君と世界が終わる日に 全10話

日本テレビ系『日曜ドラマ』22時30分枠。

Huluとの共同制作となっていて、お察しのとおりHuluに加入しないと最後まで楽しめないHulu商法が展開する。

Hulu限定のサブストーリー商法や最終回後の2回程度に分ける特別編商法ではなく、全10話はTVでもそのまま放送され、Hulu限定のサブストーリーも無く同じもののみ配信されている。しかし全10話はSeason 1扱いで、全10話終了直後からHuluで全6話のSeason 2を配信予定としている。最終回後の特別編商法を拡大して、半クールのシーズン2として繋ぐもう少し踏み込んだHulu商法となっている。




1話

自動車整備士として働く響(竹内涼真)は高校弓道部時代から恋人で現在は研修医となった来美(中条あやみ)と長く同棲していたがプロポーズを決意。分かりやすいところに指輪を隠していたため来美もそれに気づき、帰宅後のプロポーズを双方楽しみに待っていたある日、バイクで通行していたトンネルが崩壊。響は4日間トンネル内に閉じ込められてしまう。持っていた弁当で生き延びて自力で掘り起こして脱出した響だったが、4日ぶりの世界はゴーストタウン化していた。

職場に行くと社長がゾンビのようになっていて襲ってきたので何とか脱出。自宅で婚約指輪を回収するも来美は姿を消しており、外にゾンビではなさそうなバイク便の去っていく姿を見た響がそれを追いかけると逃げ遅れた者たちが立てこもっている消防署だった。

ここで高校時代の同級生で警官になっていた等々力(笠松将)と上司の本郷(大谷亮平)と一般人7名が生き残っていた。突如流行りだして噛まれた者はゾンビ化するという。

避難所の高校からの連絡が途絶え、先行して様子を見に行ったバイク便の吾妻(鈴之助)も戻らないのと消防署もゾンビの群れによりバリケードが倒壊寸前のため、一行は自力で高校を目指すことに。高校は既に廃墟状態となっていて避難所として機能していなかった。この高校では来美の勤めている病院が救護をしていた形跡があり、静寂の中で保健室で来美の白衣が発見されるも死体は無いためまだ生きていると信じる響。一方でトイレに向かった佳奈恵(飯豊まりえ)が音のする方へ向かうとそこは体育館で避難民全員がゾンビ化しており、佳奈恵を発見すると一斉に襲い掛かってきた。

何とか全員で逃げ延びることに成功。高校に来る道中では助けようとした人が既にゾンビ化していてそうなっていたら迷わずやれやらなきゃやられると教え込まれたにも関わらず出来ない甘さを見せた響だったが、新たに装備した弓矢一式で弓道部の実力を見せつけザックザクゾンビを仕留める。それでも吾妻のゾンビ化していた姿には迷いを見せるが意を決して仕留めた。

最後にはようやくどこかからの無線をキャッチして来美と会話し生きていることを確信するも来美は来美でゾンビに囲まれた救急車の中で危機に陥っていたところで次回へ続く。

同級生の等々力はなぜか響を信用できない、裏切る奴だと異様に警戒しているが理由は明かされず。4日間閉じ込められていたのも嘘じゃないかと疑っていると言って上司の本郷も呆れていたが一体何があったのか。響は警戒されるような心当たりがあったり、申し訳ないと思ってそうな負い目があったりするそぶりも見せてないけど。

態度の悪い等々力よりも、少々来美来美言い過ぎて独断行動に走るところはあれど、基本まっすぐでみんなに料理も振る舞い、今回だけでも危機を脱するファインプレイを何度も見せた響の方が一般人の信頼は既に勝ち取ってそう。

全員がゾンビになるわけではなく、響の職場でも保健室でも死んだままになっている犠牲者も一定数いて動き出す気配が無かった。全員が全員ゾンビ化するわけではないのだろうか。というか噛まれたレベルだとゾンビになるけど、喰われたレベルで殺害された者はゾンビ起動せずにそのまま死ぬ設定なのかな…。またゾンビにしても一撃で仕留めて動かなくなるのもいれば、仕留めても起き上がるしつこいのもいる…とムラがあった。

2012年の『好好!キョンシーガール~東京電視台戦記~』、2014年の『セーラーゾンビ』とか2010年代前半にテレ東深夜、2019年にはテレ朝で前後編のSPドラマとして『ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ』とかあったけど、まさか今このタイミングで深夜じゃないところでゾンビドラマを堂々やるとは…。設定上、「噛まれたらゾンビになる」それを「感染」と称するわけなので、よくまあやれたなぁと。まあテロリストが病原菌ウイルスばらまくぞ的なドラマの方が正直このご時世ではやりにくくて、ここまでSFだとOKなのかもしれないけど。

2話

宇和島(笹野高史)がいつの間にかゾンビに噛まれていた。隠し通していた宇和島だったが徐々に体調が悪化、さらに血に引き寄せられてゾンビが集まり出したのでついにバレてしまう。

響の修理で車2台が使用可能になり、本郷(大谷亮平)と甲本(マキタスポーツ)はガソリン調達のために別行動していたが、宇和島の件が発覚したため残っていた一行は一旦近くの施設に避難。施設はゾンビ達が隔離された状態で放棄されていたためひとまず居座るが、宇和島をゾンビ化する前に殺すべきだという等々力と反論できない残りメンバー、真っ向から命を捨てておけないと青いことを言う響で意見がまとまらず、等々力はいざとなったら響が宇和島を始末しろとナイフを渡す。

