実は購入直後の最初の再生の際にいきなり右の音がブツザザッとなって遠くなり、接触か?…とケーブルから外して再度つけて復帰という事があり、その後も時々右にノイズが乗る同様の症状が起こる事があった。いずれもケーブルから外して再度つけて復帰できていたので、修理に送ろうにも時々しか起こらない現象で修理の人が確認する段階で都合よく発動するはずもなく、再現性が難しくて異常なしで突き返されるのが関の山…という事と大半の時間は問題なかったのでそのまま使用していた。
しかしここに来て過去最高のブツザザッザザッとでかめのノイズで音が途切れた後の復帰からなんだか違和感が出てくるようになった。ボーカルが常に左に寄っているような…?
ZONEの解散ライブで一時騒音性難聴になって病院送りになって今年で早20年(マ、マジか…)、後年ほどライブ用耳栓導入など色々対策しながら行っていたライブだがそれまでも病院送りまでは行かずとも毎回の蓄積ダメージは計り知れず、2018年を最後に2019年はライブに行くのが途絶えてそのままライブ制限の世界に突入してすっかり行く習慣が無くなったのでそのままライブに行くのを完全に止めた(のでよほどのことが無い限りは『松任谷由実 Time machine tour Traveling through 45years』が生涯最後のライブになるのかもしれない)。そんなわけでライブ爆音でダメージを負う事からは遠ざかったが、それまでの蓄積ダメージと加齢でついに聴力に異常が生じたのかと焦るも、ひっくり返して聞いてみたらボーカルが右寄りになった。FW01、FD01で聞いてみたらボーカルが中央にいる。FW01に使っているケーブル鬼丸改をFW1500に装着してみたらボーカル左寄りだ。
よって聴力でもケーブル断線危機でもないFW1500の左イヤホン本体に生じている症状と確定。修理送り確定となった。
今回は電話もなく、無反応のまま修理が終わって送り返されてきた。
修理報告にはフィルターの目詰まりが原因と書かれており、本来は有償だが今回限り左右ユニットを交換した、とサービスしてあげたみたいな事が書いてあり、日頃から掃除しろみたいな事が書いてあった。
わずか8ヶ月で目詰まり?う~ん…なんだか釈然としないな…。2017年購入のFW01、2019年購入のFD01が未だ問題ない(時折掃除はしているがそろそろフィルターの網が弱ってて限界)のに、昨年12月購入のFW1500が目詰まりしてた…だと…!?前2機以上にこっちも時々優しくコシコシ(ゴシゴシではない破れるから)していたはずで目詰まりどころか汚れの付着なくて綺麗に見えたけどなぁ…。逆にFW01の若干もう網が凹んでいるような状態で何で左右バランス保たれてるんだよ…
そもそも購入時からのブツザザッからの遠ざかり→ケーブルつけ直して復帰って明らかにフィルター目詰まり由来じゃないでしょ。単に右が遠くなっただけだったらフィルターで納得するしかないけど、ブツザザッがあっただけに初期不良なのを騙し騙し使っていたのがついに限界を迎えて徐々に音が出なくなってきたという予想だったんだけどな。耳垢とか埃はないよなぁと思いながら綿棒でフィルターを軽めになぞって掃除してみた後の最終確認時の音の遠ざかり方がハンパじゃなかったので最後の最後に綿棒原因で目詰まりがさらに悪化していたのだろうか?それはそれでなんでそうなるんだ。綿棒でフィルター掃除ってスタンダードな手法では…。
本当にフィルターが原因なら規定通り有償で金をとるぞと電話してくればいいわけで、問題ない左までユニットごと交換なんてところまで超サービスするものなのか。サービス良すぎるのがなんか逆に…。修理依頼書に買った時から時々ノイズと音が遠ざかる症状があった件も書いていたので念のためユニット交換という事なのかもしれないが。
公式サイトの分解図によればこうなっていてイヤーピース以外はきっちり接着されているので接着を引っぺがしてこじ開けないと分解できない。「ユニット」に該当するのはドライバーケース+振動板なので分解してこの2つだけ交換したのだろうか。フィルター目詰まりを理由にしているのだからフィルターもいじっている(交換orクリーニング)はずだがピュリファイヤーというのまで一緒に交換されたのかは分からない。
今のところボーカルが中央に戻っているので問題なさそうだ。というか修理前のここ最近より音が良くなっているような…。当初のノイズが出る症状が振動板辺りが原因で生じていたならユニットごと交換されたので解決、それより奥の交換してなさそうなパーツ由来ならいずれまたブツザザッが発動するかもしれない。まだ油断はできない。ビクター運無いなぁ…。HR99に続いて2連続ハズレ機を引いてしまうとは。
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