ゆるキャン△2 スペシャル+1~2話

2021年春『木ドラ24』枠。2020年冬『木ドラ25』枠で放送された『ゆるキャン△』の続編。アニメ版のシーズン2が2021年冬に放送されており、クロスする形でドラマ版の2期が始まる流れとなった。

同枠ではなく『木ドラ25』枠から『木ドラ24』枠へ移動。また放送開始に先駆けた月曜(3月29日)の23時から1時間のSPドラマとして『ゆるキャン△スペシャル』が放送された。1期の総集編ではなく実質初回SPで、アニメ版シーズン2の1,2話分をSPで消化する内容となっていた。

主題歌枠はOPのH△Gが外れ、EDだったLONGMANがOPへ移動して新曲「Hello Youth」が起用され、EDは新たに門脇更紗「わすれものをしないように」が起用された。




ゆるキャン△スペシャル

アニメ版の1~2話の内容を1時間SPにした感じ。クリキャンの後、年越しソロキャンプに向かうリン(福原遥)、郵便配達バイトに励むなでしこ(大原優乃)、初日の出を見に集結する千秋(田辺桃子)、あおい(箭内夢菜)、鳥羽先生(土村芳)、新たに登場したあおいの妹あかり(西澤愛菜)と、それぞれの様子がのんびり描かれた。アニメ版では1話前半で中学時代のリンの初キャンプオリジナルエピソードがあったがドラマでは当然それはないので、その分だけ10分近く長くなっているはずだが進んだところは2話までで同じだったのでアニメよりじっくりやっていた印象。

夜叉神峠に冬山登山に来ていてリンにお茶をくれたお姉さんと再会する下りではアニメ版では1度店を出た後に母の話を思い出して2階の茶屋に行く流れだったが、ドラマ版ではお姉さんと再会するより前にお茶の多さに困ったリンが母に直接電話してその最中に聞かされたため一旦出るくだりはなし。

初日の出の光景などはさすが実写といったところではあったが、リンが見ていた海からの日の出はともかく、千秋らが見ていた身延からの日の出も千秋が勘違いしていてすっかり上がりきった後だったダイヤモンド富士の日の出もスッキリとした晴れではなく薄~く雲がかかったモヤッとした光景だったのは惜しかった。前作はどれもドンピシャで綺麗な晴れだったが…。

実写ならではというところではまあやっぱアニメと違って普通に1年経ってるよねっていう。作中クリキャンから数日後設定なのに全員ますます大人っぽくなって女子大生度が増しているし、特に斉藤さん(志田彩良)が謎にほのかに色っぽく(大人っぽく)なっていたり、なでしこはちょっと顔がスッキリ痩せたような…。

あとリンのバイト先の本屋、リンの家の中、斉藤の部屋、千秋のバイト先の酒屋(の外)など原作アニメでは普通に出てくるがドラマでは登場しなかった場所が続々登場。リンは基本図書室、斉藤は犬との散歩コース、野クル勢は部室か校庭に置き換えたり端折って乗り切れたが今回は冬休みから話が始まる、バイトで資金稼ぎする場面が前より多い、リンの家族も出てくるというのもあってさすがに端折れないという事情もあるだろうけど、全体に予算が増えた感じもあった。

LONGMANのOPは前作EDが奇跡の名曲だったのに対して一応青春振り返る系の要素は残しつつも青春真っ盛りなノリの元気アップテンポになってしまったので、前作のような儚い感じが無くなってしまった。EDの方はアニメEDの静かな雰囲気に寄せてきた(アコースティック系)感じで今回はちょっと外したかな…。

1話

というわけでスペシャルのそのままの続編。自宅周辺が凍結したため1月1日に帰るはずが3日まで帰れなくなるところから始まるというスペシャル知らずに1話から見ると激しく途中からになってるぞこれ…。最初に1泊したキャンプ場は3000円を超える料金だったが、次に移動したキャンプ場はなんと400円ちょっと。さらになでしこが1日早く祖母の家に行くので泊まらないかと誘われたため最後の1泊はなでしこ祖母宅に決定。先にキャンプ場入りして場所を確保したリンは付近を散策して浜辺でのんびり読書+近場のホテルの温泉でのんびりして日の入りを眺めた後キャンプ場に戻り就寝。翌日お土産のいちご大福を経由してなでしこと合流し、なでしこ(の父)の奢りで4100円もするうな重(大)を食してなでしこの祖母の家へ。そこでなでしこの引っ越し前の親友アヤちゃんこと綾乃(石井杏奈)が登場したところでおしまい。