ワクチンがあるかもしれないなどと不確かな情報で宇和島に安易に希望を与えてしまうなどどうにも覚悟が足りない響は宇和島が叫び声を挙げ始めてヤバい段階でも始末を躊躇。等々力はさらに強く責め立てる。宇和島も宇和島でワクチンなんて嘘だろう!と激昂するが落ち着きを取り戻し、生きたいという正直な欲求を語り出し、響も静かに受け止めた。響が覚悟を決められない中で宇和島の方が心情を整理・吐露したことで最後に成すべき道を冷静に見出し、最後は隔離されていたゾンビ群が突破して追いかけてくる中で、あくまで宇和島を連れて一緒に逃げようとする響を突き放して行け!と告げ、最後に役に立たせろと最前線に立って盾となった宇和島。結局ゾンビ化する前に群れに殺される事態となり、響も落ち込んだが、一行が賛同して宇和島を殺していたら後悔していたのでそれを避けられたのは響の選択のおかげだった、と佳奈恵(飯豊まりえ)が告げる。確かにこの後どうなったかを考えると駐屯地たどり着けないわけでワクチン入手もできなかっただろうから、誰かが手を下すより宇和島が自分から盾になってくれた方が双方納得の終わり方ではあった。

一方で来美は自衛隊に救助されて駐屯地へ運ばれている最中に道路上に出没したゾンビにビビった運転手がハンドル操作を派手に誤ったために交通事故を起こしてしまい、この衝撃で来美に懐いていた少女愛奈(新津ちせ)の兄の勝利(田中奏生)が串刺しになる大けがを負ってしまう。自衛隊の女医も同行していたため、研修医の来美も手伝う事になるも実戦経験が無く苦戦。それでもなんとか緊急手術に成功して、生還して駐屯地へと保護された。

本郷と甲本はガソリン調達後に、勝利の手術中で勝利の血に呼び寄せられて集結してくるゾンビと戦っている自衛隊一行と遭遇。甲本は車に戻り、そのまま車中で震えて合流を待ち、本郷は助太刀として参戦。駐屯地の情報を聞き、さらに来美とも遭遇したのでもしかして彼女が響の彼女なのではないかと当たりをつけるが…。

合流後に本郷はその事を告げようとしたが下手に希望を持たせるのも悪いと思ったのかついたら話すとして、自衛隊に聞かされていた駐屯地へ向かい、到着をトランシーバーで報告しながら前進していたが唐突に銃撃されて本郷一撃キル。一体何が起きたのか分からまいまま次回へ続く。

どうもこのドラマ、ニアミスしまくっているのに会えない2人というのを前面に押し出して引っ張るつもりっぽいので簡単に合流できないか…。なんかテロリスト集団だの新たな集団が出てくるみたいだし。それにしても通じないトランシーバーに向けて2人が同時刻に聞こえてないのになんか通じ合っている事を語りかけているとかロマンチックなシーンに時間割きすぎて話が進まないのがなぁ…。

3話

自衛隊駐屯地にたどり着いたらいきなり本郷が銃殺されてしまった。自衛隊員が出てきたが話を聞かずに咄嗟に発砲する等々力、響もヤバいと判断して一瞬で逃亡の判断を下して等々力ごと車に放り込んで逃走。

自衛隊ではテロ集団の襲撃に遭って隊員が1人死亡、先に攻撃したのはあちらの方だったと虚偽の報告がされて、次に見つけたらテロリストとして処刑が許可されてしまう。当然現場に同行した隊員からの最初の報告を聞いた隊員は報告が書き換えられていると疑いを持っていたが…。

3日後、自力で横浜を目指して逃走を続ける一行はスタジアムへ到達。何故か人気女優の中越美亜(芳根京子)が助けを求めて飛び出してきたが保護。施設内は食料もあってシャワーも使用可能だったので警戒しつつくつろぐ一行だったが、本郷がいなくなった事でリーダー格となった等々力の冷たい態度、何か負い目があるのか等々力に対して強く反論できない響の姿勢に業を煮やした佳奈恵がその場を離れてしまいそのすきに謎の刀集団が出現。佳奈恵を人質に銃をよこせと刀で脅してきた。

美亜は彼らに助けられたが刀で武装して威圧的になった集団に嫌気がさしているようで、恋人がこの地にいるので頻繁に会いに来ていたが恋人がゴーレム化、殺せずに拘束してそのままになっている事を明かす。疑いを抱いていたが美亜を信じた響達は銃が2つあるのを刀集団が知らない事を悟って脅し返して佳奈恵を救おうとするが…。結局美亜が完全に敵だった事で作戦は全部筒抜け、見事に追い詰められてしまい次回へ続く。

来美の検査結果に何かを見出した首藤は来美を特別扱いし始める。来美は外の調査への同行を許可されて外へ向かっていくが…。

刀集団とか面倒なのが出てきて物語が一直線ではなくなってきてしまい、ここからは真実も小出しになってきそう。とりあえずゾンビではなく「ゴーレム」と呼ぶらしいという事と、ゴーレムウイルスであり、ワクチンを開発(元に戻すのではなく、噛まれても感染しないという役割のワクチン)、来美の検査データは一部の数値が振り切れており、首藤によれば「最後の希望」という事くらいで。

また回想シーンは2人のいちゃつきだけではなく、弓道部で親友だった等々力と響が初めて描かれた。

4話

中越美亜の裏切りで捕まってしまった響たち。同時に電気系統が故障したので響は修理ができると言って監視付で修理に向かい、とっとと修理すると見張りを倒して救出・脱出の機を伺うために行動を開始。ここぞとばかりにあいつは裏切ると主張する等々力と信じる他のメンバーは徐々に溝を決定的に深めていく。

