前々回、そして前回レポートしたEX-HR99不具合の件の続報である。
前回修理センターではどうしようもないファームウェアの問題であるため、1ヵ月はかかるとなった最終期限3月1日を迎えた。18時受付終了で17時を回ってきたのでそろそろこっちから電話をかけるかと電話を取りに行った瞬間に電話が来ていてかけなおすという無駄な手間を経てようやくたどり着いた返答は…。
さらに2週間待ち…。
ファームウェアを更新するためのソフトウェアは中国からお取り寄せであり、新コロ騒動と春節とやらで中国側からの対応が遅れておりようやく不具合修正に挑む準備が整ったというところで作業にもう2週間という事らしい。あれれ~?中国さん新コロ抑えたんじゃなかったのかな~?
最早修理担当の人はメッセンジャー状態であり、上からの報告を報告しているだけであるが、部品取り寄せとかいう次元ではなく、ファームウェア更新のためのソフトウェアだかなんだかを取り寄せてエンジニアだかプログラマーだか知らないが作業するのはそっちの人たちで、現場の修理担当の人はメッセンジャー…「修理」とは果たして何なのか、これも時代の流れなのか。
正直もっとやる気ないかと思っていたのでちゃんと不具合を確認し、向き合って修正作業を試みているらしいことには安心した。
また
最初の修理後
・ランダムに音飛び、途切れる
→たぶん解決
・ランダムにカウントが不整脈みたいに不規則になる
→未解決
・カウントが進んでいるのに再生が数秒~10秒程度遅れる事がある
→解決
・25秒の無音トラックが35秒再生される
→解決
・40秒前後を越える無音が続くとその後の音声が再生されない
→未解決
・ノンストップCDの曲間が必ず途切れる(シームレス再生不可になる)
→新症状
最初の修理(ファームウェア更新)によって生じた本末転倒な新症状であった「ノンストップCDの曲間が必ず途切れる(シームレス再生不可になる)」はこの1ヶ月の間に新たなファームウェアが出来上がって解決したという。1ヵ月前の話ではファームウェアを元に戻したらこの症状が消えた=ファームウェア更新が原因、という話だった。念のために40秒無音問題を解決できたとしてそれでまたノンストップCDが死にましたとかマヌケな話にはならないですよね?と確認したところ、シームレス再生不可になる問題に対しては新しいファームウェアが出来て直ったと。
残りのCDで起こる40秒無音問題等が解決しておらず、これに向けてファームウェアの更新作業を試みている段階だとのこと。どうやら送付したCDで症状を確認しながらちゃんと作業しているようで、これならば戻ってきた時に直ってないじゃないかという前回の二の舞は回避されそうだ。
ただまだどうなるか分からない、ひとまず2週間という事。一応念のためにあと2週間挑んでダメでしたあきらめてくださいという事は無く修正に向けて挑み続けるつもりはあるのかも聞いてみたところ、挑むつもりのようで一安心した次第である。
正直もう返品するのかどうなのかの話し合いに移行する事になるか、無理でしたメドも立ちませんとなってじゃあどうしてくれるんだという話になる覚悟でいたので(それくらい最初の顛末がアレだったので)、ここに来てちゃんと本気で対応しているようなのは良かった。
というわけで本日36歳を迎えたが春の訪れはまだ先のようだ。
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