アニメ版3話とスタートも内容も同じでドラマで加えられたような展開も無かったがアニメ版は翌日のリン帰路まで一気に行ったのにアニメ版3話の半分までしか話が進まなかった。随所でややゆったりした展開になっていたのとうなぎに割と時間をかけていたためだろうか。でもこのくらいの方がのんびりした味わいがあって良かったかも。

昨年重度の魚アレルギーを公表した大原優乃。煙でもダメだそうで、ウナギも当然ダメっぽく、よく見るとなでしこがウナギを直接食べているカットは全く出ていなかった。食べているカットは全部リンだけで、なでしこもさらっとおいしいと言いながらお重を持ってモグモグしているカットは入れていて不自然にならないようにしていたが、なでしこの持っているお重にはうなぎらしき物体が一切見えず、同じ角度から映しているリンのお重からはウナギが見えているという状態。これは食べる前のお重を開けた瞬間からそうで、リンの方はうなぎが盛られているのが見えるんだけどなでしこの方は湯気は出ているんだけどうなぎが見えない(温かい米だけ盛っていた?)。元々なでしこが地元のウナギを奢るという流れでもあったのでリンが感動してうまいうまいと食べているのは不自然でもなんでもなく、さらに大食いのなでしこがリンが半分も食べてないうちに完食してスッカラカンというギャグへの流れも完璧。魚アレルギー公表が無ければまず変には思わない鮮やかな演出だった。

2話

綾乃とのんびり正月を過ごし、バイトで帰った綾乃と夜に展望台で再合流、翌日祖父が迎えに来て前半で正月話は終了。綾乃が太っていた昔のなでしこの写真を見せるくだりと特訓のために浜名湖一周したというシーンはどう再現するかと思ったら写真はCGで無理やり大原優乃を真ん丸顔に加工し、特訓シーンは桜も含めたイメージシーンとして現実の浜名湖は登場せずといった形で処理。元々そんなにシュッとした顔だちではないので太ってた感を出すために必要以上に丸く加工したんだろうけどさすがにやりすぎてて不自然だった…。

キャストが公開されていなかったリンの祖父は原作でも顔出しはこのタイミングだったそうだが、顔は一切出さずに会話のみで処理。この声を担当した渋くダンディーなボイスは明らかに聞き覚えがあるというかアニメと同じ声で…。エンディングクレジットにより大塚明夫が声の出演だったと明記され、アニメ・ドラマ唯一の同一キャストとなった。アニメ版の特典映像「あきキャン△」で本人バイクに乗って登場しているだけにドラマでも登場するならしてほしかったところではあるが…。次の登場回はさすがに顔出しNGのままでは無理そうだがどうするんだろうか。そもそもドラマは伊豆キャンまで詰め込むの不可能っぽいからやらないのか。

後半は学校も始まり日常へ。なでしこはバイト代が月末に振り込まれるのでいよいよあのガスランプを買うと意気込む(アニメ版同様にドラマ版でもラストシーンで既に購入済みの様子が出ているが時系列では両方とも2期より未来の設定だったのでまだ買ってない)。

ていうかよく考えたら月末にバイト代が入る=1月末に入るって事は3月に行った伊豆キャン以外は2期の話ほぼ全部1月中の話と思われるためバイト代でガスランプを買ったりソロキャンを目論むのではなく、バイト代が入る見込みなので安心して残りのお小遣いやお年玉を使ったというのが正確ななでしこの所持金の流れという事になるな。

というわけでアニメ4話の前半10分くらいまでで次回ガスランプ購入へ続く。

今期からエンディング後におまけ映像でやっている『へやキャン△』ではアニメでは1期4話でやっていた野クルでの初キャンプに向けて準備する流れの中で980円の夏用のシュラフしかないのでどう防寒するかという事になりプチプチ巻いたり段ボール巻いたりしているうちに千明が私はどこへ出荷されるんだ…というくだりを実写化。そういえばドラマ版ではこの部分は飛ばしていたんだった。

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