一方で来美は自衛隊と共に移動、電気系統の故障により発生していた煙を見て周辺偵察を開始するが、1人出遅れただけで刀集団に一瞬で拉致されてしまう。すぐに同行せずに留まった来美もどうかと思うが、自衛隊員も一瞬で目を離し過ぎだろ…。連行されてきた来美と修理へ向かう響はニアミスですれ違うがお互い気づかず。

刀集団は拉致した来美を保護していた生き残りの一般人のオジサンのケガの治療を依頼するなど前回は見せなかった仲間意識を見せ始める。響が逃走中に遭遇した一般人は刀集団を信頼しており、響は刀集団にも守るべきものを守るための活動理念があると判断。来美もけが人のオジサンから事情を聞いていて、元々彼らは最初の感染者として隔離され、大半は感染していなかったのに実験材料にされ、最終的に見捨てられ、刀集団は生き残った一般人を守るために武装したという。

響は早々にリーダーの坪井(小久保寿人)と遭遇して説得を開始。すぐに殺されはせず、時間さえあればもう少し合意点を探れそうだったが、自衛隊というより首藤が来美保護を最優先にした命令を下したため、自衛隊が突入を開始して有耶無耶に。

信用できない、保護している連中も状況さえ変われば裏切ると主張していた坪井だったが、自衛隊突入の報に一般人相手にも全員で逃げるぞと頼もしいリーダーシップを発揮(ただし響の仲間たちは眼中になく放置)、ゴーレムを解き放って時間稼ぎしながら逃走を開始。

美亜はわざわざ響は裏切ったなどとメンバーを煽りにやってきていたが、彼氏を見捨てられない!と居残り、ゴーレム化した彼氏の話は本当で響が遭遇して殺害しようとしたゴーレムを殺さないでくれと懇願。響は殺さずにゴーレムを拘束するに留めてあげるが、美亜はそのまま居残って襲撃され、ゴーレム化した彼氏に殺される道を選んで退場。なんか感動話風にしていたが、裏切り方が豪快だっただけにこれだけで感情移入できるほどのキャラでもなく、こんなゲストキャラクターにそんな時間かけられても…

来美は避難中に女の子から響の婚約指輪を渡されたことから逃げているという男が響と確信。しかしゴーレムも自衛隊も迫っており、そのまま保護されて連れ戻されてしまう。刀集団の行方は不明のまま(公式の人物相関図に載っている刀集団3人のうち死んだのは美亜だけで、2人は生存扱い)。

響は美亜からゴーレムは炎に弱いと聞いてメンバー全員との脱出に成功するが、撤収していく自衛隊を発見して本郷への復讐心から等々力が背後から弓矢で射貫いて自衛官を殺害。またしてもテロリスト認定されるような真似をしたことで、逃走はできたが、ついに自衛隊の現場隊員レベルでもあいつらはテロリスト認定されてしまった。響はブチ切れて等々力を殴りつける。等々力はもう限界だと主張してメンバーにどっちへついていくか決めろと迫る。響は自ら抜けると宣言してとっとと去るが…。

1人で泣き崩れていた響は単身襲われそうになるが、当然等々力についていく者など1人もおらず、メンバー全員が響の元へ駆けつけた。等々力は1人になってしまうが、来美が残していたメッセージを発見。暗躍の気配が…。

そして自衛隊では響たちをテロリストに仕立てたのは首藤ではないかと問い詰めてきた自衛官三角(金井勇太)を首藤が毒殺。首藤は響と過去に何か関わりがあるようで響は邪魔だが、来美は特別視していてワクチン生成に必要という事らしい。どうも少年時代に死んだ響の父を診た医者が首藤だったようで…。

5話

結月(横溝菜帆)の喘息の薬が底をついたため病院を漁る一行だったが自衛隊が根こそぎ回収しているため手に入らない。港の船に一旦落ち着き、響とミンジュン(キム・ジェヒョン)だけで改めて別の病院を探しに行くことに。その道中で記者2名と一緒に横浜から来たという狛江(長谷川朝晴)は結月の父親で紹子(安藤玉恵)の夫だと名乗り出る。彼に船の居場所を伝えて4人は病院へ。

病院では薬は確保できたが自衛隊が回収に訪れておりドンパチ&残されていたゴーレムでサバイバル決戦に。記者2名はおとしなくしてろと言われていたがおとなしくしていなかったのか響が戻った際には既にゴーレムの食料となっていた。さらに発砲してきてミンジュンの腕付近にかすり傷を負わせた自衛隊員は直後にゴーレムに襲撃されて助けてくれ!と訴えるが、響は迷いの末にどうしようもなく撤退。

現地には首藤の右腕として働いていたジアン(玄理)も来ていて、ここでミンジュンと再会。分かりやすく示唆されていた通りにやはり2人は姉弟だった。お互い驚くが横浜へ逃げろとだけ言い残して響には首藤が邪魔に思っているという理由で敵意を向けてくるジアン。ミンジュンは探していた姉の変貌っぷりに落胆して信頼する響と共に逃走。ジアンも報告はせずに見逃しはしてくれた。

先に到着していた狛江だが、紹子も結月も様子がおかしく、案の定とっくに離婚していたDVストーキング野郎だったと発覚。しかし一行がそれを把握するより前にゴーレムが潜伏しているであろう船に昭子が誘い込んで狛江は噛まれてしまいゴーレム化まったなしになっていた。DV野郎だったのでこれしかなかったと言う紹子だったが、結月はやったのは実は自分だ、母を守るために殺すしかなかったと言い出す。殺人行為だともめ出す一行だったが、響も正しい判断が分からないと言うと責任は取るとして狛江と2人きりに。

ゴーレム化する前に元々の性格のヤバさからナイフで特攻してきたというのもあるが、響は完全にゴーレム化する前に狛江を絞め殺し、みんなには彼はゴーレム化したと言い放ち、消えない心の傷を負いながらもついに横浜へ…。

