10月上旬、突発的に行ってきた。
当初はときがわ町で温泉でも入って帰るかくらいのノリでまずはときがわにある「丘の上のパン工房ARAI」でパンを購入。
丘の上とはいうがちょっと斜面の上にある程度で丘の上というほど丘ではない。プロパン食人(パンを食べるパン好きのプロの人の意味)がどう判定するかは分からないが、12時前後ですぐに無くなってしまう割と人気店で実際おいしい。
ここで天気と調子が良かったので去年からやろうと思ってやれていない東秩父からの秩父抜けやってしまうかという事で移動開始。
東秩父の道の駅にある蕎麦屋は6月に行ったのでその近くにある気になっていた個人経営の「そば処 奥沢」へ。古民家風の店で評判もいい知る人ぞ知る名店的な。
揚げ餅入りのおろしそばを注文。シンプルにうまい。古民家な店に田舎風景、そして熟練を感じさせる老夫婦経営…とこれだけの条件が揃えば外すことは無い。っていうか後継者いなさそうだし、これっていわゆる例のアレ、絶メシFOREVERってやつなのではないか。
そこから秩父への山道を抜ける。その道中にあるのが「彩の国ふれあい牧場」(秩父高原牧場)である。
といってもいわゆる観光地的な牧場とは違って県営で牛を育てている施設という感じなので、一応紹介の真新しい建物(無人で出入り自由)や動物と触れ合ったり見れるところもあるんだけどあまり大きな場所ではない。売店は全て土日しか営業していないので平日は閑散としており、しかもよく見るとソフトクリームもこの牧場のものではなく、他所の牧場(日高にある加藤牧場)のソフトクリームが売られていたりする。
一般的なイメージの観光地牧場を期待するとほぼ何も無いような場所だがここの醍醐味は圧巻の景色だろう。
埼玉県が一望できる絶景。筑波山っぽい山や東京方面にはスカイツリーらしき細長い高い建物のようなものも見えるほどである。素晴らしいロケーションだった。
「天空のポピー」会場になっていた場所を抜けて急坂を下ってしばらく走っていくと「道の駅みなの」の方に降りていき、近くにある「秩父川端温泉 梵の湯」へ。
ぬるっとした感触の温泉っぽい温泉だった。ただぬるっと感が明らかに内湯の方が強く、露天風呂がそうでもなかったのとそれに比例して露天風呂の方が塩素臭がやや強めに残っていたのが惜しいところか。
そのまま「道の駅 ちちぶ」の方まで抜けてあしがくぼ経由で帰還。紅葉はまだだったが、この時点でつい10日ほど前まで続いていた猛暑が去って季節の変わり目を感じるドライブになった。
なおパンは出番が無くなってしまったので翌日以降に食べた。
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