コンフィデンスマンJP 英雄編

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2022年1月14日公開。
2018年春クール月9ドラマ、2019年5月SPドラマ、同5月映画第1作『ロマンス編』、20年7月映画第2作『プリンセス編』に続く映画第3弾。

今回も主要キャスト、セミレギュラー勢は続投。

マルタ島が舞台となっているが、新コロの影響で海外ロケ不可能な状況となっていたため国内で撮影、現地風景が必要な場面は全てCG合成でマルタのように見せかけているとされている。

英雄と言われた伝説の詐欺師三代目ツチノコが他界。彼の元で腕を磨き、彼の元で出会ったダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)はツチノコの称号をかけて個人対決を行う事にしてマルタで期限内にいくら稼げるかを競う事に。現地の富豪ジェラール(城田優)と麗奈(生田絵梨花)の元にあるお宝を狙うダー子とボクちゃんはバッティングになりけん制し合うが、4代目ツチノコを追うインタポール捜査官マルセル真梨邑(瀬戸康史)、日本からダー子ら一味を追いかけてきた丹波刑事(松重豊)も迫っていた。さらに姿を見せないリチャードも暗躍しており…。

と、今回も騙し合いの連発。今回はダー子視点から始まり、ボクちゃん視点、リチャード視点と回想が繰り返され、追い込まれたところで真犯人視点で繰り返され、さらにもうひっくり返し…と相変わらず怒涛の展開。前作までの面々がチョイチョイ出てくるのも相変わらず楽しい。連ドラ初期は一緒に騙されていた事も多かったボクちゃんだったが回を追うごとに一緒に騙す側に回るようになっていたが今作では久々に騙されっぱなしパターン、全て掌の上かと思いきやオチで存在感を見せる三代目…と細かい部分も見逃せないところ。今回も存分に面白かったが、お約束的な展開で笑いを取りに行く場面も多いので、単独で見るとシリーズファン向けの要素は強いか。

前回のコックリ(関水渚)も再登場し相変わらずコックリ役の時だけ妙に存在感があるのは何故なのか(他のドラマに出てくると誰だか分からない)。

ジェシー役の三浦春馬、スタア役の竹内結子が前作撮影後に相次いで亡くなってしまったが、今作では2人も存命の設定で言及。冒頭で捜査の手が迫っているので2人とも姿を消していると言及され、終盤ではダー子の協力者として暗躍して裏で手配してくれていた事になっていて、再度名前を出して言及していた。

★★★★☆

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