しかし記者2人が横浜は無事だと言っていたにも関わらず封鎖されたゲートの向こうにはゴーレム化した人々が…。逃げ場がないと悟った一行は結局唯一の安全地帯である駐屯地を目指すと決意して次回へ続く。

一方で1人になった等々力は駐屯地にいる来美の元に自衛隊員の服装で出現すると響は死んだと告げる。放心状態となった来美はそのままフラフラと彷徨い始め、頼まれていた負傷者の自衛官のチェックを放棄したためこの自衛官がゴーレム化して一騒動に。

そして等々力はあっさり確保されてしまったが、首藤に脅されて嘘を言ったと告白。響死亡ショックで飛び降りようとした来美は自衛官に確保されたが、首藤はこの状況を利用してゴーレム化した愛奈(新津ちせ)を見せるとこうなったのはお前の責任だと来美を追い込む。すべてを忘れて医療に邁進すべきだと自身が妻を失った後の喪失感を例に出しながら来美の精神を追い込み、加えて来美には特殊な遺伝子があると発見された事を伝えると来美はワクチン開発の実験台として使われることを了承。

等々力が何故か自衛隊員の姿であっさり侵入できてしまっていたことや、駐屯地到着後に全く出番が無くなっていた愛奈が唐突に出てきたと思ったらゴーレム化してしまうなど、首藤に利用された以上に物語の進行のために余った登場人物を利用した感が漂ってしまいけっこう強引だった。愛奈が襲われている様子は無かっただけにまさかそこまで首藤がやらせたんじゃないよな…。

6話

駐屯地を目指すことにした響ら一行だったが何故か船で遭難しているところからスタート。なんでも船で移動した方が早いと判断して先日までいた港に戻って出港したはいいが燃料を確認していなかったので燃料切れになったという。そのまま運よく猿ノ島へ漂着するとそこには人数を減らしながらも生き延びていた坪井(小久保寿人)ら刀集団と一般人の生き残りが生活していた。彼らもまた重傷を負っていた一般人の老人の経過が思わしくなく、利害が一致した双方は滞在を許すと同時に駐屯地への潜入作戦を行う事を決定。

船で駐屯地近くまで向かってそこからは戦時中の防空壕を使った地下通路が駐屯地まで通じているという潜入展開にありがちな設定がテンプレート状態のまま提示され潜入にはあっさり成功。しかし響を始末したい首藤は響を誘導するように自衛隊を操っていた。
目的の薬は奪取した響と坪井。しかしどういうわけか薬が保管している部屋で拘束されていたはずの愛奈が佳奈恵に襲い掛かってきたので響が即座に殺害。隠れていた兄の勝利は復讐心を漲らせる。つーか拘束解いてたのお前か?お前だろ?これが後に来美にも伝えられ、来美はそのテロリストを必ず殺す!と宣言するという知らずにお互い憎しみ合う展開へと繋がっていくがちょっと持っていくために展開が無理やり過ぎないか。拘束が解かれてたのは何故なんだよ…。

一方で来美は前回ラストで遅れた治験でほぼ意識不明の朦朧とした状態(気を失ってはいなくて目も開いているが意識はない状態)になっていた。よりによってこんなジャストタイミングで等々力も脱出を図っており、意識のない来美を無理やり引きずってどこかへと逃げようというトチ狂った行動に。そのまま何故か暗闇の部屋を「潮のにおいがするから外に通じているかもしれない」という理由で進行した等々力だが自衛隊のトップで首藤に邪魔と判断されて今回の間に消されてゴーレム化していた牛込(神保悟志)に遭遇したところで確保されてしまう。追いかけてきた響も暗闇の中で手を握ったところで確保されてしまった。

首藤は響の前に姿を見せ、ハエが邪魔だったから追い払ったなどと響を目の敵にしている事を告げるが理由は全く分からない。ただ響も死んだ母の主治医だったことは覚えていたがそれでハエ扱いされるのは繋がらない様子。佳奈恵とミンジュンが助けに戻って電気系統を破壊したので焦った首藤は牛込ゴーレムだけ解き放って退散し、この隙に2人が駆けつけて響は助かるもまだ留まり周辺を彷徨う。すると遭遇したのは響が子供の頃に死んだはずの母・琴子(臼田あさ美)だった。唖然とする響で次回へ続く。

正式には明かされなかったが、首藤がそもそも何らかの研究過程でゴーレム化するウイルスを生み出してしまった元凶っぽい事が示唆された。ワクチンが保管されているかのような冷凍室もあの様子だと別のナニカが入っているっぽいし、首藤がこれだと本当に世界滅亡ENDかこれ…?

島にたどり着く特急展開はいいにしても、ただでさえ唐突にゴーレム化させられた愛奈が響に殺されるというのはとことん舞台装置として利用された感が…。等々力も同様で逃げようとするタイミングも行動もあまりにも舞台装置すぎた。実際ラストシーンでは貴様どうやってテロリストと連絡を取っていたァァァァ!!!とムチで叩かれながら拷問されてたけどまあ普通にそう思われるジャストタイミングだったもんね。

7話

少年時代に死んだはずの母・琴子がゴーレム化して拘束されていたのを発見した響は動揺して拘束を解くが襲い掛かれそうになったので逃走。動揺して取り乱していたところに島に残っていたはずの首藤の元部下だった御前崎(宇野祥平)がいつの間にか駆けつけていて薬で眠らせて連れ帰っていった。

