先日のスキーはハイシーズン並だったが、例年通りであればそこから1週間ちょっとで満開になっているはずの桜だが全く咲かないまま3月が過ぎ去ってしまった。ようやく咲き始めてからもかなり遅く、しかも悪天候続きとなってしまい、これは今年はダメなのでは…と思い始めた4月も10日を過ぎようかというタイミングでふいに満開最後のタイミング&快晴という奇跡の1日が訪れた。
今しかない行くしかない!という事で今年も「虎山の千本桜」へと向かう。
あまりにも開花が遅れたため、本来であれば終了どころかとっくに閉鎖しているであろう時期なのでツアー日程も組まれていなかったのか昨年大量に撮影していたコスプレイヤーの人たちがごっそりいなくなっていた。コスプレ用駐車場はそこそこ埋まっていたが、一般駐車場が常時満車と空きを行き来するギリギリだったのでコスプレ用駐車場にも一般を入れていたのだろうか。
逆にコスプレの人たちも大挙して来ていたら入れなかったかもしれない。ギリギリで駐車場に入れた。
晴れている。青が眩しく昨年とは全く違う爽やか風景だ。これが見たかった。今日を選んで良かった。
下から早速満開だったが、何故か今年は上も下も同時に満開。もう少し高さで差がつきそうなものだったが…。
ここが分かれ道で推奨ルートは右だが、昨年同様に地図の4→9へと直線で一気に登り詰める。5年ぶりスキーを成功させた今、運動不足の昨年よりも遥かに楽なはずだ…ぜ…?
登り始めのこの写真を最後にしばらく写真が途絶える。相変わらずゼーハーゼーハーいっていたらしい。
滝も去年より明るい。
昨年コスプレの人たちが多かった頂上付近だが今年は全くいないので駐車場の混雑に反してガラガラだった。撮影映えするだろうに1組もいないって何故だろうと思っていたら和装の女性とカメラ持った男性が1組だけ歩いていたのに遭遇。ツアーではなく天候を見てスケジュールを合わせて個人で急遽来たのかもしれない。そういう人たちが他に見当たらなかったのは相変わらず謎だが。
快晴だと見上げた桜も凄く良い。一般的な桜並木だと見上げたり見下げたりはないのでここは特別な空間だ。雲の無いスッキリ快晴で最良すぎたのでちょっともう今年以上は無いんじゃないだろうか。
この時期は近くの「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」もにぎわっており、6月に食べた「すきふね」も外まで人が溢れ、近くにある10月に食べた「そば処 奥沢」に至っては13時ちょっと回っただけで売り切れました表示。
昼飯はあきらめるとして見上げてみると展望台へのルートの生い茂っていた草木が伐採されて視界が開けているのが気になったので行ってみる。
閉鎖されていた展望台ルートのうちの1本が開通しており、封鎖されていた展望台も開放されていた。最初に来た2022年11月の時点で閉鎖されていて、2023年6月でもそのまま放置されていて工事を進めている様子も無かったが、この10ヶ月の間に整備が進んだらしい。t
ただ展望台横から急階段で一気に駐車場へと通じていると思われたもう1つのルートは破棄されたようで完全に柵で封鎖されてしまい無かった事になっていた。
生い茂っていた木々がスッキリした事で展望台らしい絶景スポットへと変わっていた。しかし何故か下は賑わっているのにここには誰もいない。しばらく前述のように肝心の展望台が封鎖されている上、隙間から景色を見るようなビミョーな空間だったので道の駅としてもあまり積極的に案内しておらず、周知されていないのだろうか。
良き春の日。辛く長い暑い夏を生き残ってまた秋に。
なお昼飯運(?)は果てしなく悪く、この後ときがわの蕎麦屋を攻めようと寄り道したところ、そこも売り切れ御免、うどん屋は思いっきり定休日…と外し続け、結局「来来亭」の炒飯&餃子をやけ食いするという風情も何もない結末となった。
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