11th 僕の手紙

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11th 僕の手紙

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03年10月29日
結果的にTAKAYO在籍時の最終作。夏のツアー終了後、この時期には事務所と脱退の話し合いをしていたのではないかと思われる。

今作リリース時は何もなかったが、12月11日に突如脱退を発表。年末の歌番組出演と3年連続出場の紅白歌合戦が最終日となった。他の歌番組では概ね「true blue」を歌っていたが紅白は2度目となる「secret base~君がくれたもの~」だった。

当時理由はZONEの曲が等身大ではなくなってきた云々色々と語ってはいたが、メンバー個別への取材もした『ここから』でも長々語っている割にはハッキリとした理由も今後何をしたいのかも語っておらず最後まで謎のままであった。その後のTAKAYOは短大進学後にインディーズでミニアルバム2作をリリース。最後の頃には1年後に同じように辞めたMIZUHOと共演してライブを行ったというが今度は何も宣言せずにブログ消滅で引退してしまった。ZONEメンバーは基本解散後は特段仲良くもしてなくて交流も事務所で会う以外無かったと思われるが(卒業後の元部活仲間みたいな感じ?)、同じように脱退する事になってTAKAYOに共鳴するものがあったのかMIZUHOの方から積極的にアプローチして2人の交流が復活したと語られている。

後にMAIKOが『じっくり聞いタロウ』出演時に語ったところによると事務所が高校卒業後はZONEの活動に集中する事を迫り、進学を認めない方針だったため、これが原因で進学を考えたMIZUHOの脱退(からの解散)につながったとしていた。1つ学年が上だったTAKAYOはまさにこの時が高校3年生進学を認めない事務所の方針と衝突しての脱退という側面もあったのではないかと思われる。なお事務所の後輩であるClariSからアリスが脱退した際も学業が理由だった。

メジャーデビュー以降では初めてC/Wが2曲に増えた。

初回盤はピクチャーレーベル仕様(メンバー4人の写真)

僕の手紙

作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
王道な切ないミディアム路線。正直かなり無難に置きに来たシングル曲だなという印象は否めない。この年はロック系の新曲が1つも無かったのでここはロック系のシングルで来てほしかったし、03年の曲は等身大ではなくなってきたと語っていたTAKAYOの志向を考えてもロック系の方が良かったのではないかと思う。単体では非常にいい曲ではあるが、この流れでこのタイミングでというシングルではなかったんじゃないかなと。

“10年後の8月”再結成時にMIYUは自ら好きな曲としてこの曲をセレクトして、当時「色々あった」せいで少し地味な扱いになってしまったと語っていた(再結成時のインタビューではMIZUHOには会ったし参加を打診して断られたとか思い出とかで普通に触れているのにTAKAYOは名前を出さない方針を取っていた)。

実際この曲がオリジナル4人でライブで歌われる事は無かったし、恐らくオリジナル4人での生演奏での披露は1度もしなかったのではないか(TVはどうせアテブリだし)。今作リリース前の10月2日にさいたまスーパーアリーナで行われた『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』に出演したのがTAKAYO在籍時の最後のライブとなったがこの際はTAKAYO選曲の「Tell Me Why」、MIYU選曲の「Girl」の2曲を生演奏した。

ボーカル編成はMIYUメイン、TAKAYOはアコースティックギターで主にハモりを担当しているがソロパートはなく、MIZUHOとMAIKOは大サビ部分で1フレーズずつソロパートがある。TOMOKA加入後のラストライブで披露した際はMIYUメイン、MAIKOハモリ、サビではMIZUHOも参加するがTOMOKAは演奏専念となっていた。

MVでは骨折で一時入院した少年が、ずっと入院していた様子の少女と親しくなり、退院後も空の写真を同封した手紙を書き続けていたがある日手紙が宛名不在で返送されてきてしまい、病院に行って聞いてみると彼女は…という『世界の中心で、愛をさけぶ』の純愛死別ブームを先取り(原作は当時既に発売)したような悲しいストーリーが展開。メンバーは屋外での演奏シーンとイメージシーンのみだった。この少年は「secret base~君がくれたもの~」「夢ノカケラ…」でおなじみのあの少年で3度目のMV主演。亡くなってしまう女性はMIYUのお姉さん?と思うほどMIYUを大人っぽくしたような容姿だが翌年のZONEのツアーのバックバンドとして参加していたRED WORKER’zのリードギターTSUGUMI。ZONE解散後彼女のみが脱退してMAIKOが加入してRED WORKER’zはMARIAとなった。

MV含めても好評だった王道路線をなぞりすぎている感はある。
★★★☆☆
3rdアルバム『N
1stベスト『E~Complete A side Singles~
トリビュート+3rdベスト『ZONEトリビュート~君がくれたもの~』DISC-2(期間限定生産盤)-original best side-

C/W 鉄腕アトム

作詞:谷川俊太郎、作曲:高井達雄、編曲:山原一浩
アニメ『ASTRO BOY 鉄腕アトム』ED。『ASTRO Girlz&Boyz』同様に今作でもバージョン名が正式表記されていないがこちらはバラードバージョンの方である。その回の話の内容によってスカパンクかバラードかに使い分けていたらしい。

大胆改変なスカパンクに対してこちらはしっとりと文字通りにバラード。違和感なく普通に聞ける。が、当時はもうアトム関連いいよと思っていたのが正直な気持ち。
★★★☆☆
アルバム未収録

C/W mind

作詞作曲:町田紀彦、編曲:山原一浩
北海道文化放送開局30周年のキャンペーンCMソングとして前年の2002年に制作されて地元北海道ではおなじみのCMとして流れていた模様。今作リリース時点ではタイアップが変わっていてサークルK北海道フェアCMソングとなっていた。発売まで1年以上あってこの間に曲タイトルがコロコロ変更。当初は「going」「その気」またはこの2つを混ぜた「going!~その気~」などと表記される事もあり、媒体によっても安定していなかった。今作直後の11月8日に発売された2003年ツアーの写真集に掲載されたセットリストでは「その気」になっている。

歌詞では”その気”を連呼しており、その気になればいい、その気になって走りだせとリスナーをその気に誘いその気にさせるというキラキラの応援歌になっている。一応バンドサウンドだがシンセ・キーボードの音色が比較的曲を引っ張っている上に、アイドルポップ的な雰囲気が強い。極めつけに最後のサビ直前にTAKAYO!MAIKO!MIYU!MIZUHO!ZONE!と各自が名乗ってから4人で叫んでいるのでZONEの中でもアイドル要素が強い。ちょっとこのセンス21世紀にもなって古くないか?と思った。TAKAYOの最終参加曲がこれっていうのはちょっとな…。
★★★☆☆
2ndベスト『ura E~Complete B side Melodies~

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