逃走中のミンジュンと佳奈恵は愛奈の復讐に燃える兄の勝利と追いかけてきた来美の襲撃に遭い、ミンジュンが来美の一撃で負傷。何とか膠着状態に持ち込んで脱出には成功したが、響が拘束を解いてしまったため彷徨っていた琴子の襲撃に遭い、ミンジュンが噛まれてしまう。なんとか致命傷を負わされる前に琴子を殺害したものの、ミンジュンがゴーレム化待ったなしになってしまった。

島に帰還後、御前崎は首藤が使用した未認可の遺伝子治療のウイルスベクターを投与した結果、琴子が犠牲者第1号となりゴーレム化したと説明。何故今になってゴーレムウイルスが広まったのかの理由は不明だという。ミンジュンは琴子を殺してしまった事を泣いて詫びるが自身が噛まれていたために響もそれどころじゃなくなる。そもそも響が来美を見た気がすると言うだけで余計に現地に留まったせいでこうなったために責任を強く痛感。

そしてミンジュンの姉ジアン(玄理)がつけてきていて、響が投降すればミンジュンのワクチンを渡すと交換条件をつきつける。ミンジュン助けたければ投降しろ!って姉が言うにはなんか交換条件になっていない気がするが…。御前崎とジアンはかつての知り合いで、御前崎はワクチンが完成しているのか問うがジアンにも確証はなくあるかどうかは分からないが首藤を信じていると言う事で不穏な気配が…。

投降した響だが自衛隊内でも首藤派&テロリスト即殺派が多く危うく射殺されそうになる。慌ててジアンが駆けつけ首藤が大事にしている冷凍システムの前へ連れていく。ジアンはミンジュンを助けるために自分を撃ち抜いて脅したことにして逃走しろと告げ、実は全部独断だった。作戦大雑把すぎるだろ…自衛隊が暴走して投降した響を瞬殺してたらどうしてたんだお前。しかしジアンは信頼されてなかったのか冷凍システム認証にはじかれてしまった。響は仕方なく電気系統を破壊して冷凍システムを使用不能にして慌てて駆けつけた首藤に自ら開けさせると同時に取り乱している首藤をぶっ飛ばして中身を強奪しようとするが…中には謎の物体が保存されているのみ。

唖然とする響・ジアン。発狂してて何も言わない首藤。ジアンはひとまず治療薬の試作品を渡して響は逃走。そこに最早舞台装置要員と化している等々力が首藤に来美の監視員として再雇用されており、響が生きている事を知られないよう命じられていたので邪魔になる響の足止めに登場。ミンジュンが噛まれて大変なんだと主張する響に等々力はもう来美の事はいいのか、お前はそういうやつだ来美も捨てて逃げるのかと今それどころじゃない事で難癖つけてきた。最早来美しか見えていない来美脳と化していて本当にそれどころじゃない。響は無言で退散し、等々力も立ち尽くす。公式のネタバレあらすじにも省略されてしまうどうでもいいくだりに…。

ただこの時に等々力は「お前のいなかった半年」と来美がどれだけ苦しんだかを突きつけるために言っていたんだけどこの「半年」とは?響がトンネル崩壊に巻き込まれて脱出するまで4日、そしたら世界がゴーレムパニックになっていてそこから現在まで数週間程度のはずでドラマ開始から1ヵ月も経過してないと思うんだけど…。実は描かれていないところで移動に日数を費やしていたとか、すぐに行動したように見えていたけど各地に長期滞在していたみたいな事もあるかもしれないがそれでも半年は経っている感じはしない。ただ刀集団が語っていた仲間たちが実験台にされたという話は響がトンネル崩壊に巻き込まれるより遥か前、世間的には平穏に思われていた時期から始まっていないとおかしいが、それ以前に響が脱出するまでの4日間が本当に4日間だったのかも怪しくなってきた(響のトンネル内の4日間が外の半年近くに該当するとか)。

その後、自衛隊員の銃撃で腹部を撃たれた響は治療薬の一部を破壊されてしまうが何とか残りを持ち帰って帰還。しかし治療薬に効果はなく、最後は夕陽を眺めながら最後のありがとうトーク、初期メンバー集合で悲しみながらゴーレム化したミンジュンを響が介錯してミンジュン退場。ミンジュンが死んだ原因は女が刺したからだと佳奈恵経由で甲本(マキタスポーツ)から聞かされた響はその女=来美と知らずに復讐に燃えることとなり、こうして互いに知らずに憎しみ合う事に。

ジアンが改めて首藤にワクチンはないのか尋ねるも首藤は笑うのみ。冷静に戻った首藤は来美を呼び出してもし響が生きていたらどうするか問うが来美はもう愛していないと告げて首藤に毒されまくりで全面戦争待ったなしのまま次回へ続く。

けっこうザクザク死んできて出たばかりの琴子まで速攻退場し、決死の治療薬も意味なしと容赦ない展開。ここまで来ると治療の研究なんてしていないとかそういうレベルになってくるのかこれ…?

8話

ジアンはさすがにごまかしきれなかったらしく首藤により投獄されていた。冷凍システムの中身はダメになってしまったらしいが正体は不明で首藤も明かさない。ジアンの前では冷静だが、やはり首藤のショックは大きく様子がおかしく、悲しみに暮れる首藤に何故か抱き着いて寄り添う来美。なんか当初はちょっと甘さもある研修医程度だったのに、ズレが決定的になってきてやることなすこと間違ったことばかり。挙句の果てには等々力にまでなびき始める始末。良くも悪くも響の生還を信じて強くあり続けるところにアイデンティティーがあったのにそれすら捨てて首藤を盲信、等々力になびくのでは最早このヒロイン不快でしかなくなってくるぞ…。当初全く入り込む余地がなくむしろ邪魔になるかと思われた佳奈恵の響への片思いもなんかこの展開ならありなんじゃないかと思えてきた。

