が若気の至りに気づいて後悔している姿を描く事でスカッとジャパンという事にしてもわざわざこんな姿を描かなくてもさ…。
★★☆☆☆
アルバム未収録
Bad boys,Good friends
From 15thアルバム『LINDBERGⅩⅤ』
作詞:渡瀬マキ、作曲:川添智久、編曲:LINDBERG
15thアルバム最終曲。賑やかでハッピーな雰囲気のサウンドで盛り上がる大団円的楽曲で、最後のファンへの感謝とメッセージがそのまま反映されたような1曲。“Good-Bye 1人じゃないし そして音楽がずっと消えないから”というラストフレーズとライブの最後の定番だったという手拍子による「締め」、終演のアナウンスまで入れてラストライブのイメージを疑似体験させることで本当に最後を感じさせる仕上がり。
ラストツアーは往年のヒット曲のみで、末期の楽曲は新作含めて披露されなかったが唯一この曲だけがセットリストに含まれていた。こうしてLINDBERGは最終作品を綺麗に締めくく…あれ?(続く)
★★★☆☆
15thアルバム『LINDBERGⅩⅤ』
2ndライブアルバム『FINAL FLIGHT』(2002/8/24 渋谷公会堂)
35th It’s too late
2002年8月7日
7月10日に15thアルバムがリリースされて1ヶ月後のシングルカット。アルバム最終曲「Bad boys,Good friends」で綺麗に終幕を迎えており、シングルとしては当然『Teenage Blue』をラストシングルとしたと思いきや、今作がラストシングルとなった。C/W2曲は新曲となったので「Bad boys,Good friends」は最終曲の座も献上する事になり、「雨音」「東京計画」が本当の解散前ラストソングとなった。
当たり前のように100位圏外。また絶賛解散ツアー中だったが何事も無かったように演奏されなかった。マジで何で出したのコレェ…
It’s too late
作詞:渡瀬マキ、作曲:平川達也、編曲:LINDBERG
アルバムの中でも特に目立たないというか地味で暗すぎるので最早浮いている勢いだったアコースティックバラード。日テレ系の子供向け料理番組「モグモグGOMBO」テーマ曲に起用されていたのでシングルカットとなったようだが…そもそも何故この曲…?別れの予感を感じながら彼に会いに来て案の定フラれやっぱり来なきゃよかったよつまりIt’s too late(超訳)という曲調そのままに暗く寂しいこの時期特有の枯れきった味わいの曲。正直かったるいし、せっかく「Teenage Blue」や「Bad boys,Good friends」で有終の美を飾ったのに、解散がIt’s too lateみたいな感じになってしまうこのシングルカットは…。いやこの枯れた歌詞の連発からしても当時の状況からしても本当に解散を決断した事さえIt’s too lateという心境だったのか!?
売れなかったので流れる機会もほぼ皆無だったのは前2シングル同様だが、今作もMVが制作され、メンバーが自らワゴン車で海辺へ向かい、誰もいない海がなんかIt’s too late…という何もかもIt’s too lateな…もう何をしてもIt’s too late、嗚呼It’s too lateな仕上がり。
★★☆☆☆
15thアルバム『LINDBERGⅩⅤ』
C/W 雨音
作詞:渡瀬マキ、作曲:小柳昌法、編曲:LINDBERG
音数少なめの暗いミディアムナンバー。これまたいきなり会社をずる休みして床の上に寝転んでいるところから始まるという疲れきった主人公による枯れた味わいナンバー。実際に雨が降っているのではなく、外は晴れ、主人公の気持ちだけがどんよりしているので、”雨の音が恋しくなる”というもの。雨を求める心情になっている精神疲弊っぷりがやりきれない。
短期間に枯れ歌詞量産しすぎ…。
★★☆☆☆
アルバム未収録
C/W 東京計画
作詞:渡瀬マキ、作曲:川添智久、編曲:LINDBERG
さすがに暗い曲3連発は回避、一転しての勢いのあるアップテンポなロックナンバー。歌詞は東京に行けばどうにかなると抑えきれない気持ちで夢にワクワクしていた17歳の夏の心情を描いた内容。全てではないにしても基本的には渡瀬マキ本人の上京時の心情を振り返って反映させているのではないかと思う。原点どころかLINDBERG以前、芸能人渡瀬マキの始まりに戻るというのはラストアルバムの後のエクストラ的な最終曲としてはふさわしい1曲だったのかもしれない。
ただ17の頃の話なので過去形になっているだけなんだろうけど、ここまで枯れた味わいの歌詞が連投された後なので”どうにかなるような気がした”、”何かが変わる気がした”という過去形のフレーズにどこか含みを感じてしまうという弊害が…。
★★★☆☆
アルバム未収録
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