腹部を撃たれたはずの響は御前崎にちょっと治療を受けただけで驚愕の全開。ミンジュンの復讐に燃える響一行は確実にダークサイドに染まっていき、刀集団とも正式に協力を約束。冷静に見える響だったが、むしろ響が最も復讐に染まっており、厳しい表情。

一方で駐屯地にもゴーレムが出没するようになり、自衛隊は等々力らも含めて一般人にも武装させるようになり、次なる安全地帯の調査を開始。等々力も調子よく殊勝な態度を見せ始め、仲間を殺されて恨んでいた自衛隊員にも誠実な態度を見せて響らのいる島へやってくる。等々力は勝ち目はないから島を明け渡せと一方的に要求してきたのでブチきれる響。この際に前回謎だった「半年」の話が出てきてどうやら失踪した父を探しに半年間姿を消していた過去があったようだ。

そして応援に駆け付けた自衛隊に混ざって妹の復讐に燃える兄の勝利がこっそり潜入し銃を持ちだしていて…とこの時点で自衛隊がザルすぎるが、なんと紹子(安藤玉恵)と遭遇して昭子を銃撃してしまいまたしても復讐案件を増やしてしまう。しかも昭子も腕を撃たれたのに意識不明の重体になってしまう始末。佳奈恵が逃げる勝利の足を矢で撃ち抜いたので来美も復讐案件が増え…と復讐の連鎖で完全にゴーレム蚊帳の外人間同士の戦争物語になってしまった。

なお刀集団一行は仲間を傷つける奴は誰だろうとぶっ殺すとまで言い切り復讐と怒りに染まる響を見切って逃走。響に対してお前はヤバい、ゴーレムと同じ目をしている、もう戻れないぞ、俺はあんたとは違うと強烈な言葉を残すほど。意外とこっちのが冷静だった。

御前崎は元々刀集団とは距離を置いて1人でいたところに響たちがあてがわれていたので刀集団よりも自然と響一行寄りで行動していたため居残って冷静に戦う相手を間違っている、それは報復でしかないと冷静に告げるが、響と甲本と佳奈恵しか戦力が無いのに一行は自衛隊に戦いを挑むという決断を下してしまう。

こうして復讐VS復讐の戦争となり、その最中ついに「女」を目撃した響はお前がやったのか!と背後から告げるが返事が無く躊躇なく矢で撃ち抜く相手は来美だった。響の声で硬直していて反応が送れた来美は響!と叫んで振り返った途端に撃ち抜かれる事に。ここまで来美がかなりズレていて酷かったのでなんか見ている方としてはショックが薄い…。

なんかもうメチャクチャになってきた。とりあえず復讐の連鎖には決着がつきそうではあるけど…。響が高校から持ち出した矢が何故か何発撃っても全く減らない∞の矢Infinite arrowであるのは初期からネタ要素だったが、ミンジュン亡き今第2戦力、狙撃手ポジションのようになった佳奈恵もいつの間にか矢を習得してて使いこなしてるし、どんだけ自動増殖、自動補足できるんだあの∞の矢Infinite arrow

9話

来美を撃ってしまった討ってしまった響は呆然自失になりつつもスッと登場した御前崎が仲介役となり、自衛隊員のところまで響が来美を運んで連れていかせる。これにて膠着状態はクリア。拘束中のジアンが首藤の命令で処置を施すが、こんな大量出血していて助かるはずがないという。しかしあっさり助かるどころかピンピンして普通に動き回り始めるゾンビのような来美。首藤は謎のワクチンを駐屯地に残る一般人にも打ち始めどんどん怪しい実験場状態に。

また自衛隊員の桑田(浅香航大)は膠着状態の際の佳奈恵との会話(いつもそっちから攻撃してきたじゃないかという主張と、響が裏に回り込んでいてミンジュン亡き今、オッサンと若い女の2人だけで等々力を盾にするというどう見てもテロリストに見えない2人だけで張り合おうとしてくる様子、そもそもに本郷が死亡した際の状況にも不自然さを感じていた事も相まって駐屯地サイドへの疑惑を深めていく。また佳奈恵の主張に対して人質のはずの等々力が「その通りだ!」とさりげに同意して誤解を解こうとしているところもちゃっかりしていた。本郷の無念を1番感じていたのはコイツだったしな…。

放心状態となっていた響の前に勝利が妹を殺されたと主張してナイフ片手に特攻してくる。いやお前何で島に残ってんだよ。お前がケガさせられたからみんなヒートアップして戦闘モードになってたのに来美重傷で忘れ去られたのかよ!悲しすぎるな!

自暴自棄で殺せと無抵抗で言い出す響だったがここでもまたスッと登場に定評のある御前崎がスッと登場して勝利を阻止。勝利もあっさり崩れ落ちて復讐の連鎖はこれにて停止。さらに優しく受け入れられた事で態度も氷解していく(自分が撃った昭子から食事を提供されたため)。

桑田は部下の沢(堀家一希)と疑念を共有しようとするも当初から仲間を撃ったテロリストという認識が強く聞き入れられず、独自に本郷事件を調査して別の隊員から情報を聞き出そうとしていたところ、沢が桑田を反逆者として首藤に密告したため既に他の隊員は首藤の手に落ちていて拘束されそうになってしまう。咄嗟に飛び降りて逃亡を図った桑田は単身で島にやってきて響たちへ投降&謝罪。首藤の異常さに離脱してきたことや来美が無事だったようだという情報も説明。勝利・桑田と一気に仲間が増えた…と思ったら等々力も拘束されてまだこっちにいた。お前も忘れ去られて置いていかれたのかい…。等々力も来美に響が死んだと言っていた事などを告白し態度を軟化させる。

昭子が敗血症で容体が悪化抗生剤を入手するために勝利が自らを人質として交渉すべきだと名乗り出て自分が証拠を撃ったから責任があると思いを激白。今度こそ復讐の連鎖を止めて団結した一行は交渉作戦を開始するが桑田がまず沢と交渉。その後響が医師も必要だとして交渉人として出てきたのは首藤の計画通りに回復した来美だった。冷静に交渉し合う2人だが案の定来美の方は動揺しまくり。沢が有能だったらすぐに異変に気付くレベル。

駐屯地ではワクチンを接種した人々の様子がおかしくなり始めゴーレム化の兆候が見え始める。さすがの来美も疑念を抱いてジアンの元へ。勘違い勢が続々目覚めていく中で未だ周回遅れな来美はジアンにも「ようやく来たわね」「やっと首藤に疑念を抱いた」と評される始末。冷凍システムの中身について話を聞いて首藤を問い詰めるが首藤が見せたそのモノに来美は戦慄して…とこの正体は明かさずに最終回まで引き延ばし。冷凍システムの中身はダメになったとされているのにまだそのまま保存されており、中身を見せた首藤は「私のすべてだった」として響を許さないという。最終回まで明かさないつもりでもここまで来たらもうあのパターンしかないよな…。

一方その頃、御前崎は昭子の夫が遺していたメモに緊急シェルター、73.4という文字を発見。同時期に刀集団はFM73.4を受信し、「希望の家」なる生き残りを探しているシェルターからの呼びかけ放送に気づいた。

翌朝、異変が生じていたワクチン接種者が全員ゴーレム化する中、異変に気付かずにノコノコ交渉に出向いてきた沢、来美ら。沢は約束を破り先に勝利を受け渡すように要求し、仲間を使って響を殺そうと画策していたが、戦力増強した響一行には銃を持った桑田・等々力と弓を持った佳奈恵が先回りして全員制圧していたので沢も抑え込むことに成功。しかし何故かこの様子に悲痛な表情浮かべ始めた来美は一緒に帰ろうと手を差し出す響を無視して落ちていた銃で響を狙撃して最終回へ続く。

ジアンに冷凍システムの中身をダメにされてもう響への復讐しか考えてないと断言されていた首藤だが、システム破壊されるより前から両親の件もあって響を意識して嫌がらせを繰り返しており、あまり今とやっている事が変わらない。むしろ本気で復讐を考えているならもっと直接的な行動に出てもおかしくないのにやってる事が前とさほど変わっていないのがなんだかなぁ…。

復讐の連鎖が一気に停止してイライラ勢、勘違い勢、裏切り勢とも和解、一挙味方となって団結した中で、来美が最期までまあやってくれる。あくまですれ違いの切ないラブストーリーを貫くつもりのようだけど、ヒロイン好感度がマイナスに振り切れて久しくどこまでマイナスに振り切るつもりなのかという状態になってしまった。これならいっそもう洗脳されてて操られているいわゆるシャドームーン状態(古い)くらいの方がマシだった。

10話

容赦なく響を撃った来美。銃弾は頬を掠め、ショックを受ける響に「首藤教授のおかげで目が覚めた」「首藤教授のために働く」「貴方はもう必要じゃない」と言い放つ来美。後に理由が明かされたところで言い訳不可能な愚行であり、一部で狂美呼ばわりされているのも納得な狂いっぷり。

直後、一部自衛隊員が突如ゴーレム化して同僚を襲撃し始めた。桑田・等々力が即座にゴーレム化した自衛隊員を射殺するが、沢以外は全員死亡、沢は来美を連れて逃亡してしまう。抗生剤は手に入ったので昭子の容態も落ち着き、桑田が首藤がワクチンと称した駐屯地の連中に打たせていたもので集団感染が起きたとしか考えられないと推測するなどサクサク理解が進む響一行。来美が完全に洗脳されていると考えた一行は「希望の家」の話も出てきたので駐屯地にもう用はなく、「希望の家」を目指すことを決断。「希望の家」が指定していたのが12月4日に港に集合でこれは明日だった。これまだ年内の話だったの…?

1度はみんなに説得された響だったが来美をあきらめきれず、察して待っていた等々力のみに1人去る事を告げて現地に乗り込んでいくことに。ただし翌朝等々力はみんなに告げず、桑田が出ていくときに偶然出くわしたと言って出ていったことを説明。実は桑田と響は無線で繋がっており、「希望の家」の船が安全っぽいのを確認した後に桑田がそれを明かして響は無線で一行に別れを告げる。

ていうか桑田の頼もしさとそれに続く戦力として使える事から誰も気にしてないが、前回からのドサクサで裏切り者の交渉用人質要員だったはずの等々力がちゃっかり仲間に復帰しててすっかり仲間顔して混ざっているのがなんかじわじわ来る。それでもなんだかんだ好感度は低いので刀集団を発見すると単独行動に走って刀集団と接触して一行の前からは姿を消したが、刀集団と一緒に動き始めた姿を見るまで一行も気にしてないし…。

武装「弓」だけで駐屯地に乗り込んだ響だが既に死体の山&ゴーレムだらけになっていた。生き残っていた沢に捕まった響は何故かジアンの元へ案内され、ジアンから改めて首藤について知っている事を聞かされる。同時に首藤が前回来美に説明していた事も明かされ、冷凍システムの中身は案の定首藤の病死した妻で、妻を蘇らせるためにゴーレムウイルスの研究を進め、来美のゴーレム化への抵抗遺伝子を同時に投与すれば復活するはずだったという。ホントかよ…。そんでダメになって許さないから来美に殺せと命じるって自分でやれや…。

沢は響を首藤の元に連れていくと銃撃されてダウン。首藤は2人を殺し合わせようと画策していた。首藤は全員にゴーレムウイルスを投与したわけではなく、一部の避難民は拘束して人質としており、彼らの命と引き換えに響殺害を約束させられていた事が判明。響は全てを見抜いており、自分を殺してもいいと来美への理解を示すが、逆に追い詰められた来美は殺すこともできず自身の行いを悔いて崩れ落ちる。追い込む首藤、来美の腕を取った響は自らに強引にナイフを突き立てグリグリ。なんか美しい感じに終わりそうだったので首藤はこんなんじゃないと駄々をこねはじめ、スプリンクラーで血をまいてゴーレムを呼び寄せて2人まとめて始末しようとしてきた。

そこに回復途中の昭子、結月・勝利の未成年勢を除く刀集団まで加わった味方御一行が救助に到着。等々力は刀集団に自衛隊に既に隊員は残っておらず、武器が取り放題で武器は全部やるから手助けしろという条件で協力を取り付けていたらしい。いや確か刀集団は登場当初から武器よこせばかり言ってたけど、そんなに武器好きか?もう残ってるの3人だけじゃないか。

首藤は妻の遺体を抱えて逃げていたが、さっき撃ち殺したはずの沢への銃撃が甘かったらしく、ゴーレム化して復活して追いかけてきた沢に足をかまれてしまうというマヌケな末路に。意識を喪失しても恨みが深かったのか、撃たれても襲い掛かってくるゴーレム沢の姿はなんか今までのゴーレムよりガッツがあったような…。

来美と等々力に支えられて首藤に追いついた響だったが、首藤の銃撃で響をかばった等々力が撃たれてしまう。弾がつきて響が首藤を絞め殺そうとするが途中で断念。首藤は愛する人を失えばお前もこうなると同意を求めるが、来美が響がそんな悲しませることはしないとバッサリ。特に致命傷は与えられていなかったはずだが燃え尽きてしまったのか首藤はこれにて事切れてしまう。

直後に来美は首藤が足を噛まれているのを発見。ゴーレム化し始める(早くね?)首藤を撃ち殺そうとする来美を制止した響は来美から銃を奪って自らの手で首藤を殺害してTHE END。

例によってけっこう自らナイフで腹部をえぐっていたはずの響はちょっとお腹押さえているだけでピンピン動き回れるほど回復、等々力も佳奈恵がジアンに教わったという治療の練習レベルの治療であっさり復帰、ジアンもちゃっかり助け出されていて全員で島に戻り、少なくとも味方になった勢は最後に死ぬことは無く全員生存END。結月の喘息があるため、より安全な場所を求めて昭子・結月親子のみ当初の予定通りに「希望の家」の迎えの船に乗船、その他何人かの生き残りと共に迎え入れられたところで終了した。

全部終わっての感想

途中から人間同士の争いになってしまったのと、来美の行動言動が何もかも間違いだらけになり、好感度を激しく下げていってしまったため、切ないを通り越してしまった。これは響が来美と最後まで離れ離れになる話の都合とはいえちょっと苦しかった。一部で言われた狂美呼ばわりも当然というくらい愚行に次ぐ愚行だった。

首藤の目的は妻の黄泉がえりと明確だったが響に執着していた理由が後半は冷凍システムを破壊されたからなのはいいとしてそれ以前もかなり目の敵にして嫌がらせを繰り返していたので、動機が大きく変わった割に行動の違いがハッキリしてなかったのは気になった。響が少年時代に病死した母親を実験台としてゴーレム化して捕獲していたのと、それを追うために父親が失踪しているのと関係があったようだが父親の登場はHulu限定のSeason2からになるし、母親が何故実験材料になっていたのかも詳しくは明かされなかったのでもう1つはっきりしないまま。どちらかというと冷凍システム破壊までは響ではなく響の両親との因縁を理由に近づけたくなかった感じだったがそれだけにしては随分態度がアレ母親利用してたなら少しは申し訳なく思えよというかなんで恨んでるレベルの嫌がらせしてくるの?案件だったので、明確に苦しめて殺してやると殺意を向けてきた後半と結局やってる事そんなに変わらないんだよなぁ…。

特に本郷をいきなり銃殺した際は響が同行している事にもまだ気づいてなくてその後に映像を見て首藤はこんな偶然があるとは…と響に気づいているので本郷を殺して一行をテロリストに仕立てようとした時点では”響一行を”テロリストに仕立てるのではなく、とりあえず後追いでやってきた銃を持っている一行をテロリストに仕立てようとしただけ、その中にたまたま響がいた(こんな偶然)という事だったはず。その後は来美が抵抗遺伝子を持っているのに気づいて来美を使って妻蘇りへの手がかりをつかんだ感じだったので、来美が恋人だと言っている響にやってこられて来美を連れていかれると困る。来美を手元に置いておきそそのかして自由に実験材料にするために響を遠ざけようとしていたなら分かるんだけど、何故か首藤は乗り込んできた響に挑発行為を繰り返してゴーレムの餌にして殺そうとした挙句に口を滑らせて響の母親の存在まで示唆。この頃には首藤はちょっと邪魔になった自衛隊員を続々ゴーレムの餌にしてゴーレム化させるという方法で始末していたので響も同様に邪魔だからいっそ殺しちゃえとなっていてノリノリで楽しくなってしまっていたのだろうか。それで殺し損ねて逃げられた挙句に完全に響からラスボス認定されて冷凍システム破壊されたなら自業自得だわな…。

とりあえずミンジュンの死を最後にして味方になった仲間は全員生存で完結といえば完結。残った謎も多いので続きはHuluで商法としてバランスは良かったかなと。それこそ秋元案件ドラマの方が続編も無いのに投げて終わるからな…。

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